海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

私はラブ・リーガル シーズン1 第9話

--今回の単語
adorable可愛らしい
advocate主張する
--

●Nothing larger than 10.
-In the whole store?
-That's right. It's intended for a different silhouette.
ジェーンのファッション改革ってことで、ステイシーとジェーンはビバリーヒルズのPDQというショップにドレスを買いにやってきた。前々から雑誌を切り抜いて選び抜いたパーフェクトなドレスがそこに。ただし…ジェーンのサイズはなかった。そもそも作っていない、ジェーンのようなシルエットの女性はお客様ではない、という店員の態度にあまりに頭にきたジェーンは、店を訴えると言い出した!
パーカーは、難しい案件をこなして昇格したいキムにこの件を押し付ける。内心、服のサイズがない女性にgo on a dietと思っているキムのような女性が担当!?争う敵はそういう女性だっていうのに!?
現に、法廷でのキムの主張に力はなく、判事にあっさり却下されそうになったところを、ジェーンが横から口出ししまくって陪審選出まで持ち込んだ。依頼人が仕切らないでとキムはカンカン。

●Nobody took advantage of me.
もう1つの裁判は、パーカーの古い友人がクライアント。18歳の娘が若気の至りでポルノDVD製作側が用意した書類にサインをし、カメラの前で脱いだ。もうこれ以上販売させたくないから何とかしてくれ、と言う。ところが、子供扱いされたくない年ごろの娘、自分の意思でサインした、誰にも強要されていないと言い出す。

●acceptable(受け入れ可能)/excused(お引き取りを)
ぜんぜん気の合わないジェーンとキムだけど、陪審員選出は信じられないくらい息がぴったりだった。
スタイルの良い女性:excused 理由:もともと代謝が良いタチだとのことで
子供が5人いる男性:acceptable 理由:奥さんはきっと肥満
スカーフを巻いた女性:acceptable 理由:あのスカーフは二重あご隠し
ヅラの男性:acceptable 理由:世間は肥満女と薄毛男に冷淡

●Don't give up the fight.
ところがだ。パーカーに呼ばれて行ってみると、PDQの株25%を保有しているというsingle largest shareholderガンサー氏が来ていた。彼は事務所のお得意様でもある。当然ながらパーカーは訴えを取り下げろと言ってきた。My decision is final.で、ばっさりと。
その夜、ジェーンは夢を見た。ポーラ・アブドゥルが判事のガウンを着て、ミュージカル仕立てになっていた。最後にポーラは戦うのをやめるな、と。
目覚めてみるとそこは事務所でテリーに起こされた。徹夜してしまったらしい。テリーがやけに優しい。思春期にイケてなかったテリーは、内心ひそかにジェーンを応援していたのだ。The sales people always mean me to feel like anything other than skinny was wrong. And you are telling those people that we are not the problem. They are.パーカーは今キッチンでブリトーをレンチンしてる。話をするなら今がチャンス、さぁ髪をとかして!

●I will sue PDQ or I will sue you.
ミーティングだからレンチンする20秒以外話を聞く暇はないというパーカー。
やらせてもらえないのなら労働法であなたの方を訴えると言い終えた時ちょうどレンチン完了。ぴったりだ。どうしてもこの件をやらせてほしいというジェーンの熱意におされ、許可はするがサポートもしないというパーカー。居合わせたキムに一言。You back on the PDQ case.
急な進展に、あなた何をしたの?と聞くキムにジェーンからの一言。Better get to work, Kim.

●Every girl has a regret.
グレイソンが事務所で不適切なDVDを鑑賞してるのを発見したジェーン。オフィスに押しかけてブラインドを閉めながらお説教。ところが、グレイソンが見ていたのはパーカーに手伝いを頼まれたからだった。一緒になってDVDを見るうち、つい昔ばなしに。私も10代の頃、濡れたTシャツコンテストに出て親を怒らせたけど、謝らなかった。あれ、その話、デビーから聞いたことある、というグレイソン。すぐ誤魔化すジェーン、いい加減気づいていいと思うんだけどね、グレイソン。さておき、この話のポイントは、女の子なら誰しも消したい過去があるってこと。それでヒントを掴んだグレイソン、クライアントの娘に、今は後悔してないと言うけど、将来に渡ってそうだと言いきれるのかな、と持ち掛ける。また、DVDに写り込んでいた時計から、当時の彼女は現地時間では18歳には数時間足りず、未成年だったことが判明。

●Parker is gonna kill you.
負けがこんできたジェーンとキム。最終弁論に入る前に時間を稼いでと言うジェーン。与えられた時間は5分。その5分で立て直した作戦は、情に訴えるものではなく、PDQの経営方針は株主の利益に反するという点を突く作戦。株主ガンサー氏を証人として召喚するというところまで漕ぎつけた。パーカー怒るだろうな…

●Case closed.
証人席のガンサー氏に質問を投げかけるキム。900ものブランドが存在する中、サイズ10(14号)以上の服を扱うブランドは20しかないとご存じでしたか?あなたの奥様のサイズは?奥様のサイズはPDQにはないこともご存じですか?
…キムはかなり頑張ってくれたけど、結局何も証明できなかったということでケースクローズになってしまいました。I lost in court. I couldn't even win my case. ジェーン、このドラマで初めての負けかも…(今までが勝ちすぎ)

●You may lost a battle but won the war.
-I'm sorry I don't understand military analogies.
パーカーに呼ばれた。てっきりクビを言い渡されるのかと思いきや、そこにはガンサー氏もいて、よくわからない例え話をする。バトルには負けたけど戦争には勝ったってどういう意味?
ガンサー氏、ビジネスマンとして大きなマーケットに気づいていなかった、それに気づかせてくれたのは二人だと言って笑った。今後PDQには全てのサイズを取り扱うよう約束させた、とも。そしてジェーンにはスペシャルプレゼントが。そう、彼女のサイズの、あのドレスだ。
そしてパーカーも怒っていなかった。それどころか、困難に闘う姿勢こそ、パートナーに相応しい、とまで言うのだった…


