海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

ムーブ・トゥ・ヘブン ★★★★★☆☆

「愛の不時着」で、北朝鮮兵士4人組の一人を演じたタン・ジュンサンが主役です。本来は高校生なのに国境警備をしていた彼ですね。

 

タン・ジュンサン演じるグルは自閉症スペクトラム障害で天才肌です。ウ・ヨンウを演じたパク・ウンビンも超絶上手かったですが、彼もまたすごく上手い。

 

大学には行かず、父の仕事を手伝っていました。遺品整理の仕事です。しかし父が急逝してしまい、身寄りのなくなった彼に父は遺言で、長年音信不通の弟(グルにとっては叔父)を後見人に付けていました。この弟というのがこじらせ系のヤクザまがいの男(イ・ジェフン)。愛情深い父との安定した幸せな生活は一変することに。

 

自閉症+天才のグルのストーリーがベースとなって、遺品整理の仕事から垣間見える人生劇場を読み切りで楽しめる構成となっています。

②そこにイ・ジェフンのストーリー…こじらせ系が絡まってきて

 

…という感じなのですが、①で十分良いドラマなので、②はむしろ無くても良かったかなぁと思ってしまいました。せっかくのイ・ジェフンなんですけどね。②は個人的に苦手なストーリーでした(格闘技でケガする系のやつ)。

 

遺品整理の仕事は、何らかの事情で身内が故人の部屋を整理できない場合に依頼が入ります。グルは丁寧に、身内に渡すべき遺品(写真とか通帳とか)を選んで1つの箱に入れていきます。

天才ですから、見たもの全ての情報が頭にインプットされます。取扱説明書があるにも関わらず、存在しない家電に気づいちゃったりするわけですよ。

逆に、感情を推測することが苦手です(まぁでもこのお仕事は苦手なぐらいじゃないとやってられない気がします。身内とは疎遠だった故人たちの人生は、それぞれ訳ありです)。

若くして亡くなってしまったお医者さんのストーリーが一番刺さりました。

 

①をもっと見たかった、②は見たくなかった、ということで星5つです。

 

 

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このドラマを見たお蔭で、ネットフリックスで米国医療ドラマ「グッドドクター」がオススメに上がってきて、そちらも見ています。自閉症スペクトラム障害の天才ドクターが主役ですからね。

2つ続けて自閉症スペクトラム障害の天才ドラマを見続けるとどのようなことが起こるかというと、

・掃除を丁寧にするようになります

・仕事に感情が混ざらなくなり、判断が速くなります

 

愛だの情だのがモリモリのドラマを見ちゃうと。逆に仕事はやりづらくなりますね。

 

 

【映画】グッドニュース ★★★☆☆

よど号ハイジャックを題材にした映画。

韓国映画ですが日本の俳優さんも多数出演。

 

よど号の件は「事実は小説よりも奇なり」を地で行くエピソードが満載で、いやいや、わざわざ映画にしなくても十分驚きの連続ですから!という感じなのですが、韓国が映画化したということで興味を持ちました。

 

概ね事実に則った内容となっています。

 

私は「よど号ハイジャック」そのものをいろんな媒体で触れてきましたし(私の世代ならそういう人は多いでしょう)、後日談もかなり知っている方だと思いますが、それでもなぜ金浦空港に着陸させたのかがイマイチ理解できていません。日本と朝鮮だけでなく、韓国やアメリカの当時の事情が説明された解説も一応読んだことはありますし、乗客の中にどうしても朝鮮に行かせたくない人物がいた、的な陰謀論も知ってはいますが、なぜわざわざ韓国が「火中の栗」を拾ってくれたのか腹落ちしないんです。

 

ネタバレはしませんが(というか、概ね事実に則っているからネタバレしようもない)、この映画を見てもやはり韓国がなぜ、金浦空港平壌に偽装してまで協力してくれたのかは、イマイチわからないままでした。

 

お蔭で乗客はみな無事だったので、驚くべき機転だなと思います。(しかし肝心の乗客はいわゆるストックホルム症候群状態で、犯人に「頑張れよ」とは言っても助けてくれた韓国側に感謝という雰囲気ではなかったのだとか…もちろん全員ではないでしょうが)。

