久々にハマって、しかも主役2人のケミに胸が締め付けられるドラマでした。
ウェルカム2ライフの主役、グローリーでは悪役を演じたイム・ジヨンがヒロイン。お相手のホ・ナムジュンさんは初見です。単独主演は初という役者さんを思い切って起用したようです。
爬虫類顔で(すみません)正直あまり好みのタイプじゃないけど終わるころにはすっかりイケメンに見えてしまった不思議。私の中の分類ではイ・ビョンホン系。
期しくも「チャン・オクチョン」を12話ぐらいまで見たのに脱落した直後の視聴でした。まるで続きの話みたいですが、トーンは全然違って、こちらは楽しい感じのラブコメ。と同時に、最後の方は結構ハラハラドキドキしました。
------------------------------------------
いちおうチャン・オクチョンをご存知ない方のために軽く解説すると、さまざまな時代劇で描かれることの多い王、粛宗の側室から王妃にまで上りつめた野心家、悪女として描かれることが多い人物です。ただ近年は再評価されて好意的に描かれることも。王妃になってからはチャン・ヒビンと呼ばれます。粛宗から寵愛されるも、最後は王命で毒を賜り死に至った悲劇の王妃です。
------------------------------------------
韓ドラ時代劇好きならすぐ気づくであろう、チャン・オクチョンの有名な「毒を賜る」シーンで1話目がスタート。パロディだからすこーし捻ってあってヒロインの名はチャン・ヒビンではなくカン・ヒビン。さて、命を落とした…はずが、気づくと現代にタイムスリップ。
タイムスリップ物にはいろんなパターンがあって、肉体ごとスリップしてくるケースもあるけど、これはそっくりさんの他人に憑依するパターン。300年の時を超えたタイムスリップなので当人同士が鉢合わせする心配は、なし。
憑依先は無名の女優。ややこしいことに時代劇に出演中、王妃役の主演女優がわがままで漢方薬を飲みたくないという理由で、まさにその毒殺シーンを代役でやっている場面にタイムスリップします。
無名の女優、シン・ソリは、子供時代こそ天才子役で名を馳せたものの、その後は鳴かず飛ばず。ところがカン・ヒビンが憑依した代役の演技が真に迫っていて(そりゃそうだ)、また、口調は王妃そのもの(そりゃそうだ)。
シン・ソリはおとなしい性格だったようで、周囲から舐められっぱなしだった模様。一方、死に損ないのカン・ヒビンは怖い物なし。
さて、ホ・ナムジュン演じるチャ・セゲは財閥の御曹司だけど鼻つまみ者で家出して自分でM & Aの会社を経営。金の亡者と言われ敵も多い。命を狙われたところを、撮影現場を抜け出してたまたま居合わせたカン・ヒビンが、持ち前の勘の良さで(王宮では命を狙われることは日常だった)察知して助ける。
言動のおかしいソリを最初は変人だと思っていたセゲだが、その芯の強さに目が離せず、ついつい放っておけなくて…
という感じの出だしです。
視聴し終えた感想としては、日常のおかしさと、壮大すぎるテーマが共存しているところが「シークレットガーデン」を彷彿とさせ、また、生と死を考えさせられるところが「主君の太陽」を思い出させ、300年前の話と交錯するところが「青い海の伝説」を思い出させ、みたいな感じですけど、何と言ってもツンデレのホ・ナムジュンさんが良かったですねー。
ある意味ありきたりのストーリーにありきたりのツンデレ、なんだけど、夢中になれるドラマとそうでないドラマの違いって、何なんでしょうね。