私はラブ・リーガル シーズン1 第8話


--今回の単語集
実生活で役立ちそうなのはmore or lessぐらいでしょうか…
多かれ少なかれ、という文字通りの意味しか知りませんでしたが、ドラマで実際に使われていたのは「正確には再現できないけど、だいたいこんな感じ」というニュアンスでした。これは便利そう。

epiphanyひらめき、悟り
perspicacious先見の明がある
hilarious陽気な
more or lessだいたいそんなところ
frontal lobe前頭葉
reconcile仲直りする
--

●Who is Brian Young?
-Do I know Brian Young?
-That't what I'm asking.
-You read my e-mails?
-Is that what's important here?
ジェーンが朝出社したらテリーが勝手にジェーンへのe-mailを読んでいるではありませんか!で、ブライアン・ヤングって誰?としつこく聞く。同窓会が楽しみだ、15年前の続きから始めたいだなんて意味深なメール…っていうか、テリー、勝手に読んでおいて開き直りも甚だしい!ところで15年ぶりの同窓会ですって?しかもジェーンは同窓会用のドレスをオーダーしているらしい。

●It took me six months to find this dress and I paid for it by myself. 10,000 dollars.
-10 grand!?
今回のキムとグレイソンの案件は、結婚式当日に浮気された花嫁がクライアント。オフィスを訪れた花嫁はまだドレスを着たままだ。6ヶ月もかけて見つけたとっておきのドレス、もったいなすぎて脱げないんだそうだ。その値段を聞いて驚くグレイソン。grandは1000という単位のスラング。100万円相当のドレスなんですねー。グレイソンは驚きのあまり絶句し、この仕事は降りると言うけど、さすがキムは女性がドレスに大金をつぎ込む気持ちが理解できるし、花婿をとっちめたいとやる気十分。でも、花嫁がとっちめたい相手は花婿ではなく、浮気相手の方らしい。maid of honorすなわち親友がその相手だなんて…

●I'm sure won't happen again. Will it?
-I don't know.
さて、ジェーンの方のドレスはというと…うぅ、こんな趣味の悪いドレスってある?
そこへグレイソンがちょっと話をしたいと言う。こないだキムとのキスシーンをジェーンに見られてしまってきまりが悪いみたい。職場であんなシーンを見せてごめんと謝るグレイソンにジェーンは、まぁあんなこともうないだろうし…ってまたある可能性もあるわけ!?

●You know, people say life is precious, but unless they are on the escalator in the sky and watch the gate keeper push the "return" button they don't know what they are talking about.
ジェーンの方の裁判は、国内最大手の芝刈り機メーカー創始者、サープ氏がクライアント。なぜかジェーンご指名だったらしい。
内容は、息子が彼から会社を取り上げようと画策しているというもの。事故で死にかけてから人生観が変わったという彼。epiphany(悟り)が降りてきたんだって。確かにちょっと変わってるかも…かつて仕事人間だった彼、今は会社の利益そっちのけで遊び回っているようにしか見えないし。
しかし彼の去り際のセリフにジェーンはギョッとする。天国で門番が「リターンキー」を押すのを見た者しか、人生の本当の価値はわからない、ですって!?

●I've reviewed your file but while I sympathize with your client I don't see any cause of your action here.
キム一人で挑むことになった花嫁裁判。判事は、精神的苦痛は精神科へと相手にしてくれない。おじゃんになった結婚式費用についても、払ったのは両親で、彼らは訴えていない。裁判に持ち込める材料は…そう、彼女が支払ったものがあった!1万ドルのドレス!ドレスに1万ドル!?と男性判事はグレイソンと同じ反応だが、裁判にできるネタを見つけたようだね、と判事。ただしno mushy stuff(お涙ちょうだい劇はゴメンだ)だそうです。

●Ms. Bingum, you are fired.
サープ氏の裁判は前代未聞のキテレツさ。パジャマ姿で法廷にあらわれたり、頭にバニーちゃんの耳をつけてみたり。人生には笑いが必要、取締役会に出席しないのは、Nothing happens at most board meetings.だそうで。まぁまだここまではジェーンの忍耐範囲だった。しかし、アンカレッジのドーナツショップの店員さんに家を買ってあげたという事実が出てきたあたりからジェーンの顔色も変わってくる。挙句の果てには法廷で彼女にプロポーズ。さすがのジェーンもあなたに必要なのは精神科医の助けだと言ってしまい、サープ氏はジェーンをクビに。ジェーンを指名した理由は、ジェーンが死の淵(flat line)から生還したと聞き、ジェーンなら理解してくれると思ったからだった。

●What was she thinking. Brian Young hasn't seen me for fifteen years and this dress was out of style then.
-Project Runway. OK, we've got thirty minutes. Start memorizing your class mates while I make it work.
クビになったことをステイシーにこぼすジェーン。変人だけど斬新な今後の事業計画を聞くとperspicacious(先見の明)はあるようなんだけど…「先見の明」を何と聞き間違えたか、ステイシーは「彼にはデオドラントが必要ね、」と。この単語、ネイティブにも馴染みが薄い単語らしい…
さておきこのドレス。かつてのジェーンは何を考えていたのかしら。昔を意識した?いやいやそれにしてもダサすぎだから!ステイシーが手にしているのは、ハサミ、安全ピン、ゴム。今から「プロジェクト・ランウェイ」をやるからあなたは卒アルでクラスメートの名前を暗記して!