 

この件に関する書籍は数多く出ていて、犯人の恋人視点で書かれたエピソードが納められた本もあります。ヨーロッパ経由で北朝鮮まで「押しかけ女房」した人すらいるのです。それが引き金となり、のちに彼らを結婚させるキャンペーンがあり、「よど号の妻たち」が拉致に加担し、拉致被害者たちはまだ帰国できていませんから、まだまだ終わらないストーリーですが今年で55年。ブラックユーモアという形で映画化される日が来るとは、これまた「驚き」が加わったなという印象です。

 

 

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俳優さんの中ではキム・ソンオさんが「へー」っていう配役でした。帰化した韓国生まれの副操縦士役です。ソンオさんを初めて見たのは「夜警日誌」というドラマで、妖怪の親分みたいな役でした。その後もいろんな脇役でお見掛けしていて、ほんといろんな役にチャレンジする役者さんだなぁと思います。

 

 

いつかの君に ★★★★★★☆

アン・ヒョソプとチョン・ヨビン主演のタイムリープものです。

 

非常に難解でメモを取りながらでないとついていけないと聞いていたので、そうしました。

 

タイムリープものっていくつかパターンがありますよね

  1. 肉体とともにタイムリープ(仁みたいなやつ)
  2. 精神だけタイムリープして昔の自分に憑依(ソンジェ背負って走れ)
  3. 精神がタイムリープして他人に憑依(哲仁王后タイプ)

このドラマは基本、パターン3なのですが、その他人というのが自分とソックリさんでないとリープできないという制限があります。たまたま飛んだ先の時代に、ドッペルゲンガーレベルのソックリさんがいる、というのが条件。

 

物語をさらに難解にしているのは、

  • リープするのはヒロインだけじゃない

さらに、

  • 複数人がリープするが、同じ時代から同じ時代じゃない

はい、もうこの時点で頭が混乱ですよね。しかしさらに混乱することに、メビウスの輪問題が視聴者を襲います。

 

憑依する先が本人であれば、2人の同一人物が出くわすことはありません。また、他人に憑依するパターンでも、時代がかけ離れていれば出くわしたりしません。ところがこのドラマ、割と近い時代の他人にリープするので、そこには過去の自分が存在しちゃうわけ。

 

会えるとなると、引き継ぎができちゃいますね。「これからこういうことが起こって、結構大変だぜ?」みたいな。

でもそれってですよ、AからBに引き継ぐんだけど、Aはさらに前の人から引き継いでいるし、Bも次の人に引き継ぐわけ?いったい最初の人は?最後は?

 

また別のメビウスの輪にも悩まされることになります。

  • リープした先でリープの原因を作る

結果が原因となるってわけ。

ちなみに、このドラマは台湾でヒットしたドラマのリメイクだそうですが、台湾版で使われる指輪はメビウスの輪の形をしているんだとか。韓国版は普通の指輪でしたが。

 

ドラマの出だしはこんな感じです

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ジュニは仕事ができる会社員。実は1年前に最愛の彼、ヨンジュンを飛行機事故で亡くしました。明るく振る舞ってはいるのものの全然立ち直ってなくて、既読になるはずのない彼とのLineに気持ちを綴ったりしています。

ジュニの誕生日、謎の写真と小包が届きます。写真には学生3人が写っていて、自分とヨンジュンと、別の男子学生。しかしジュニにはそんな写真を撮った記憶がありません。

小包には古いウォークマンが入っており、再生すると1998年へ…

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他人への憑依とはいえソックリさんですから当然ながら同じ俳優さんが演じてます。でもそこの混乱はなかったなー。髪形や雰囲気が違うから。難しかったのは、近い時代に飛ぶので「いまここ」がわかりにくい。2006年と2002年の区別なんかつくわけないですからね。別の時代の始まりにはテロップが出るのでそれはメモしながら見た方がいい。

 

メモしながらとはいえ、あんまり細かくメモすると視聴が分断して楽しめなくなっちゃいますよね。日本人としましては、韓国名が頭に入りにくいので、名前は何度も繰り返して書くといいと思います。あと時代と。でも他はざっくりにして、視聴を楽しむのがおすすめかと。

