海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

私はラブ・リーガル シーズン1 第2話


今回のストーリーは、体重増加を理由に解雇されてしまった女性の裁判を軸に進行します。加えて、モデルだったデビーの魂がスーパーぽっちゃり体形のジェーンに入り込んでしまったことで直面するさまざまな問題と成長の物語です。

●Excuse me, I'll be right back.
何のことはない、ジェーンがちょっと退席する際のセリフですが、I'll be back soon.よりカッコイイ気がします。

●Did you assign me the Lucy Tyner case because I'm…
ボスであるパーカーとの会話。自分が太っているから、同じく大柄ゆえに解雇されたルーシーの裁判に私をアサインしたの?と問い詰めようとするジェーン。しかし、I'mの後のfatという単語をどうしても発することができません。その後も、larger than averageとか、回りくどい言い方が続きます。

●I have client waiting.
ルーシーの裁判から降りるつもりでパーカーと掛け合っていたジェーン。パーカーの態度がめちゃくちゃ頭にきて、逆にやる気になります。このセリフでパーカーとの会話を打ち切り、パーカーをポカンとさせます。

●Divorce case, nothing to do with you.
これはパーカーのセリフ。デビーの恋人だったグレイソンが、美女で性格の悪いキムと二人で挑む裁判が気になってしかたありません。チラチラ二人の方ばかり見るジェインにパーカーは、あっちの裁判は君とは関係ないよ、と言います。

●Have we met?
いきなり事務所におしかけてきたステイシーに、秘書のテリーが言うセリフ。テリーが名乗らないうちからステイシーが、あなたがテリーね、と言ったため。

●Your boss described you.
上のセリフを受けてステイシーが言ったセリフ。ジェーンからあなたの特徴を聞いていたから、というステイシーに、テリーがアジア系とか差別的なことを言ったのね!とキレると、ステイシーはジェーンはそんなことは言わなかったわ、厚塗りコンシーラーに底上げブラと言ったのよ、とやり返します。そもそも、わざわざyour bossと始めたところから言葉の応酬は始まっています。部下が生意気なら、あなたがボスだとわからせてやりなさいよ、というやり取りが第1話でありました。

●She doesn't wanna be disturbed.
ジェーンの魂がデビーに替わっていると知らないテリーは、ジェーンに似つかわしくない女が急に訪ねてきて変なこと言ってる、ぐらいにしか思っていませんので、このセリフを言います。

●On house.
バーのシーン。美女ステイシーにはバーテンダーからのOn houseが。ジェーンになったデビーには誰もお酒をおごってはくれません。モテモテだった昔の回想が、このキーワードからスタートします。

●You scared the hell out of me.
ステイシーの部屋で居候を始めたデビー/ジェーン。しかしステイシーがジェーンを強引に痩せさせようとしてケンカに発展。仕方なくジェーンの家に戻ったら、フレッドが勝手に家に居座っていました…
脅かさないでよ、というジェーン。the hell out of は強調表現です。

●Step away from the cookies and get a grip.
get a grip=落ち着いて
デビーに戻りたいとこぼすジェーン。フレッドは、デビーだったらジェーンに何と言うかな、と問います。その答えがこちら。字幕では「少しは痩せる努力をしたら?」となっていました。
じゃ、ジェーンはデビーに何と言う?と問うフレッド。その答えはこちら。



過去の自分の自信は、ジェーンのような体形の女性を見下すことで成り立っていたのだと気付きます。

●It doesn't seem fair. It's not even close to fair.
そんなのフェアじゃない、全然まったくフェアじゃない、というこのセリフ。1文目にはなぜbe動詞がないのか気になり調べました。It doesn't seem (to be) fair. のto beが省略されているのですね。というか、be動詞の代わりになる動詞、seem become look remain stayのうちの1つだった。

●Parker is beyond thrilled.
長期契約を取れてパーカーはさぞ喜んでるでしょうね、というジェーンのセリフ。beyond thrilledなんて面白い表現だなと思いましたが、普通に使う表現のようです。