●No one remembers me, Stacy. I learned all those names and none of them knows mine.
同窓会に繰り出したジェーンとステイシー。どうやらジェーンは存在の薄い生徒だったみたい…誰もジェーンのことを憶えていない。そこへ登場したのがブライアン・ヤング。いきなりハグ&キス。ジェーンのことを心から懐かしがっていて、プロムの夜は最高の思い出だと言う。そう、僕がゲイだと告白したあの夜。
そう、ブライアンはゲイだったのだ。思わず表情が固まってしまったジェーン。そう、その表情だったよね、あの夜も、と笑うブライアン。そう、私ってhilarious(陽気な)タチなの…

●He said he loved me?
-That's what they say.
キムの元に花婿が来訪した。ミアが電話に出ない、ミアを愛していると伝えてほしいという彼をバッサリ追い返します。一応ミアに彼が来たことを話したら、ミアは未練たらたらな様子。彼(he)、愛しているって言ったの?というミアの質問に、男(they)の常套句よと返すキム。しかしキムの助言は聞かず、彼とやり直すことを選ぶミアです。

●If you feel like a model, then I say, you are a model.
ブライアンとのお酒が進み、これから真面目な話をする、と切り出したジェーン。私は24歳のスーパーモデルで表紙を飾る予定だった。でも死んで魂がこの体に入ったの…
…沈黙…
爆笑する2人。前からそんな冗談言う人だったっけ?しかしブライアンはすぐ真顔になり、君がモデルだと言うのなら君はモデルだ。誰もが自由に生きる権利がある。プロムの夜にそう言ったのは君だ。
私がそんなことを?more or less(正確じゃないけどそういうことを言ってくれたよ)
そんな彼との会話で、ジェーンは仕事のヒントを閃いたようです。ステイシーのところに戻ったジェーン、While we're catching up, I suddenly realized how I'm gonna get my client back.

●Brandon Tharp is crazy as a soup sandwich.
ジェーンの最終弁論はサープ氏をクレイジーと断言するところから始まります。でも見る側の視点を変えてみると、エジソンアインシュタインに通じる偉大な才能が見えてくるはず。



サンドイッチとスープは美味しい組み合わせだけど、スープをパンで挟んだサンドイッチは確かにクレイジーですね。

●Reconcile
サープ氏自身も陪審員の前で一言語りたいそうで、世界の偉大さについて話し始めたその時、卒倒を起こしてしまいます。実はfrontal lobe(前頭葉)が委縮し、先が短いことを自分で分かっていて、今まで息子にも隠していたのです。
仕事人間だった彼が変わったのはそれ以来。他でもない息子のためでした。ジェーンは息子と仲直りしてほしいと頼みます。
Will you do something for me?
-Anything for you.
-Reconcile(仲直りする)with Charlie.

●Life is short and no one has the right to tell you how to live it.
事務所に戻ると、グレイソンがジェーンのオフィスに居ました。キムとの関係を、こともあろうにジェーンに相談するグレイソン。ジェーンが話しやすい存在だからつい話してしまうんだ、というグレイソンに、ジェーンはジェーンとしてのアドバイスをします。そう、昔のジェーンがブライアンにしたのと同じアドバイスを。しかしジェーンの中のデビーは悲しそうです…
キムのオフィスを訪ねるグレイソン。これで二人はくっつくことになるの!?と思いきや、キムの方からグレイソンをフってしまいました。優柔不断男は嫌いなの、と。でも、そんなキムもちょっと悲しそう!?

●I don't know I've never done it before.
今回の裁判は結果的にどちらも告訴取り下げとなりました。息子のチャーリーが会社を継ぎ、チャーリーは父親のクレイジーな経営戦略を継続することにしたようです。反対する人は辞めさせる、ですって。

ラストシーンはサープ氏とジェーンが気球に乗るシーン。準備はいい?と聞くサープ氏に、わからないわ、初めてなんだもん、と答えるジェーンでした。



私はラブ・リーガル シーズン1 第7話


今回は怪しいダイエットバーを売るジリアンと、ジリアンを崇拝する思春期の娘を心配する母親の裁判を軸に進行します。そして、グレイソンに自分がデビーだと打ち明けたいジェーン。グレイソンとの会話の中に、デビーしか知りえないヒントを散りばめますが…

●What happened on your date with Fred?
-What do you talking about?
-Details. Spell on.
-Who's Fred?
昨夜、フレッドとキスして出かけていったステイシー。その後どうだったかが知りたくてたまらないデビー/ジェーンは、わざと掃除機で爆音を立ててステイシーを起こし、さぁ話してと迫ります。が、ステイシーはフレッドを知らない様子。とぼけてるにしてはちょっとやり過ぎじゃない?

●She lost weight fast. Too fast.
-Well, if you want her to stop losing weight, my advice is pie. Bake her a pie. Everybody loves pie.
今回の依頼人は娘が過激なダイエットで急激に痩せたと語ります。あら、パイでも焼いてあげたら?とお気楽に答えたジェーン。どうも的外れな発言だったみたい…
娘の体調が深刻に悪化し、危険なダイエットを推奨する会社を訴えたい母親が今回のクライアントです。

●Miss Caswell, you've been served.
-My former assistant Adams is suing me for sexual harrassment...the firm, too.
もう一つの裁判は、なんとキムが訴えられた!しかも、元助手からセクハラで!キムは確かに毒舌で冷たいイメージだけど、セクハラで職を失うのを黙って見過していいほどの悪い人じゃないと、グレイソンが弁護を担当することに。

●I'm fine.
-Your mother doesn't think so.
-Listen, my mommy is happy being the weight she is. I wasn't. And I did something about it.
ジェーンが依頼人の娘に会いに行きます。ダイエットに夢中の娘はジェーンが何を言おうと耳を貸そうとはしません。

●I've been transferred back to the home office. Take care yourself, Jane.
職場でもフレッドを見かけないし、ステイシーも、誰だか分からない人の話はもうやめて、と言い出す始末。ふと手元を見ると、見慣れないカードが。それはフレッドからのカードでした。ステイシーとのキスは掟破りだったため、天界に送り返されてしまったフレッド。ジェーン以外の人の記憶は消したそう…

●Besides, who would buy a diet program with warning labels?
-Well, say hello to the points.
ダイエットプログラムのカリスマ提唱者、ジリアンと法廷の廊下で出くわすジェーン。和解を持ちかけるジリアンに、安全な商品を提供すること、そしてリスクを明記することを求めたジェーン。誰が警告付のダイエットプログラムにお金を払うと言うの?というジリアンに、「本音が出たわね」とジェーン。

