Wikipediaによりますと、
第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となるパルム・ドールの受賞を果たした。第92回アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を受賞した。非英語作品(英: Foreign-Language Film)の作品賞受賞は史上初めてのことである。また、アカデミー作品賞とカンヌの最高賞を同時に受賞した作品は『マーティ』(1955年)以来、65年ぶり…
とのことで、まぁすごい映画なのは存じてましたけど、観る気はありませんでした。
これもWikiからの引用ですけど、ブラックコメディスリラー映画とのこと。苦手~
アマプラで無料で見られる今ですら手が伸びず、そんな私も昨日は本当に見るものがなくて、じゃあ仕方なく見るか、みたいな。
で、感想ですけど、前半と後半でぜんっぜん雰囲気が違う。
前半はコメディで、「なんだ、面白いじゃん、ドタバタコメディーと言ってくれればもっと早く見たのに」ぐらいな気持ちでした。一家4人、半地下で貧乏暮らしなんですけど、揃いも揃って詐欺まがいのことが上手で、こんなに頭がいいなら別の方面にアタマ使えよ、みたいな乾いた笑いを誘う。見たことのある俳優さん・女優さん多数で気楽に鑑賞。
問題は後半ですよ。詐欺がバレそうになり、様相は一変してスリラーに。いくら名作でも、苦手なものは苦手なんだな、と認識した一作となりました…
階級社会をあぶり出したとか言われてますけど、そういうタイプの韓国映画の良作は他にもいっぱいありますよね。正直、グローバルにここまでウケた理由私にはわかりかねました。すみません。
あ、もちろん途中で退屈するとかの駄作ではありませんよ。そこは声を大にして。途中でちょっと休憩したけど、最後まで夢中で鑑賞しました。有名な賞をたくさん受賞しているから評価が辛くなっているだけです。
チェ・ウシク氏が見違えるほどカッコよくなっていてびっくりしました。昔から応援していたパク・ソダムちゃんが世界的にビッグなタイトルの映画で活躍してくれたのも嬉しい。そんなんで、☆4つ。