海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

Missナイト & Missデイ ★★★★★☆☆

これは良かったですねー。久々に楽しいドラマ体験となりました。いや~なんだかここのところ何を見ても続かなかったのでねぇ。

 

主人公ミジンは20代なのに、ある日を境に、お日さまが出ている時間帯は50代に変身してしまう特異体質(?)に。チョン・ウジンさんは初見ですが、パッと見普通っぽいところが好感が持てました。歌手だそうで、カラオケとかクラブで踊るシーンはファンサービスなんだろなー。

 

で、昼間におばさんに変身しちゃう、そのおばさんはイ・ジョンウンですよ。見るとついつい引き込まれてしまう女優さんっていますけど、間違いなくそのおひとりです。

 

20代のミジンは30歳目前なのにいまだに公務員浪人をしています。何度チャレンジしてもうまくいかない。ところが50代になったとたん、シニア枠のインターンにトップ合格。憧れの検察庁で働く切符を手に入れます。

 

身分証などをどうするかが気になりますよね。実はミジンの叔母、スンは20年前に失踪しており、おそらくは亡くなっているだろうけどその事実を受け入れられないミジンの母が届けを出さないままにしています。叔母の身分を借りることで社会生活を送るわけなんですね。

 

その叔母だけでなく、20年前には不可解な失踪事件が続きました。それが第二のストーリの軸となります。基本コメディなのに、事件はいろいろ怖すぎです…

 

検察庁には兵役代わりの社会奉仕にアイドルのコ・ウォンがいます。彼が二番手君。いろいろあっておばさんのスンに好意を寄せる。

 

さて一番手君はというと、チェ・ジニョク演じるケ・ジウン。彼の母も20年前の失踪事件に関係がある模様…

 

基本コメディですっごく面白かったんですけど、欲を言えばジウンのカリスマ性がよくわからなかったですねー。仕事一筋の冷徹人間がミジン(そしてスン)と関わることで変わっていくんだけど、カリスマを感じさせるシーン、ありましたっけ?こういうところだけが韓国ドラマ手抜きだよなー。

 

まぁ3割がイ・ジョンウンさんのオンステージ、ミジンとジウンのラブが3割、残りが失踪事件とコ・ウォンとの絡みと親友の逸話と家族のシーン、といったところでしょうか。

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事件が解決してめでたしめでたしの最終回はラブだけでとたんにつまらなくドラマがありますけど、最終回も良かったです。20代のミジンは失敗人生ですから、そこを何とかしてあげないとね。

 

 

哲仁王后 〜俺がクイーン!? ★★★★★☆☆

チョルインワンフ、と読むそうです。

 

朝鮮王朝25代目の哲宗(チョルジョン)に嫁いだ王妃が主人公。

哲宗は本来ならば王になれるほどの血筋ではなく、実際農夫だったようですが、運命のいたずらにより王に。実権はなく操り人形だったというのが現代における評価のようです。

王妃は実家の繁栄のために嫁いだだけで、特別王を盛り立てようとするようなことはせず、むしろ政治に関わらないよう生きた人物だった模様。

 

このような史実を、めいっぱいの想像の翼を広げてファンタジーに仕上げる、そう、それが韓国ドラマってもんですよ。

 

現代を生きるシェフ、ボンファン(男性です!)がひょんなことからタイムスリップし、なんと目覚めたら婚礼直前の哲仁王后(結婚前はキム・ソヨン)になっていた!

…というめちゃくちゃな設定ですが、これが面白いんです。

演技の上手さでは言うことなしのシン・ヘソンが、ボンファンの魂が乗り移る前のソヨン、乗り移った男勝りな王妃、徐々にソヨンの記憶も混じっていくボンファン+ソヨンのハイブリッド、を演じわけてます。ヘソンが演じたのでなければそれほど面白いドラマにはならなかったでしょうねー。

 

哲宗を演じたのは「愛の不時着」で北朝鮮に逃げる詐欺師を演じたキム・ジョンヒョン。評判良かったみたいですが私は彼のことは最後まであまり好きになれず。しかもこのドラマでの二番手君は今をときめくナ・イヌですから、このキャスト、二番手君に王が食われてしまうような気がして観てました。