●I won't say a word.
-$200,000!? You're out of your mind.
-She can't control herself that's why I'm here.
アダムと弁護人が事務所にやってきた。キムがおとなしくしてるというから同席を許可したグレイソン。ところが金額が出てきたしょっぱなからキムが激昂。相手の思うツボですから〜

●Two words. "No" and "Way".
ジェーンが、なんとジリアン側に証人として証言を求められるという異例の事態に。正式な手続きを踏んでいるため断れず証人席に着いたジェーン。弁護人の質問は、「ジリアンのダイエットプログラムを試したことがあるか」というもの。自信満々のジェーンの答えが上記。
その直後、ジリアン側が提出した証拠は、なんとジェーン自身がジリアンダイエットを実施し、成功談を録画したビデオだった!中身がデビーの今、ジェーンの過去のダイエットなんか知らないと言えるわけもなく、すっかり信用を失ったジェーン。娘は母親に怒り狂っているという。一番の問題は、思春期の娘がジリアンに傾倒しきっており、ジリアンを信用しきっているということ。母親よりも。
I can not believe that Jillian has more credibility with my daughter than I do.

●Who's my doctor?
確かに不利だけど、ジェーンがジリアンのダイエットをやめた原因を探るには、自分のかかりつけ医に聞いてみるのが手だと思いついたジェーン。ところで私のかかりつけ医って誰?
さっそく、かかりつけ医のところで得たヒント。ジリアンのダイエット方法は飢餓と戦うものだからせいぜい3週間しか続かない。失敗者が続出している。意思の力とは関係ない。そして、ジェーンは胃のバイパス手術を相談したこともあったみたい。ドクターが止めたけど。ところで血圧が高めだけど、何か悩みでもあるんじゃない?という鋭いドクター。悩み「事」?それとも「人」?というさらに鋭い質問。女医さんだけあって何かピンときたみたい。
It's "someone" I've been meaning to tell "something" to.
「ある人」に「ある事」を言ってしまいたい…両方なんだよね〜。

●I don't believe it!
弁護士秘書のネットワークでキムに有利な証言をしてくれる人を探していたテリー。バーに誘って奢って…でも収穫はゼロ…ところが、一部始終を聞いていたバーテンダーが、なんとアダムを知っているという。悪行まみれのアダムの弱点をまとめたレポートをグレイソンに渡すテリー。一読したグレイソンのセリフが上記。

●Do you think Jillian Ford had gastric bypass surgery?
-That's make sense, isn't it?
ジリアンダイエット実施者のその後を検索するうち、成功者はほぼゼロだということがわかってきた。しかしジリアンは?もしかして元々痩せてたとか?いや、ビフォーアフターを見ると、本当に見た目50kgぐらい違う。だとしたら…もしかして胃のバイパス手術を受けて痩せたくせに自分が開発したフードバーで痩せたと偽っているとか?それなら辻褄が合う。あとは椅子に座ってお金が転がり込むのを待つばかり。だってみんな痩せるための特効薬を手に入れたくて必死なんだから!She sits back and watches the money roll in because people are desperate for a magic bullet. ジェーン、あなたって天才!まだよ、証明しなくちゃ。

●The issue isn't that she doesn't want to eat it. The issue is that she CAN'T.
ジェーンの証明とは、裁判でジリアンに、彼女が開発したフードバーを食べてみろと言ったことでした。拒否したジリアン。食べたくないのではなく、食べられないのでは?成分のショ糖を、バイパス手術を受けた胃が受け付けないのでは?It's not crime.と開き直るジリアンに、そう、確かに犯罪ではない、でも感化されやすい少女に商品を勧めるのはやめてと言うジェーン。質問になっていないという弁護人に、質問はこれからよ。What's the matter with you?

●Sorry, I gave you a wrong deposition.
キムのセクハラ事件の方も進展を見せた。キムへの訴え内容を確認し、間違えがなければサインをするようアダムに求めるグレイソン。おっと、紙を間違えた。内容が酷似していたものでね。こっちは別のケースだったよ。顔色が変わるアダム。そう、身近にあったケースをそっくり模倣した手口がバレたと気付いたのだ。

●I'm going to deal with it, right now.
モヤモヤが取れたかって主治医が聞いてきたけど何のこと?と聞くテリー。これからよ、と答えるジェーン。そう、お互いの裁判が片付いた今こそグレイソンに真実を、自分がデビーだと、伝えるのだ。
グレイソンのオフィスに向かうデビーがそこで目にしたのは、キムとグレイソンがキスする姿だった…





私はラブ・リーガル シーズン1 第6話


●That's make sense.
夢でティム・ガン(辛口ファッションコメントで有名)が出てきて、自分が自分を受け入れられるようになればグレイソンも君を受け入れてくれるようになる、と言います。字幕では「その通りね…」となっていたジェーンの返事がこれ。

●I would say you are hungover.
-No. I don't get hungover.
-Deb didn't get hungover. Jane hardly drink.
変な夢から目覚めたらキッチンにフレッドが。バースデーパーティで酔っ払ったジェーンとステイシーの介抱をしてくれたみたいです。デビーは二日酔いになんかならなかったのに、ジェーンはお酒に弱いみたい。ストレス解消やリラックスのために何をしていたんだろ、というデビーに、ストレス解消には食べること、リラックスにはクロスワードパズルだよと答えるフレッド。lame(ダサイ)とデビーからの一言。
しかしですねー、パーティの片づけ、女性の介抱、自分はソファーで寝て、翌朝コーヒーまで淹れてくれて、フレッドみたいな人が同居人だったらいいな。Now, done your coffee. We're gonna get to work!