ある程度、いっき見した方がいい。私は1.4倍速で2日で完走しました。12話なので割と短め。無駄なエピソードがなく、難解ながらスッキリしたドラマだと思います。

(ソンジェの父がトイレに閉じ込められるエピソードとか、いらなくないですか?あ、他のドラマの話だった)

 

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台湾版も見てみたくなりました。

 

青春の記録 ★★★★★☆☆

パク・ボゴム主演。ピョン・ウソク様の過去作を辿る旅は終了したつもりでした。実はこのドラマ、ウソク様が出てることを知らずに見たんです。

 

ネットフリックスのティーザー動画 - シン・ドンミさんがマネージャー役でパク・ボゴムを一生懸命売り出しているワンシーン - で、見たくなりました。ウソク様が出ていることなど知らずに。

 

以前見た「2度目のファースト・ラブ」でドンミさんがイ・サンウを売り出そうと頑張っているマネージャー役で、それはメインテーマを彩るサイドストーリーだったんだけど、とっっても良かったんです。続きが見たいくらい良かったので、このティーザー動画に惹かれた、で見始めてすぐにピョン・ウソクがボゴムの親友役で出番はかなり多めだと気付いたわけです。

 

ヒロインはパク・ソダムちゃん。ソダムちゃんは切れ長の一重まぶたで、結構ひどいこと書かれがちなんですよ、キム・ゴウンと並んで。でも私は、他の人が何と言おうとも可愛いと思うなぁ。(ゴウンも好き)。逆に、多くの人が絶賛するチョン・ジヒョンの魅力がいまいちわかりませんので好みは人それぞれってことですよね。

 

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芸能界での成功を夢見るボゴム。一般家庭のボゴムは後ろ盾もなく、兵役は未了で、そろそろ夢は諦める年齢に差し掛かっている。一方、親友のウソク様は、母親が有名で顔が効くのでモデルとして既に成功しており、映画の出演も決まった。

ソダムちゃんはメイクアップアーティストですが、かなり性格のキツイ先生の下で苦労してる。

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ってな感じの出だしで、ボゴムを愛でるための作品、以上。って感じですが、ブレイク直前のウソク様はすごいカッコよくて、感想ブログをブラウジングしていると「名前わかんないけど親友役のひとカッコイイ」と書かれているのを見かけます。

 

実際、この時ボゴムは売れっ子でウソク様はブレイク前夜ですから、役と現実が逆だったわけですね。

 

ドラマ大賞授賞式のシーンでパク・ソダムはメイクアップ担当として舞台袖で見ているのですが、彼女こそ米アカデミー賞4冠の「パラサイト」メインキャストでしたから、それも面白いポイントでした。

 

 

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内容はいたって普通。

離婚弁護士 シン・ソンハン ★★★★★☆☆

「ウ・ヨンウは天才肌」の翌年に弁護士モノをよくぶつけてきたもんだと思うんですが、これもとても良かったです。

 

シン・ソンハンは離婚専門の弁護士。離婚専門だなんてなかなか変わっていると思うのですが、何やら事情がありそうで…というのが出だし。

 

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可愛がっている甥っ子(妹の子供)がいるのですが、妹は既に他界しているようで、その夫は再婚しており、再婚相手との間に女の子がいます。つまり甥っ子は継母と暮らしているわけですね。表立っていびられている様子はなく、というか何不自由ない暮らし、というか財閥家で屈指のお金持ち。継母は甥っ子の食事や塾に気を配ってくれている。しかし何やら冷たい雰囲気で、ソンハンとの面会時間はかなり厳格に区切ってきます。

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離婚専門弁護士になった事情はそこらへんにありそう、という雰囲気が根底に流れるなか、日々の依頼者のストーリーが、心が熱くなるものばかりでした。

ソンハンはお金儲けには興味がなく、大手事務所とは違って1つ1つの依頼を丁寧にこなしていきます。依頼は少なく、スタッフは最低限しかいない。というか、友達やら、依頼がキッカケで自然に集ってきたメンバーで細々と回っている事務所です。

 

