海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

初対面だけど愛してます ☆☆☆☆☆

 

財閥の御曹司が財閥令嬢と見合いさせられることになり、厭々ながら会ってみたら評判と違い、なんだかいい子で、回を重ねて会ううちに、ぜんぜんワガママじゃない、いやいや、それどころか心が温かくて謙虚で、周囲から聞こえてくる悪評と違いすぎる。そのギャップにどんどん好きになって…と思ったら実は貧乏なソックリさんが身代わりになっていた…

 

というようなストーリーは、韓国ドラマのテッパンとまでは言わないけど、パッと思いつくだけで今まで2つあったなぁ。チュ・ジフン×スエの「仮面」、イ・ホンギ×ヤン・ジンソンの「百年の花嫁」。

 

今回の「初対面だけど愛してます」も、一応その系統に分類されるけど、ひとひねりある。見合い相手は自分の秘書。なぜ気づかないかと言うと、見合いの直前に事故にあって失顔症を発症してしまったから。

 

この失顔症も韓国ドラマのテッパンとまでは言わないけど割とある設定(「匂いを見る少女」のナム・グンミンの演技は神がかってた)。

 

御曹司役は「ピノキオ」で脇役だったキム・ヨングァン。貧乏なヒロインは「2度目の二十歳」で脇役だったチン・ギジュ。私の中では脇役同士の抜擢、がんばってくださいー、という感じで観ました。

 

ついつい先入観で「脇役」として見てしまう私側の問題と、あとは身代わりネタだけで引っ張るには若干冗漫な脚本の問題か、特に悪いところはないんだけど、のめり込むほどでもない、という感じの作品でした。後半に入ってチャン・ソヨンさんが重要なキーとなり、物語が少し引き締まりますけどね。もうちょっと早くそのネタに入って、板ばさみとなるヒロインの苦悩を描いたら良かったんじゃないだろうか。チャン・ソヨンさんですが、「愛の不時着」やら「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」やら「真心が届く」やら、脇役の中でも格別重要な役をやられてますね。

 

本物のお嬢様役は、このドラマの場合は嫌なやつじゃなくって、ワガママなんだけど人情に厚い。基本的にそれほど悪者が出てこないお花畑なドラマです。お嬢様はお嬢様で素敵な恋を見つけるんだけど、その相手役のク・ジャソンさんがすごくカッコよかった。他のドラマで見たことないなぁ。

 

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☆5つなんですが、時々、胸がキューンとなるシーンがありました。