 

ところがですよ、このキム・ジョンヒョンがすごく良かった。

 

どうあがいてもナ・イヌの方が顔が良くて背が高くてすらりとしているんですけど、ボーっとしたお顔立ちの王、実は元農夫の裏の顔があって、そんな彼が王になってしまって苦悩する、深みのあるキャラクター。

 

元々ソヨンは王を慕う楚々とした女性で、正直男性には重いタイプでした。王もあからさまに側室となる女性の方をひいきしてた。しかしボンファンが乗り移ってからは王の気を引こうとするのは止め、(というか元来プレイボーイなので王と夜を共にするなんてまっぴらなので)「どーぞどーぞ今夜は側室のところへ行ってください」みたいなノリとなり、そうなるとあまのじゃくなもので、王は王妃が気になって仕方がなくなるんですよね。

 

女性の逆転劇が面白さの1つ。別の鑑賞ポイントは、衣装。

時代劇の王妃の衣装って原色ばっかりのイメージでしたが、パステル調だったり、チマやリボンや飾りの色合わせが(洋服のセンスとはと違って)対比する色を使っていたり、とにかく王妃が着替える度にため息が出るほど綺麗な衣装のオンパレードでした。

 

とはいえ星が5つなのは、その長さ。いや~、長かったですねー。歴史モノが苦手な私は正直半分以下でも十分だったのではという気がしてしまいます。要は魂が昔の王妃にタイムスリップして戻ってくるまでの物語ですからね。

 

共演者陣でお気に入りは王妃のお付き、ホン・ヨンを演じたチェ・ソウンさん。「気象庁の人々」にも出ていて、特別美人という感じでもないんだけど表情がいいんですよね、出てくると目が行ってしまう。

 

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しかしまぁ、史実をここまでファンタジーにしてしまうのはすごいですよね。

【米・映画】マネーボール ネタバレあり

2011年公開、実話に基づく野球界を舞台とした映画です。

公開当時見たのですが、Netflixで見つけてエンディング曲とともに懐かしく、再視聴しました。

 

13年前の映画ですが、アスレチックスが躍進し20連勝したのは2002年とのことなので、携帯電話とか時代の雰囲気がいろいろ懐かしいです。

 

好きなシーンはいくつかありますが、一番好きなのは、ビリーとアシスタントのピーターが同じ部屋にいて、続きの部屋に秘書さんがいて、敵である他のチームとトレード合戦をするシーン。秘書さんが「4番に〇〇」「2番に〇〇」と電話をつなぐのですが、その掛け合いが職人技。ビリーとピーターもそれぞれ自分の役割をプロフェッショナルに果たしてるんだけど、秘書さんもまたプロフェッショナルなんだよね。

昔は代表電話番号のほかに、末尾をずらしたいくつかの番号があって、それぞれが2番、3番、4番みたいに固定電話で割り当てられていた。それを大部屋で「〇〇さーん、〇番に〇〇からお電話です」みたいに取次ぎするんだけど、あれは慣れるまでは難しかったな。

 

次に好きなシーンは最初の方のシーンで、ビリーがピーターに「お前は誰だ?」と聞くシーン。ピーターは自分の価値(統計から分析する力)を分かってないから、聞かれても「ピータ・ブラントです」って答えるだけなんだよね。でもビリーは「重役たちが意見に耳を傾けてるお前は一体全体何者なんだ?」っていう意味で聞いてる。しまいには「誰の甥っ子だ?」とか。これは韓国ドラマでよくある「おい、コネ入社!」と同じニュアンスなんだけど、さらに一ひねりあるわけです。

 

ちなみに夫が好きだと言うシーンも紹介すると、ピーターが監督だか誰だかに「お前の意見もビリーと一緒なのか?」と聞かれ、「100%」と答えるシーンが好きだそうです。

 

 

 

 

【米・映画】ヒルビリー・エレジー

「サイコだけど大丈夫」を見ていたのですが、途中で脱落。

このドラマが悪いわけではなく、なんだかもう韓ドラはお腹がいっぱいで箸が上がらなくなったというか。

 