ハンソンは、実は元ピアニストなんです。それもかなり有名な。でも妹の死をキッカケに一念発起して弁護士になったという変わり種。それなのに勝率がやけにいいのがちょっと気になってはみた。ウ・ヨンウもたまには負けましたからね。

 

ピアニストなので、「曲の解釈」にこだわる。解釈しきれない案件は断るか、簡単に勝てそうでも途中で降りてしまったりする。そこが面白かったです。解釈しきれない、というのは、依頼人が弁護士に全てを話していない、裏がありそう、というようなケースですね。

 

 

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星が少な目なのは私の方の事情で、完全にながら視聴でぜんぜん集中していなかったから。こういうのが見たい気分の時にこのドラマに出会って集中して見ていたとしたら、評価は違っていたかと思います。

 

珍しいラブなしドラマ。ハンソン役のチョ・スンウさんは初見です。むさくるしい感じでイケメン度を下げていますが、本当は渋カッコイイ俳優さんかと思われます。

コッパダン ~恋する仲人~ ★★★★★☆☆

ピョン・ウソクさんを追いかけての視聴はたぶんこれが最後。映画、ショートのドラマと見てきて、これは1話60分x16話の時代劇です。

 

ただしこのドラマに関して私が沼落ちしたのはピョン・ウソクさんではなく、ソ・ジフンさん。ウソクさんの役はねー、あんまり良くはなかったです。

3名から成るコッパダンのうちの一人。主要キャストですが(他はキム・ミンジェとパク・ジフン。キム・ミンジェが主役)、イマイチ好感が持てるキャラ設定ではなかったです。人間らしいと言えば人間らしかったですけど。

 

一方、ソ・ジフンさんが良かった。庶民(鍛冶屋)として生きてきて、同じく庶民である好きな女性と結婚する当日にさらわれてしまうんです。で、あなたは王家の血を引くんです、王と兄が急死したため、今日から王です、みたいな無茶振りされて。

 

これって、どう考えても王が主役では?

(ところが主役はコッパダンのミンジェ)

 

コッパダンとは結婚相談所のことで、ミンジェ(二度目の二十歳では可愛らしいお顔でチェ・ジウの息子を演じてましたね)を中心とした個性的なキャラ3名で運営しています。ソ・ジフンさんとヒロインの結婚も彼らがお膳立てをしていたんですが、急に行方不明になってしまったため式の費用を回収できず、また、ヒロインも文無しとなってしまい、成り行きでヒロインはコッパダンで働くこととなります。

 

ヒロインが文無しになった理由はもう1つあって、幼い頃に生き別れになった兄を探す費用をずっと貯金してきたんですね。ようやくお金が貯まって捜索を依頼した人物が詐欺師だった。それと結婚がおじゃんになった件が重なったというわけです。彼女は親兄弟がいない境遇にあって逞しくお金稼ぎしてきた女性です。そんな彼女を支えてきたのが鍛冶屋のジフンさんだったわけです。

 

生き別れになった兄、王になってしまった婚約者…う~んどこかで聞いたことのあるストーリーですね(100日の朗君様)。

 

これでヒロインと王が紆余曲折の末、結ばれるストーリーであれば自然に楽しめたと思うのですが、コッパダンであるキム・ミンジェとくっつくストーリーはちと無理がありましたねぇ。←これはネタバレじゃありませんよね?なんせサブタイトルが「~恋する仲人~」なんですから。

 

ただ、面白くなかったわけじゃないです。「推し」「胸キュン」「ストーリー仕立て」の3本柱が揃えばそりゃExcellentなドラマですが、推し3、胸キュン2、ぐらいありましたから、総合的には楽しめました。

 

ドラマってその時の気分ってのがありますからね。私は仕事終わりにアタマを切り替えるために見てたので、こういう軽いやつ、で、「えー、これは有り得ん」とかなんとかツッコミつつ見るドラマってのは良いドラマです(ひいきチームが勝とうが負けようがビール飲みながら野球を見るオッサンみたいなもんです)。

 