容姿のせいで自分に自信が持てない…世界共通の悩みですね。
冒頭の「スーパーぽっちゃり」という日本語は、実は私が昔お世話になったイギリス人女性が自分の体型について表
現した日本語です。周囲をくすっと笑わせながらも自分を卑下しない日本語を、彼女は見つけたのですね。

私はラブ・リーガル シーズン1 第1話


唐突ですが、韓流ドラマはしばらくやめて、どうせなら英会話学習に役立つ海外ドラマを見ることにしました。

以前、勉強のために「フレンズ」を見てみたことがあります。「フレンズ」と言えば、英会話学習のための海外ドラマとして多くの人々が筆頭に挙げるドラマです。

しかし…私にはダメでした。

結局ドラマってすごぉく人それぞれ趣味の偏りがあるし、勉強のためって思うと苦痛になっちゃうんですよね。

今回はその反省を生かし、多少聞き取りにくかろうが、会話の内容が不適切であろうが、自分が好きでハマれる、ということを軸に選びました。
とはいえですよ、さすがに「メンタリスト」だったりすると、スラングだらけで早口で、聞き取れたとしても
Put your hands in the air! (手を上げなさい)←逮捕時の決まり文句
とかなので、ちょっとこれは…

日本語で1回全部見たことがあるドラマの方がいいし、となるとこれっきゃない!



私の好きなドラマって、恋愛と仕事での活躍が外せないテーマらしい…
仕事での活躍とはいえ、もともとデキる女性には魅力を感じない。苦労しながら、その人なりの(かなり変わった)スキルが生かせるってところがポイント。本人はスキルとも思っていなかったりする。

さて、「私はラブ・リーガル」の主人公ジェインのスキルとは…

完全ネタバレですが、モデルで、交通事故で死んじゃって、魂だけがジェインの体に移っちゃった!ってこと。

体の持ち主は頭の切れる弁護士でした。その能力はちゃんと受け継ぎつつも、中身はモデルのデビー。
嫌味な同僚のエルメスを一目でニセモノと見抜けるようになったり、被告人のスーツが超一流のもので、賄賂でももらっていなければ買える品じゃないってこともすぐわかります。パワハラ夫のせいで完全に自身を失った妻の離婚訴訟では、妻を一流のスタイリストに託し、一瞬にして自身を蘇らせたりとか。

これだけの内容が1話に盛り込まれており、ワタシ的にドツボなんです!

さて、前置きが長くなりましたが、シーズン1の第1話で私が気に入った表現

●Let me get this straight.

これは死んじゃったデビーの親友、ステイシーのセリフ。デビー/ジェインは、親友のステイシーにだけ真実を打ち明けます。もちろん最初は信じてもらえず、けんもほろろに追い返されるのですが、デビーだけが知り得るステイシーの秘密(高校時代のセ〇〇ス相手に毛じらみをうつされたとか・笑)を玄関前でまくし立て、信じてもらいます。
で、事情を説明するのですが、混乱したステイシーが言うセリフです。「ちょっと整理させてね、」といったところでしょうか。
このセリフのポイントは、thisとstraightがつながるのでsは一度しか発音しませんが、長さは2倍取ること。


●I'm sure of it.

これは、ジェインの秘書テリーのセリフ。デビー/ジェインはデビーの葬式に参列します。そこで聞こえてきたのは、デビーって自己中女子だったよね〜、というひそひそ話。
死んだ直後、天国行きか地獄行きかを決める門番にも「あんたの人生はうすっぺら」と言われたばかりということもあり、痛く傷ついたデビーは、ちょうど電話をかけてきたテリーに「ジェインって自己中な性格?」と問います。秘書は「そんなことない、ボランティア活動だって率先してやっていたし…」など、ジェインのことを話し、自己中だなんてことは絶対にない、私が保証すると、このセリフを言います。ジェインが抱えていた裁判を放棄しようとしていたデビー/ジェインはこの一言で裁判所に向かいます。