●I'm going to do everything I can to help you.
今回の依頼人は女性。ジェーンを訪ねて来たとたんにジェーンの目の前で逮捕されてしまいました。過去、意図せず強盗殺人の片棒をかつがされ、逃亡したままの状態で結婚し、今は2人の子供の母親です。事情を聞いてすぐに同情しちゃったデビー/ジェーン。全力で助けると約束します。

●You told that I was a media expert?
もう一つの裁判は、とあるサイトを訴えたいというベテラン俳優。死亡した有名人を掲載するサイトに自分の名前があったと憤慨しています。パーカーとグレイソンで担当するはずが、内容を聞いて即座に儲けにならないと判断したパーカー。グレイソンがメディアの専門家だから彼が担当すると言い残して部屋を出て行きます。僕がメディアの専門家!?

●Relationships are based on trust. she is fake. And so was my marriage.
ジェーンの事件は刑事事件。刑事事件が得意なキムと組むことになりました。というか、世間から注目される事件だから出しゃばりキムが登場したってところみたい。気の合わない二人だけど、とりあえず手始めに夫のところに行ってみたら、夫は長年騙されていたことにカンカン。彼女の罪を軽くするために協力してもらうのはかなり大変そう…

●Do you recognize this bracelet?
グレイソンがデビーに箱を託します。デビーの形見分けとしてステイシーに渡してほしい、と。その中に見慣れぬシルバーのブレスレットが。ステイシーに聞いてみても、見たことがない、デビーの肌の色に合わないSilver clash with your skin tone.と。そして、グレイスンに別の彼女がいて、所持品をミックスしちゃったのかもね〜、なんて嫌なことを言いだす始末。グレイソンを信じてる、といいつつも、デビー/ジェーンは今担当している裁判の夫の気持ちを想い描きます。長年寄り添った夫婦なのに、妻が別人だったなんて…

●I'm gonna return the status "alive" immediately, and I'll post a notice on the homepage saying I met you, and I'll include a photo.
グレイソンのケースはあっという間に片付きそう。サイトの運営者は若い青年で、俳優のファン。彼の芝居の良かったシーンを興奮気味に語り、俳優はそのシーンのトリビアを披露。サイトでのステイタスを「死亡」から「生存」に戻す、と約束し、面会は終了。
…と思いきや、各メディアが既に訃報を流し済。そのメディア全部を訴えたいと。結構な手間ですがグレイソンはメディアに連絡を取り、訂正させました。そしたら今度はトーク番組で「死んだと思われた男」としてネタにされたことがご不満。今度はトーク番組を全て訴えろと…
さすがのグレイソンも「無理です」と言ったら、上司であるパーカーに言うと。グレイソンの弱みを完全に把握している俳優に、グレイソンはI'll see what I can do.と言うより他ありません。
このケース、いったいいつになったら片がつくの!?それに、毎回俳優が食事に誘うから断るネタに困るグレイソンです。

●I think you should take the stand.
一方、ジェーンの裁判も順調とは言えません。父を殺害された息子に同情が集まり、いくら今の彼女は心を入れ替えて別人だという証言を集めても陪審員の心に響いてない。もう証言台に立ってくれる証人も尽きました。こうなったら彼女自身が証言台に立つしかない。長年夫に言おうと言おうと思って何千回も練習し、でも言えなかったことを、今こそ陪審員に話すよう、ジェーンは説得します。

●Why didn't you run again?
-I wanna be there for my children.
彼女自身の証言はジェーンの質問に答える形で進行しました。勤め先がセキュリティ強化のため職員の指紋を採取することになった時、なぜ逃げなかったの?昔の自分なら逃げていた、子供たちのために良い行いをしたかった…妻を見つめる夫の表情が変化していきます。

●Why should I get rid of Terry?
最近秘書のテリーのジェーンに対する態度がおかしい。パーカーと話すうち、パーカーが勝手に秘書(美人)を面接に寄こし、テリーをクビにしようとしていることが判明。理由はテリーが素人で、ズボンの色が赤だからですって!?冗談はやめて、あれは赤じゃなくてfuchsiaよ!

●She rehabilitated herself.
夫が妻のために証言したいと言ってきたけど、時すでに遅し。判事は認めず、あとは最終弁論を残すのみ。夫が妻を許せば陪審員の印象は変わるはず。ジェーンは最終弁論で夫の手紙を読むことを思いつきます。法は人を罰するためにある。しかし「更生」という側面もある。夫の手紙は、彼女が元の名前のままでは成しえなかったほどの更生を遂げたことを証明するものでした。Everyday we are apart, the world is a sad place.

●She passed away a few months ago. And after that, he just stopped going out.
しつこく俳優につきまとわれて困っているグレイソンは隠れるようにジェーンのオフィスに居ました。芸能関係に詳しいデビー/ジェーンは、俳優が最近奥さんを亡くしたこと、それ以来、外を出歩かなくなったこと、今の彼には職場も家族もないことを話します。
Right now, he just has you.

●This is a weird place to meet.
俳優をお墓参りに誘ったグレイソン。そこはデビーが眠る場所でした。サインを貰った時には言えなかったけど、最近最愛のガールフレンドを亡くしたこと、葬儀以来お墓参りに来る勇気がなかったこと、でもあなたとなら来れるような気がしたと語ります。そして、花束の1つは俳優の妻、シェリルに捧げてほしいとも。

●So long to rule #7.
ステイシーにしつこく付きまとっていたフレッドが、最近冷たい。フレッドはボスが購読している雑誌を読み、女性につれなくして追いかけさせる作戦を始めたのだ。そんな作戦にしっかりハマったステイシーはフレッドが好きになり始めている自分に気が付いた。でも、フレッドって全然ステイシーの好みと違うじゃない?そう、デビーがジェーンとミックスされてどんどん変わっていくのを間近に見て、ステイシーもマッチョな二頭筋(biceps)に振り回されるだけの金髪ガールではなくなっていたのだ。ステイシーはステイシーのテッパン恋愛ルールがあって、男には自分から電話をしないナドナドあるんだけど、食事が済んだら電話をしてみる(ルール#7にサヨナラ)、とジェーンに語った。その時、ドアのノックが。雑誌のアドバイスを捨て、ステイシーを食事に誘いに来たフレッドがそこに。



●Don't say "lame".
二人を祝福しつつも、一人残されたジェーンはちょっと寂しそう。夕食もそっくり残っちゃってるし。暇つぶしにクロスワードパズルを始めたとき、またノックが。そこにはグレイソンがいて、シルバーのブレスレットは妹のだった、葬儀の手伝いに来て紛れたらしく、大事なブレスレットがないと大騒ぎしているらしい。誤解が解けてホッとしたジェーンはグレイソンに夕食を食べていかないかと誘う。答えはYes。そして食後にはクロスワードパズルをやろうと。ダサイって言うなよ!