パク・ホサンさんが意外にイケメンだったのが驚きポイントでした。彼は「マイ・ディア・ミスター」の情けな~い長男役をやった方です。「刑務所のルールブック」では詐欺で捕まった囚人役で、これもカッコ良さとは無縁なのに、確か奥さんが「顔が良いのだけが取り柄」みたいなことを言うシーンがあって「はぁ?」と思ったのを記憶してます。ところがこのドラマでは正真正銘イケおじです。こんなに印象の違う役者さんも珍しい。

 

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ソ・ジフンさんは初見なのですが、終始ちょっと困ったような顔をしていて、涙をポロっとこぼすんですよね。もう可哀想で仕方なかったです。すごい悪い奴と、ちょっと嫌な奴がいっぱい出てくる中、ソ・ジフンさん演じる王様はすごく良い人で、自分よりも、誰かのために大切なものを譲ってしまうような役。そして徐々に王として成長し、民のために尽くす。

 

…これってやっぱり彼のためのドラマでしたよね?

二十五、二十一 ★★★★★★☆

このドラマをネタバレなしで書くのは難しいので、下の方でネタバレ含む記事を書きますが、上の方は安心してお読みください。キム・テリとナム・ジュヒョクの青春モノです。

最初の5話ぐらいは話がどこに向かうのかわからなくて、つまんないし、リタイアしようと思ってました。6話ぐらいから俄然面白くなり、そこからは何度も心を鷲掴みにされるような切なさやら感動やら。

基本はフェンシングのスポ根ストーリーと思って見るのが良さそう(と5話までの私に教えてあげたい)。学園モノなのか友情がテーマなのか、はたまた親子の確執なのか、が、なんだかわかんなかったんですよね。ナム・ジュヒョクが出るからには恋愛も当然あるんだろうし。

 

ドラマはキム・テリ演じるヒドの青春時代を、娘・ミンチェの視点で過去を振り返る形で描かれます。IMF通貨危機2000年問題911などの時代背景が織り交ぜられつつ、基本はフェンシングに夢中なヒドの青春ストーリーです。

 

キム・テリは1990年生まれなので2022年の放映時、なんと32歳で高校生役をやっていたわけです。母になったヒドは別の女優さんが演じますから、ほぼ彼女はずっと高校生役だったにも関わらずの起用。しかし私は後から知るまで18歳ぐらいの子が演じているんだろうと完全に思ってました。それくらい、彼女以外のヒロインは考えられない。

で、以下がネタバレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いや~まさかナム・ジュヒョクが二番手君とはねーーーー!

高校生のキム・テリと、社会人であるナム・ジュヒョクの恋愛をどう進めるんだよ思ったのが序盤のモヤモヤポイント。JKに手を出すわけにはいかんでしょう。しかし彼女も高校卒業して韓国代表としてフェンシングをするようになって、いい感じにロマンスを育んでいくのかと思いきや、娘・ミンチェは(ドラマに一切出てきもしない)別の男性と結婚して生まれた子供だったとは。

 

それらしいシーンが2度ほどあったけど、「私はこんなミスリードにはひっかかりませんわよ」ぐらいの気持ちで見てましたよ。ナム・ジュヒョクが二番手君とはねー(また言う)。

 

韓国ドラマに求めるもの、それは、いくら現実離れしていようとも、美男美女が困難の果てにくっつくドラマですよね。欧米のドラマだったらいいんですよ?いくらラストが暗くたって。しかしまさか韓国ドラマでこれをやられるとはねー。

 

かなりガッカリしましたが、でも星は減らしません。青春時代の彼が忘れられなくて一生独身みたいな結末よりよっぽどいいですよ。ヒドは、「それはそれ」として新たな一歩を歩んだんだよね?偉いよ。

結婚っていうやつは、タイミングが合わないといくら好きどうしでもダメなんだよね。

脇の二人が最後幸せにくっついて、正義の人スンワンも最後いい感じの余韻があって、でも主役の二人がまさかくっつかないとは、こんなドラマある!?

 

「財閥家の末息子」で悪役ながら、あ、この人いいかも!と思っていたキム・ナムヒさん、すごく面白いカメオで出てました。

「シスターズ」のカン・フンも良い感じのカメオで出てましたねー。

 

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キム・テリは2018年の「ミスター・サンシャイン」がドラマデビューとのことで、出演作を検索してもそれ以外が出てこない。すごいな。