海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

私はラブ・リーガル シーズン1 第8話


--今回の単語集
実生活で役立ちそうなのはmore or lessぐらいでしょうか…
多かれ少なかれ、という文字通りの意味しか知りませんでしたが、ドラマで実際に使われていたのは「正確には再現できないけど、だいたいこんな感じ」というニュアンスでした。これは便利そう。

epiphanyひらめき、悟り
perspicacious先見の明がある
hilarious陽気な
more or lessだいたいそんなところ
frontal lobe前頭葉
reconcile仲直りする
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●Who is Brian Young?
-Do I know Brian Young?
-That't what I'm asking.
-You read my e-mails?
-Is that what's important here?
ジェーンが朝出社したらテリーが勝手にジェーンへのe-mailを読んでいるではありませんか!で、ブライアン・ヤングって誰?としつこく聞く。同窓会が楽しみだ、15年前の続きから始めたいだなんて意味深なメール…っていうか、テリー、勝手に読んでおいて開き直りも甚だしい!ところで15年ぶりの同窓会ですって?しかもジェーンは同窓会用のドレスをオーダーしているらしい。

●It took me six months to find this dress and I paid for it by myself. 10,000 dollars.
-10 grand!?
今回のキムとグレイソンの案件は、結婚式当日に浮気された花嫁がクライアント。オフィスを訪れた花嫁はまだドレスを着たままだ。6ヶ月もかけて見つけたとっておきのドレス、もったいなすぎて脱げないんだそうだ。その値段を聞いて驚くグレイソン。grandは1000という単位のスラング。100万円相当のドレスなんですねー。グレイソンは驚きのあまり絶句し、この仕事は降りると言うけど、さすがキムは女性がドレスに大金をつぎ込む気持ちが理解できるし、花婿をとっちめたいとやる気十分。でも、花嫁がとっちめたい相手は花婿ではなく、浮気相手の方らしい。maid of honorすなわち親友がその相手だなんて…

●I'm sure won't happen again. Will it?
-I don't know.
さて、ジェーンの方のドレスはというと…うぅ、こんな趣味の悪いドレスってある?
そこへグレイソンがちょっと話をしたいと言う。こないだキムとのキスシーンをジェーンに見られてしまってきまりが悪いみたい。職場であんなシーンを見せてごめんと謝るグレイソンにジェーンは、まぁあんなこともうないだろうし…ってまたある可能性もあるわけ!?

●You know, people say life is precious, but unless they are on the escalator in the sky and watch the gate keeper push the "return" button they don't know what they are talking about.
ジェーンの方の裁判は、国内最大手の芝刈り機メーカー創始者、サープ氏がクライアント。なぜかジェーンご指名だったらしい。
内容は、息子が彼から会社を取り上げようと画策しているというもの。事故で死にかけてから人生観が変わったという彼。epiphany(悟り)が降りてきたんだって。確かにちょっと変わってるかも…かつて仕事人間だった彼、今は会社の利益そっちのけで遊び回っているようにしか見えないし。
しかし彼の去り際のセリフにジェーンはギョッとする。天国で門番が「リターンキー」を押すのを見た者しか、人生の本当の価値はわからない、ですって!?

●I've reviewed your file but while I sympathize with your client I don't see any cause of your action here.
キム一人で挑むことになった花嫁裁判。判事は、精神的苦痛は精神科へと相手にしてくれない。おじゃんになった結婚式費用についても、払ったのは両親で、彼らは訴えていない。裁判に持ち込める材料は…そう、彼女が支払ったものがあった!1万ドルのドレス!ドレスに1万ドル!?と男性判事はグレイソンと同じ反応だが、裁判にできるネタを見つけたようだね、と判事。ただしno mushy stuff(お涙ちょうだい劇はゴメンだ)だそうです。

●Ms. Bingum, you are fired.
サープ氏の裁判は前代未聞のキテレツさ。パジャマ姿で法廷にあらわれたり、頭にバニーちゃんの耳をつけてみたり。人生には笑いが必要、取締役会に出席しないのは、Nothing happens at most board meetings.だそうで。まぁまだここまではジェーンの忍耐範囲だった。しかし、アンカレッジのドーナツショップの店員さんに家を買ってあげたという事実が出てきたあたりからジェーンの顔色も変わってくる。挙句の果てには法廷で彼女にプロポーズ。さすがのジェーンもあなたに必要なのは精神科医の助けだと言ってしまい、サープ氏はジェーンをクビに。ジェーンを指名した理由は、ジェーンが死の淵(flat line)から生還したと聞き、ジェーンなら理解してくれると思ったからだった。