今回も盛りだくさんの内容でした。グレイソンの妹の名をジェーンがすぐに口にしたのを、知り合いなの?と聞かれたジェーンはステイシーから聞いていてね、と誤魔化す。他にもデビーとジェーンの嗜好がほとんど一緒だって暗示するシーンが散りばめられていた回でした。グレイソン、鈍いよ!

私はラブ・リーガル シーズン1 第5話


●You have never let me down.
グレイソンと初めて仕事で組むことになったジェーン。この日のために素敵な赤いスーツをチョイス。You look awesome! とステイシーからのお墨付きもあり。ステイシーは赤い口紅も必要ね、と言ってジェーンに塗ってくれます。上のセリフはステイシーが口紅に対して話しかけた言葉。あなた(赤い口紅)には失望させられたことはないわ、というのが直訳ですが、字幕では「私の勝負口紅」となっていました。ナイス!
せっかくいい気分のジェーンですが、キムに口紅が歯に付いてると言われてしまいます。どこ?と言うジェーンにincisorと答えるキム。糸切り歯のことをそういうみたいです。おまけに無料相談が入っていたせいでキムがグレイソンと組むことに。むかつき過ぎて「ジミーチュウのヒールで刺してやりたい」というジェーンにテリーが言ったセリフはget in line(順番待ちよ)それよりキッチンへ、とジェーンを連れて行きます。

●Nice try!
キッチンではテリーがサプライズのケーキを用意していました。Happy birthday!と言うテリーに、今日は私の誕生日じゃないわ、と真顔で答えるデビー/ジェーン。上のセリフはそれに対するテリーのセリフ。「悪い冗談ね」と訳されていました。そう、デビーは知るはずもありませんが、今日はジェーンの誕生日だったのです。おまけにHappy 32!と言うテリーにI'm 24.と答えるデビー/ジェーン。いくらお肌を保湿してもyou can't reverse the clock、だそうです。そう、とにもかくにも、デビーの8年間は消えてしまったのです。貴重な20代のほとんどが!

●Done? Or we haven't even started.
さて、無料相談に訪れたのはセクシーな若い男性、マイケル。誤認逮捕でなんと10年の歳月を刑務所で過ごした後、真犯人が現れて釈放されたとのこと。補償金はたった1万5千ドルなのに、I appreciate your support but this is done deal.(終わったこと)と納得しちゃっている彼。消えた8年の怒りが冷めやらぬジェーンは私情を挟みまくって、Doneなんてとんでもない、1万5千ドルなんてinsulting offerと戦うのはこれからだと、戦闘モードに火がつきます。

●Nothing? Wait, how is that possible?
ところが、感じの悪い検察官と判事に当たってしまい、州からのオファーに楯突いたと見なされたジェーン。補償金増額どころか、ゼロにされてしまいます。

●Don't be. She made mistakes that I won't.
さて、キムとグレイソンが担当する裁判は、出会い系サイトのせいで夫が浮気相手と結婚してしまった、というもの。キム&グレイソンは出会い系サイト側の弁護なのですが、サイトの経営者の全く悪びれない態度に、ピュアな愛を信じるグレイソンは早くも嫌気がさしています。君は平気なの?とキムに問うグレイソン。母親が男をとっかえひっかえだったと答えるキム。可哀想に、というグレイソンに対するキムの返事がこのセリフ。

●Relationships end. Marriage is fail. That's reality.
最終弁論を前にして、キムは陪審員たちから反感を買われたと悟ります。最終弁論はお願い、と言われたグレイソンは、しかし気が進みません。ジェーンにこぼすグレイソン。嘘がつけないグレイソンの性格を知り尽くしているデビー/ジェーンは、最終弁論では正直な気持ちをぶつけたらいいとアドバイスします。さて、グレイソンは、上記のセリフで最終弁論をスタート。そして、僕はサイトの経営者であるクライアントが正直嫌いだと告白し、陪審員の心を掴みます。ただし、失敗に終わった結婚を彼のせいにするのは行き過ぎだ、車をレッカーされたとして、窓口の人間のせいにするようなものだと締めくくります。

●I don't wanna look back anymore, Jane. I wanna start living my life. Do you know what I mean?
-Yeah, I do. More than you know.
一晩で証拠を調べ上げ、10万ドルの補償金を勝ち取ったジェーン。しかし、今度は検事を訴える、当時の捜査官も追及するとまくし立てるジェーンにマイケルは、もういいんだ、過去よりも新しい人生を始めたいんだ、と語ります。まるで自分のことを言われているように深く受け止めるジェーンです。

●You gotta let go. you can't hold on to someone who is not here.
万事うまく収まり、ジェーンのサプライズパーティが(8年分のスケールで)盛大に開かれます。キムがグレイソンにいちゃつくのを横目に捉えたジェーンは、カラオケでデビーとグレイソンのテーマソングを歌います。あれ、オンチなはずのデビー、そしてオンチなはずのジェーンがミックスされた新生デビー/ジェーンは、素晴らしい歌声の持ち主となっていました。
僕とデビーのテーマソングだ、とキムに語るグレイソン。失った者を悲しむ気持ちはわかる、でもそろそろ手放さなきゃ、と言うキムのセリフが上記。しかしキムの言葉は全く耳に入らず、ジェーンの歌に聞き惚れるグレイソンです。ジェーンの中のデビーにグレイソンが気づく日が来るのでしょうか…