で、たまたまオススメで上がってきたアメリカ映画、ヒルビリー・エレジーの短い広告に引き込まれてしまって視聴。

 

最近カマラ・ハリスの子ども時代を描いた絵本をオーディブルで聴いたので(ちなみにこれも良かった)、米大統領選に絡むコンテンツの連続視聴ということになります。たまたまなのかアルゴリズムが私の好みをそう弾き出したのか世間的にそうなのか不明ですけど。

 

そう、この映画はトランプさんが副大統領に氏名したことで一躍有名になったJDヴァンス氏の自叙伝の映画化です。ラスト・ベルト (Rust Belt) の、問題のある家庭で育ち、海軍を経てイェール大学ロースクールへ。

 

3世代にわたる貧困から抜け出すことに成功したわけですが、問題の筆頭は母親のドラッグ。成功をつかみかけている息子の足をひっぱるシーンから映画は始まります。

 

そこから回想シーンとなり、彼は子どものころから、いや、その前の世代から連綿と受け継がれた貧困・不健康な食生活・高額な医療費・身近に存在するドラッグ等々、アメリカに巣食う問題に晒され続け、いつ道を踏み外してもおかしくない状態で成長してきたことがわかります。

 

とはいえ画面全体が明るく、自然豊かで、思ったより悲壮感はないです(まぁ最後に成功するとわかっていますしね)。

それに、しょーもない母親には違いありませんが、楽しいことが好きな、魅力的な人物でもあります。

あとおばあさんがカッコイイ。堕落した娘と一緒にいたら、大事な孫まで道を踏みはずすと思った時の行動力がすごいです。

 

--------------------ネタバレ--------------------

 

 

アメリカの問題はどれもこれも根深く、食生活もドラッグも、自分で何とかしようともがいてもどこにも打開策がないように見える。関数電卓を祖母に買ってもらうあたりから事態が好転していったように描かれていますが、私的に印象的だったのは、JDがお皿を洗い、ゴミを出すシーンです。どうにもこうにも行き詰ってしまった時って意外とそういう小さなことからほどけていくような気が、個人的にしますので。

 

映画の後は実在の人物のフォトショットで締めくくられるのですが、それぞれを演じた役者さんたちが、あまりにソックリで驚きました。ここまで似せるのってすごいこだわりだよなー。

 

たまにはアメリカ映画もいいですね。勇気をもらえる。

チャングムの誓い 36話~40話 ネタばれしまくり

この回はよっぽど縁があるのか、それとも私のアンテナが反応するのか、数年おきにふと見かけては引き込まれ、そして感想を書きたくなる回です。

 

王妃は流産の後、ちっとも体調が回復しない。優秀な医女であるヨルイを差し置いて見習いでしかないチャングムは、捉えるのが難しいとされる散脈ではないかと見立てる。散脈は出産前に現れる脈で、もしそうだとすると双子の一人がまだ体内にいる可能性が出てくる。で、結論から言うとチャングムの見立て通りとなり、針治療にて王妃はみるみる回復する。昔、チャングムがスラッカンでも優秀だったことを思い出した王妃、チャングムが昔の競い合いで作った蕎麦粉のおつまみを夜食に食べたいと言い出す。クミョンの作った夜食を断り、結果、ヨルイだけでなくクミョンをも敵に回すことに。

 

大妃は大妃で老衰からくる体調不良。王との確執で(というか、チェ一族の陰謀で王と大妃は仲たがい)治療を拒む。チャングムは謎かけを出す。大妃が答えることができれば治療を拒んでいただいて結構、自身も重罪として罰を受ける。だがもし答えることができなければ治療を受ける、という賭けを持ちかける。この辺り、千夜一夜物語を彷彿とさせる。身分は低いが賢い女性の象徴である。その謎かけ、とある人物を当てるクイズで、その者は奴婢のようでもあり皆から尊敬される存在でもある。その者が健在なうちはこの世は安泰、だが居なくなると洪水に沈む、さてその者とは。