●What was she thinking. Brian Young hasn't seen me for fifteen years and this dress was out of style then.
-Project Runway. OK, we've got thirty minutes. Start memorizing your class mates while I make it work.
クビになったことをステイシーにこぼすジェーン。変人だけど斬新な今後の事業計画を聞くとperspicacious(先見の明)はあるようなんだけど…「先見の明」を何と聞き間違えたか、ステイシーは「彼にはデオドラントが必要ね、」と。この単語、ネイティブにも馴染みが薄い単語らしい…
さておきこのドレス。かつてのジェーンは何を考えていたのかしら。昔を意識した?いやいやそれにしてもダサすぎだから!ステイシーが手にしているのは、ハサミ、安全ピン、ゴム。今から「プロジェクト・ランウェイ」をやるからあなたは卒アルでクラスメートの名前を暗記して!

●No one remembers me, Stacy. I learned all those names and none of them knows mine.
同窓会に繰り出したジェーンとステイシー。どうやらジェーンは存在の薄い生徒だったみたい…誰もジェーンのことを憶えていない。そこへ登場したのがブライアン・ヤング。いきなりハグ&キス。ジェーンのことを心から懐かしがっていて、プロムの夜は最高の思い出だと言う。そう、僕がゲイだと告白したあの夜。
そう、ブライアンはゲイだったのだ。思わず表情が固まってしまったジェーン。そう、その表情だったよね、あの夜も、と笑うブライアン。そう、私ってhilarious(陽気な)タチなの…

●He said he loved me?
-That's what they say.
キムの元に花婿が来訪した。ミアが電話に出ない、ミアを愛していると伝えてほしいという彼をバッサリ追い返します。一応ミアに彼が来たことを話したら、ミアは未練たらたらな様子。彼(he)、愛しているって言ったの?というミアの質問に、男(they)の常套句よと返すキム。しかしキムの助言は聞かず、彼とやり直すことを選ぶミアです。

●If you feel like a model, then I say, you are a model.
ブライアンとのお酒が進み、これから真面目な話をする、と切り出したジェーン。私は24歳のスーパーモデルで表紙を飾る予定だった。でも死んで魂がこの体に入ったの…
…沈黙…
爆笑する2人。前からそんな冗談言う人だったっけ?しかしブライアンはすぐ真顔になり、君がモデルだと言うのなら君はモデルだ。誰もが自由に生きる権利がある。プロムの夜にそう言ったのは君だ。
私がそんなことを?more or less(正確じゃないけどそういうことを言ってくれたよ)
そんな彼との会話で、ジェーンは仕事のヒントを閃いたようです。ステイシーのところに戻ったジェーン、While we're catching up, I suddenly realized how I'm gonna get my client back.

●Brandon Tharp is crazy as a soup sandwich.
ジェーンの最終弁論はサープ氏をクレイジーと断言するところから始まります。でも見る側の視点を変えてみると、エジソンアインシュタインに通じる偉大な才能が見えてくるはず。



サンドイッチとスープは美味しい組み合わせだけど、スープをパンで挟んだサンドイッチは確かにクレイジーですね。

●Reconcile
サープ氏自身も陪審員の前で一言語りたいそうで、世界の偉大さについて話し始めたその時、卒倒を起こしてしまいます。実はfrontal lobe(前頭葉)が委縮し、先が短いことを自分で分かっていて、今まで息子にも隠していたのです。
仕事人間だった彼が変わったのはそれ以来。他でもない息子のためでした。ジェーンは息子と仲直りしてほしいと頼みます。
Will you do something for me?
-Anything for you.
-Reconcile(仲直りする)with Charlie.

●Life is short and no one has the right to tell you how to live it.
事務所に戻ると、グレイソンがジェーンのオフィスに居ました。キムとの関係を、こともあろうにジェーンに相談するグレイソン。ジェーンが話しやすい存在だからつい話してしまうんだ、というグレイソンに、ジェーンはジェーンとしてのアドバイスをします。そう、昔のジェーンがブライアンにしたのと同じアドバイスを。しかしジェーンの中のデビーは悲しそうです…
キムのオフィスを訪ねるグレイソン。これで二人はくっつくことになるの!?と思いきや、キムの方からグレイソンをフってしまいました。優柔不断男は嫌いなの、と。でも、そんなキムもちょっと悲しそう!?

●I don't know I've never done it before.
今回の裁判は結果的にどちらも告訴取り下げとなりました。息子のチャーリーが会社を継ぎ、チャーリーは父親のクレイジーな経営戦略を継続することにしたようです。反対する人は辞めさせる、ですって。

ラストシーンはサープ氏とジェーンが気球に乗るシーン。準備はいい?と聞くサープ氏に、わからないわ、初めてなんだもん、と答えるジェーンでした。