私はラブ・リーガル シーズン1 第4話


今回のストーリー、コンテスト総なめの名犬が他界し、そのクローンが駄犬だったことからスタートします。飼い主はつぎ込んだ20万ドルを取り戻す裁判を起こしたいそうです。同時進行で別の離婚訴訟も進行します。その夫婦とは、なんとデビーの両親!離婚なんて有り得ない!頼まれもしないのに首を突っ込むデビー/ジェーンですが…

●I ordered them on line in my new size and my feet are still too wide.
ジェーンが足に話しかけるシーンからスタートです。1年も雑誌を眺めた末にようやくゲットした靴。サイズは合っているはずなのに横幅がキツイのです…
ジェーンの嘆きも、近くにいるはずのフレッドにはまるで届きません。ステイシーに夢中のフレッドはフレッドで、まるで違う話をしています。どうやったら彼女を落とせるか、ジェーンの家にあったDVDを見まくっている模様。愛と忍耐が大事だと悟ったよう。とりわけ、忍耐が全てに打ち勝つ、だそうです。Mainly perseverance conquers all.

●Are guardian angels even allowed to date normal people?
守護天使って人間に恋していいんだっけ?と問うジェーンに、
Don't ask don't tell.とフレッド。これは「微妙」と訳されていました。ナイス!

●I'm not really a dog person.
これは犬裁判にアサインされたキムが飼い主に言うセリフ。reallyの使い方が参考になります。このドラマは婉曲表現が多いので、実生活に役立ちそう(少なくともメンタリストよりは)。

●I am not going to tell her who I am.
これは、母がグレイソンを訪ねて事務所に来た母のところにデビー/ジェーンが飛んで行こうとし、フレッドが止めた後のセリフ。娘だなんて言うつもりはないわ、と言った後のセリフが以下。危ういなぁ…
What if I do tell her? I told Stacy and nothing bad happened.
what if には4つの用法があるそうですが、これは「逆切れのwhat if」です。

●If you would like, I have time. Mrs Dobkins, If you need a lawyer, I can represent you.
むりやりデビーの母、ミセス・ドプキンズの代理人になろうとするデビー/ジェーン。それに対し、グレイソンとデビーの母が同時に言葉を発します。もちろんダメと言ったのはグレイソン、ありがとうと言ったのは母です。
-Absolutely not.
-I love that.

●Make your point, counselor.
犬裁判のシーン。名犬が亡くなった時、葬儀で流したビデオを延々と上映するキムに裁判長が、注意を促すセリフ。キムの意図は、見た目は同じ犬でも中身は全然違うということを強調することにあり、成功しました。対する相手側弁護士は、飼い主側に違いはありませんでしたか?と言います。それに対する飼い主の反応は
I'm not following you. (おっしゃる意味がわかりませんが)
弁護士は、訓練の仕方が同じだったとしても、愛犬を失ったあなたは同じ態度で接することができたのでしょうか(いや、できなかったであろう)と言いたいようです。

●Did he have a receding hairline, longish face, kind of goopy grin?
ところで、裁判の間中、ジェーンの方を見てニヤニヤしている廷吏がいます。テリーに事情を話すと、その廷吏、こんな特徴じゃなかった?と挙げるテリー。ひどすぎます…
というか「後退した生え際」は、英語でも同じ表現なのですねー。longish faceは馬ヅラと訳されてました。
なんと、ジェーンは事故の前、そのハンクという名のニヤケ面廷吏とデートをし、キスまでしていたとテリーは言います。さらに驚いたことに、キスをしたのはジェーンからだったらしいじゃないですか!そのオドロキをフレッドに伝えるシーンが以下。

●Apparently old Jane kissed a bailiff.
Apparentという形容詞は使い方によって「明らかに」と「どうやら〜らしい」という2つの意味に取れますが、Apparentlyという副詞になると「どうやら」という一方だけの意味になります。信じたくない気持ちからか、「どうやらジェーンが廷吏にキスをしたらしいの」というデビー/ジェーンに、フレッドはやる気なく一言。
-Good for her.

●Let's slow things down. I just think we made a missed step in the process. Mediation.
デビーの両親裁判は財産分与に話が及びます。ちょっとペースを落としましょうというデビー/ジェーンの態度は、ジェーンとは初対面のデビー父には不可解に映ります。Is she for real? 彼女本気かい?

グレイソンに、ちょっと外へ、と呼び出されたデビー/ジェーン。デビーの死後、父親が離婚話を持ち出したと思い込んでいたデビーですが、グレイソンは前々から父親に相談を受けていたと判明します。仲が良く、何でも話し合う家族だったと信じたいデビーは、思わずグレイソンに詰め寄ります。
●You've never told Deb?
-How do you know that?(なぜそれを?)といぶかるグレイソンに、デビーが知っていれば母親に話しそうだし、と誤魔化すジェーン。父親に黙っていてくれと頼まれたからだと答えるグレイソン。対するデビー/ジェーンは段々激昂していきます。
-So, you didn't tell Deb because he asked you to keep quiet, something that important you kept from her, the woman that you were gonna marry.
-What's going on with you?

●Are you taking his side?
-I'm on your side, he is a jerk.
帰宅後、ステイシーにこぼすジェーンに、弁護士としての守秘義務でしょ、と答えるステイシー。誰の味方なの?というジェーンに、グレイソンって嫌な奴だもん、もちろんジェーンの味方よ、と言うステイシー。jerkとまで言わなくても…

グレイソンに嘘をつかれたとデビー/ジェーンはカンカンですが、



これに対し、ジェーンは法律の知識で対抗。
A lie by omission.意図的に伝えなかったのは、嘘にあたるそうです。

ところで、娘としてのデビーではなく、弁護士としてのジェーンの勘が何かを告げているようです。
My Dad didn't want my Mom to know, as a lawyer, I know what that means.
-I'm listening.(続けて)
時間稼ぎは財産隠しの王道、なんだそうです。さてどうする?