この答えは「母」である。宮廷中、答えがわかるものがおらず、皆が謎かけに夢中となる中、クミョンがふと答えに気づく。チェ尚宮に耳打ちし、大妃に答えが伝わる。しかし大妃は治療を受けると言い出す。答えが間違っていたのではない。この謎かけは、母が子を想う心、子が母を想う心を思い出させる謎かけとなっており、謎かけに正答してもしなくても、治療を受けようと大妃に思わせる仕掛けとなっているのである。

 

前後して、チャングムのことが心配でたまらないヨンセンが醤庫で祈りをささげるシーンが入る。醤庫は亡くなった、ヨンセンにとって母親代わりのチョン尚宮ゆかりの場所であり、ヨンセンを知る人物にとっては彼女がなぜそこで祈りを捧げるのか納得がいくのだが、知らない者にとっては奇妙な行動にしか映らない。側室でありながら王がさっぱり通ってこないヨンセンは、尚宮たちのもの笑いの種であるが、ヨンセンはそれはちっとも気にならない。しかし、王とすれ違った時、全く気づいてもらえず、さすがのヨンセンも凹む。

 

さて治療が始まるも、大妃は脚気に効く食材が全て嫌いで受け付けない。チャングムヨンセンのキッチンを借りてこっそりと丸薬づくりをする。大妃が嫌いなニンニクと米糠の丸薬であるが、匂いは全くせず、お菓子のように食べやすいので大妃は進んで口にする。一方クミョンの献立には箸もつけない。

 

ヨンセンと楽しく丸薬づくりをするシーンは醤庫で祈りを捧げるシーンと並んで私の好きなシーンの一つである。

 

というような前段があっての、疫病パンデミック事件である。以前も書いたので略すが、チャングムは周囲から反感を買いまくっているので村の封鎖を教えてもらえず、疫病の村に一人取り残されることに。

 

今回視聴して新たに思ったのは、ヨルイやクミョンチャングムを疎ましく思う気持ちはわかるが、その他の者たちもチャングムをのけ者にする恐ろしさである。

 

そんな中、ミン・ジョンホは(いつもは冷静な彼にしては珍しく取り乱して)チャングムを命がけで助けに来る。(まぁそれは恋愛ドラマなので当たり前として)、私が注目するのはまたしてもチョ・チボク。彼は双子流産事件の時もチャングムを庇う。ちょっと頭の弱いキャラとして周囲からはまともに相手にされておらず、集団イジメに加わらなくても誰も気にしないという不思議な立ち位置なのである。

 

あと今回改めて気づいたことは、チャングムが夜食を作るシーンである。久々に料理に腕を振るい、とても楽しそうなチャングム。一方、クミョンにしてみれば上手く作って当然の自分の任務である。ちっとも楽しそうでない上に、部外者であるチャングムが久々に作ったおつまみに負けてしまうのである。クミョンはチェ一族として生まれた時から運命が決まっており、いくら彼らの方針が間違っていようとも自分ではどうすることもできない。憧れのミン・ジョンホは柱の蔭から姿を見るだけでいいと思っていたのに、なんとチャングムと仲が良さそうである。敵キャラながらもやりきれない。クミョンは一体全体どうやって生きればいいのか。子供時代はよきお姉さんで、チャングムヨンセンに松の実に松葉を挿すコツを伝授したりしていた。良心が残っているからよけいに辛そうなクミョンが可哀想だなと思った今回でした。

涙の女王 ★★★★★☆☆

夫の会社の福利厚生に、(非常にマズイことに)ネットフリックスが導入され、夫が見ていない時間帯は自由に見られることに。

 

で、久々に最新作に触れる機会を得たわけで、とりあえず「涙の女王」をば。

(最新作でもないか…ま、AbemaTVで5年10年前のドラマを普段は見ているもので)

 

んんんー、これは私の問題だと思うんだけど、あまりハマれませんでした。まぁ1日1話という健全なスピードで進められたのは良かった。

 

