私はラブ・リーガル シーズン1 第7話
今回は怪しいダイエットバーを売るジリアンと、ジリアンを崇拝する思春期の娘を心配する母親の裁判を軸に進行します。そして、グレイソンに自分がデビーだと打ち明けたいジェーン。グレイソンとの会話の中に、デビーしか知りえないヒントを散りばめますが…
●What happened on your date with Fred?
-What do you talking about?
-Details. Spell on.
-Who's Fred?
昨夜、フレッドとキスして出かけていったステイシー。その後どうだったかが知りたくてたまらないデビー/ジェーンは、わざと掃除機で爆音を立ててステイシーを起こし、さぁ話してと迫ります。が、ステイシーはフレッドを知らない様子。とぼけてるにしてはちょっとやり過ぎじゃない?
●She lost weight fast. Too fast.
-Well, if you want her to stop losing weight, my advice is pie. Bake her a pie. Everybody loves pie.
今回の依頼人は娘が過激なダイエットで急激に痩せたと語ります。あら、パイでも焼いてあげたら?とお気楽に答えたジェーン。どうも的外れな発言だったみたい…
娘の体調が深刻に悪化し、危険なダイエットを推奨する会社を訴えたい母親が今回のクライアントです。
●Miss Caswell, you've been served.
-My former assistant Adams is suing me for sexual harrassment...the firm, too.
もう一つの裁判は、なんとキムが訴えられた!しかも、元助手からセクハラで!キムは確かに毒舌で冷たいイメージだけど、セクハラで職を失うのを黙って見過していいほどの悪い人じゃないと、グレイソンが弁護を担当することに。
●I'm fine.
-Your mother doesn't think so.
-Listen, my mommy is happy being the weight she is. I wasn't. And I did something about it.
ジェーンが依頼人の娘に会いに行きます。ダイエットに夢中の娘はジェーンが何を言おうと耳を貸そうとはしません。
●I've been transferred back to the home office. Take care yourself, Jane.
職場でもフレッドを見かけないし、ステイシーも、誰だか分からない人の話はもうやめて、と言い出す始末。ふと手元を見ると、見慣れないカードが。それはフレッドからのカードでした。ステイシーとのキスは掟破りだったため、天界に送り返されてしまったフレッド。ジェーン以外の人の記憶は消したそう…
●Besides, who would buy a diet program with warning labels?
-Well, say hello to the points.
ダイエットプログラムのカリスマ提唱者、ジリアンと法廷の廊下で出くわすジェーン。和解を持ちかけるジリアンに、安全な商品を提供すること、そしてリスクを明記することを求めたジェーン。誰が警告付のダイエットプログラムにお金を払うと言うの?というジリアンに、「本音が出たわね」とジェーン。
●I won't say a word.
-$200,000!? You're out of your mind.
-She can't control herself that's why I'm here.
アダムと弁護人が事務所にやってきた。キムがおとなしくしてるというから同席を許可したグレイソン。ところが金額が出てきたしょっぱなからキムが激昂。相手の思うツボですから〜
●Two words. "No" and "Way".
ジェーンが、なんとジリアン側に証人として証言を求められるという異例の事態に。正式な手続きを踏んでいるため断れず証人席に着いたジェーン。弁護人の質問は、「ジリアンのダイエットプログラムを試したことがあるか」というもの。自信満々のジェーンの答えが上記。
その直後、ジリアン側が提出した証拠は、なんとジェーン自身がジリアンダイエットを実施し、成功談を録画したビデオだった!中身がデビーの今、ジェーンの過去のダイエットなんか知らないと言えるわけもなく、すっかり信用を失ったジェーン。娘は母親に怒り狂っているという。一番の問題は、思春期の娘がジリアンに傾倒しきっており、ジリアンを信用しきっているということ。母親よりも。
I can not believe that Jillian has more credibility with my daughter than I do.
●Who's my doctor?
確かに不利だけど、ジェーンがジリアンのダイエットをやめた原因を探るには、自分のかかりつけ医に聞いてみるのが手だと思いついたジェーン。ところで私のかかりつけ医って誰?
さっそく、かかりつけ医のところで得たヒント。ジリアンのダイエット方法は飢餓と戦うものだからせいぜい3週間しか続かない。失敗者が続出している。意思の力とは関係ない。そして、ジェーンは胃のバイパス手術を相談したこともあったみたい。ドクターが止めたけど。ところで血圧が高めだけど、何か悩みでもあるんじゃない?という鋭いドクター。悩み「事」?それとも「人」?というさらに鋭い質問。女医さんだけあって何かピンときたみたい。
It's "someone" I've been meaning to tell "something" to.
「ある人」に「ある事」を言ってしまいたい…両方なんだよね〜。
●I don't believe it!
弁護士秘書のネットワークでキムに有利な証言をしてくれる人を探していたテリー。バーに誘って奢って…でも収穫はゼロ…ところが、一部始終を聞いていたバーテンダーが、なんとアダムを知っているという。悪行まみれのアダムの弱点をまとめたレポートをグレイソンに渡すテリー。一読したグレイソンのセリフが上記。
●Do you think Jillian Ford had gastric bypass surgery?
-That's make sense, isn't it?
ジリアンダイエット実施者のその後を検索するうち、成功者はほぼゼロだということがわかってきた。しかしジリアンは?もしかして元々痩せてたとか?いや、ビフォーアフターを見ると、本当に見た目50kgぐらい違う。だとしたら…もしかして胃のバイパス手術を受けて痩せたくせに自分が開発したフードバーで痩せたと偽っているとか?それなら辻褄が合う。あとは椅子に座ってお金が転がり込むのを待つばかり。だってみんな痩せるための特効薬を手に入れたくて必死なんだから!She sits back and watches the money roll in because people are desperate for a magic bullet. ジェーン、あなたって天才!まだよ、証明しなくちゃ。
●The issue isn't that she doesn't want to eat it. The issue is that she CAN'T.
ジェーンの証明とは、裁判でジリアンに、彼女が開発したフードバーを食べてみろと言ったことでした。拒否したジリアン。食べたくないのではなく、食べられないのでは?成分のショ糖を、バイパス手術を受けた胃が受け付けないのでは?It's not crime.と開き直るジリアンに、そう、確かに犯罪ではない、でも感化されやすい少女に商品を勧めるのはやめてと言うジェーン。質問になっていないという弁護人に、質問はこれからよ。What's the matter with you?
●Sorry, I gave you a wrong deposition.
キムのセクハラ事件の方も進展を見せた。キムへの訴え内容を確認し、間違えがなければサインをするようアダムに求めるグレイソン。おっと、紙を間違えた。内容が酷似していたものでね。こっちは別のケースだったよ。顔色が変わるアダム。そう、身近にあったケースをそっくり模倣した手口がバレたと気付いたのだ。
●I'm going to deal with it, right now.
モヤモヤが取れたかって主治医が聞いてきたけど何のこと?と聞くテリー。これからよ、と答えるジェーン。そう、お互いの裁判が片付いた今こそグレイソンに真実を、自分がデビーだと、伝えるのだ。
グレイソンのオフィスに向かうデビーがそこで目にしたのは、キムとグレイソンがキスする姿だった…