感情のままデビーの実家に突撃し、留守で、でも鍵のありかが分かっているから侵入し、そこに帰宅した父親と鉢合わせ、苦しい言い訳で何とか逃れて帰ってきたものの、humiliatedな1日だったジェーン。しかしながら、デビーのティアラを付けたジェーンを怒りもせず、似合っていたよと言ってくれた父。デビーの写真を見つめるまなざしは優しい父そのものでした。その後、母親の方にも数年越しのボーイフレンドがいると知ったジェーン。自分がこの裁判に首を突っ込むことは、ただかき回すだけなのだと悟り、グレイソンと静かに話ができるようになります。
●I hope I didn't screw things up.
そして、グレイソンがデビーに黙っていた理由はプロポーズを台無しにしたくなかったためであり、グレイソンの方から父親に離婚を待ってくれと働きかけてすらいたことを知り、デビーが周囲の人々にいかに大切に守られていたかを知ります。

さて、負けが込んでいた犬裁判も逆転の兆しを見せます。クローンを作成した機関が、名犬のクローンを、依頼された1頭だけでなく、他に3頭も作成していたことが判明したのです。

あと残るは廷吏ハンク問題だけ。ジェーンは心を込めてハンクに、今後のデートはない旨を告げようと、以下のセリフを発します。

●You seem like a really nice guy.
あなたっていい人ね、で始まるセリフの次に何がくるかわかってるよ、と返すハンクです。こちらの方もなんとか収まりそうです。

このドラマ、1話の中に2つの裁判が盛り込まれるのがデフォルトで、その2つはどこか関連しあっていたりします。今回の裁判、何か関連あったっけ???

あ、ミスコン荒らしのデビーと、コンテスト総なめの名犬つながりかぁ。ミスコン荒らしだったデビーの蔭には、親バカとも言える母の献身があったのでした。親バカならぬ名犬バカが、複数のクローンを作成に手を出したに違いないという閃きをジェーンに与えたんだった…
「子供の頃はミスコン荒らしでね、」と言い出したジェーンを見つめるキムの顔が面白すぎて、肝心のストーリーの軸が抜けちゃったわ。

私はラブ・リーガル シーズン1 第3話


今回のストーリは、長時間労働で過労死したドライバーの妻が勝訴した裁判の再審です。かつてのジェーンが勝訴に導いたのですが、今やデビーであるジェーンには記憶がありません。裁判より旅行の計画に夢中のジェーン。

●I know I should have called first, but when I got the news...
心配すぎてアポなしで訪ねてきたクライアント。
It's gonna be all right.と言って安心させようとするジェーンですが、実は全然自信もなければ、そもそもやる気もないのでセリフに力がありません。

●Is there something wrong with you? I mean in the head, in an organ, upstairs. I heard you got shot.
裁判を延期してくれないかと申し出たジェーン。理由は、親友がリゾート旅行への音楽をもう用意しちゃってるし…などとのたまわるジェーンへのサマーズ判事のセリフ。どうかしちゃったの?お二階にあるあなたの臓器のことよ、アタマ。撃たれておかしくなったわけ?と、とりあってもらえません(当然)。

●Turn off the water works and pull yourself together OK?
お涙頂戴のクサイ芝居(dinner theater)で陪審の気を引こうとしたジェーンに、サマーズ判事からの警告。

●to a tee=完全に
こちらは別の裁判でのセリフ。二重人格だった夫を治療してもらったところ、本来の明るい人格が消え、サブの執着質な方が残った。治療はガイドラインに正確でしたか?という質問に対して担当医が一言で。

●Hello, hello. Am I interrupting?
デビーの死亡記事が新聞に載った。しかし写真は似ても似つかぬお婆さんの写真。手違いがあったらしい。ステイシーが新聞社にかけあってくれるそうで、「気品のある写真」を探していたジェーン。まさに気品のある美しいデビーの瞬間を捉えた1枚がグレイソンのオフィスに飾られていた。その1枚を間に見つめ合うグレイソンとジェーン。そこにキムの邪魔が入る。あなた、顔が赤いわよとからかわれたジェーンは、I was running laps earlier.と苦しい言い訳をする。

●Did you slap me?
No. May be I should have.
昔のジェーンは現実的で冷静な弁護士だったようだ。かつてサマーズ判事が不当な裁判で涙をのんだ時、ジェーンは「法は絶対だがいつも公正とは限らない」と諭したらしい。そんなジェーンが今じゃまるで別人、証言を変えた証人にフェアじゃないと騒ぎ立て、裁判は大混乱。
留置場で頭を冷やし中のジェーンのところにサマーズ判事が面会に来て、昔のジェーンのセリフを言って聞かせる。私がそんなことを言ったの?あなた私をひっぱたいた?というジェーンに、いえ、でもそうすべきだったわね、と判事。

●You are going through something, aren't you?
Think about getting some help.
あっさりしていて男勝りなサマーズ判事だが、実は裁判の進行よりもジェーンの変わりようが心配で様子を見に来てくれたらしい。最近何か辛いことがあった?助け求めることを考えてみたら、と言って帰っていく。



●She made it for me to assert myself.
グレイソンとキムが担当している二重人格裁判にて。主治医は元の人格を消したのですか、というキムに、彼女は僕が自信を持って前に出られるようにしてくれた、と答える患者。

●What about this. The sea is filled with many fish.
どうやらステイシーに恋してしまったらしいフレッド。フレッドは天界の門番だったが今はジェーンを見張るため人間界に降りてきて、現実の身分は冴えないメーリング係。モデルのステイシーは鼻にもかけない。恋する気持ちをどうにもできないフレッドをいろんな言葉で慰めようとするジェーンのセリフの一つがこちら。

この第3話ではキムとグレイソンが徐々に接近する。ハラハラするジェーン。ま、私はラストまで見ちゃってるのでちっともハラハラしませんがー。