決してつまらないわけではないです。今をときめく一流の俳優陣と海外ロケということを鑑みれば星7つクラスのドラマだと思うのですが、ここ最近韓流の見過ぎでちょっとやそっとじゃ感動しなくなってしまった?いや、かと思うと昔のドラマのワンシーンで涙腺が崩壊してしまうこともあり、年齢的なものなのか…

 

内容ですが、すっかり倦怠期に陥ってしまった夫婦、妻が余命宣告され、愛を取り戻す…と書いてしまうと完全に陳腐ですね…ツンデレの「ツン」キャラが二人揃ってしまうとなかなか素直になれなくて大変だなぁ。

 

ヒロインに横恋慕するウンソンさん、初見ですが「ザ・グローリー」でも悪役を演じた方のようです。ちょっとひねたカッコよさがあり、次はもっと良い役で売れるのではないでしょうか。

 

クァク・ドンヨンさんは「私のIDはカンナム美人」で微妙な役柄でして、すごいスパークしそうな雰囲気でありながら平凡に終わった印象。このドラマでは財閥のダメ坊ちゃんを演じていて露出も多かった。今「サイコだけど大丈夫」を見ていますが、そちらでもかなり露出多め。彼も一段と注目されそうですね。

 

肝心の主役はキム・スヒョンさん。売れっ子なのは存じていますが「太陽を抱く月」では(チョン・イルが好きすぎた私の中では)二番手君だったので(おいおい)、久々に主役ドラマを見ました。ハマりはしませんがアーモンド型を通り越して梅干しの種型の(誉めてます!)目に見つめられると、あぁ、確かに素敵な俳優さんだなぁと思います。

 

なんだか適当なレビューになってしまいましたが、韓流を中毒のように次から次へと見るのではなく、余裕をもって向き合えるようになった自分の成長を感じたドラマでした。

 

 

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キム・スヒョンファンの怒りを買いそうなレビューだな…

なんだかんだ言って今は「サイコだけど大丈夫」を見てます!

がんばれクムスン 65話まで ネタバレだらけ

以前は75話ぐらいから最終話までを見たと記憶していますので、10話ぐらい残してしまいましたがAbemaTVの無料期間終了につき、とりあえずクムスンはおしまいです。

 

50話~60話台は主に、

・ジェヒが一方的にクムスンにアプローチするも、クムスンは育児、家事、仕事でいっぱいいっぱいで恋愛どころではない

・ジェヒはウンジンに「10回だけデートして」と言われてデートをしていたが、お互いの親が絡んできて面倒なことになってきたため、ジェヒははっきりとウンジンに断わりを告げる。

・クムスンの実母の腎臓が悪化。透析すらままならない状態に。

・クムスンの職場の美容院では相変わらず先輩がいじわる。

・クムスンの義理兄(シワン)とソンランが結婚。ソンランがバツイチ子持ちであることをシワンは最後まで親に言うことができず、隠し通すことに。

 

私的にはクムスンの叔母に注目した回でありました。クムスンの腎臓が狙われている(言い方悪くてごめんなさい)ことに最初に気づくのが叔母なのですが、そこの演出が実にうまい。夜寝ていて、あれこれ考え事をしていて、「あの教授はなぜ私たち一家にこんなにも親切なのだろうか…」ということからハッと、教授の妻(つまりクムスンの実母)が腎臓が悪くて果物を食べない、という話と結びつくのです。クムスンの中で唯一ホラーっぽかった。

 

叔母は、しょっちゅう子供を預けに来るクムスンを正直良くは思っていなかったけど、この辺りからクムスンが不憫で仕方ないと思うようになります。

このドラマ全体を流れているのは、家族の中では喧嘩したとしても、外部から攻撃されたら一致団結する、それが家族というものだ、というテーマがあります。

 

実はこれを、脚本家はのちのち次男のテワンに言わせるのですよ。次男は一番チャランポランな人物なのですが、これを聞いた父親の表情がすごく上手かったよなー。

 

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バツイチ子持ちにやたら厳しい韓国社会を描いたドラマで正直ムカつくこともありましたけど、なんだかんだ言って全てのバツイチ子持ちが最終的には幸せを掴むわけで、この作品で少しは風穴が開いたのかもしれない、と思うことにします。