●You're who you wanna be.
モラハラ夫によって自信をなくした妻にジェインが言ったセリフ。こんなストレートに臭いセリフをジェインが言ったのには訳があります。直前に、ボス(女ったらし)に、この裁判は夫のいいなりでいいんだ、というようなことを言われ、君だからこそ担当させた、ということを言われます。そう、デビーが入り込む前のジェインは自分に自信のない女性だったのですね〜。

「坂の途中の家」 角田光代




角田光代さんは実際に起きた事件を基に何冊か書いていらっしゃる。「八日目の蝉」以降何冊か手にとってきたけど、どれも胸をふさぐような事件が基で、後味の悪さから、あまり手を出さないようにしていました。

ただ、この本はドラマ化されることもあり、興味を惹かれて読んでみたら思った以上にハマったので感想を。

内容を簡単に説明すると、裁判員に選ばれた女性が、幼児虐待殺人の被告に自らを重ね、共感していく心の動きを捉えたもの。被告人を第三者の目で追っていくうちに、これはまさに自分の物語であると錯覚するほどに強く共感していきます。
(ちなみに元ネタとなる事件は、この本に関しては、ネットでざっと探した限り見つからなかった)

細かい内容はネットでいくらでも見つけられるでしょうからそちらに譲るとして、私のアンテナが強く反応したのは、「被害妄想」というキーワード。

ここからは「私の」共感ストーリーですのでつまらないと思われたらさっさと閉じ、本を読むなり遊びに行くなりしてくださいませ。

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最近私の周りで被害妄想が流行っており、というか、流行っているわけはないので、私が今まで意識していなかったから目につかなかっただけで、割と日常に転がっているのだなぁと気付いた、という話なんですが。

結構深刻で日常生活に支障が出るレベルから、周囲の人は若干迷惑だけど笑い飛ばせるレベルまでいろいろ。

それでネットでググってみて、妄想にもいくつか種類があると初めて知りました。楽天的な妄想もあるんですね。先月職場を去った同僚がこれでした。みんなが私を引き留めようとしている、とか。その根拠を挙げてくれるんですけど、私には「それたまたまじゃん」としか思えない。15分ぐらい話が止まらないんです。まぁそのレベルなら明るいし、特に迷惑というほどではない。むしろ楽天的で良い性格だなと思いましたです。

日常生活に支障が出る深刻なレベルは、ちょっとここには書けませんが、被害妄想でググってみると、パターンのバリエーションが少ないことに驚きます。盗聴器を仕掛けられているとか、周り中が自分の悪口を言ってるとか。判で押したように同じパターンですね。

興味本位でググっているわけではなく、職場を去っていった方々のうち、女性に割と多いので、そういう精神状態になりやすい環境なのかなと思って、ちょっと警戒しているわけです。

私自身にはそういう兆候はないと(自分では)思っていますし、職場環境も気に入っていて、できるだけ長く勤めたいと思っていますが、2年目に辞めていく人が続出したので、いちおう気を付けたいと思います。

原因の第一は、派遣社員という身分の不安定さ。ちょっとした環境の変化や、社員さんのちょっとした発言を深読みしすぎる。第二は、一人で進める作業が多いこと。深読みして負のスパイラルにハマっていても、「考えすぎだね」と笑あえる仲間がいない。
この環境はどうしようもないです。

本を読んで強く感じたのは、陳腐な表現ですが「遊び心の大切さ」。
ここから本の内容に戻ります。

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ちょっと離れた立場の人だったら、例えば、母乳の出ない苦しさなんて、「え、そんなの出ないならミルクでいいじゃん」と思える。
しかし、真面目に育児に取り組もうとすればするほどに、自分を責め、簡単にそんな風に言ってくる人を「自慢?」とか、曲解してしまう。

主人公および被告人は、ありとあらゆるシーンで、それこそ四方八方から苦しめられるのですが、苦しめている側には一切悪気はありません。悪気がないどころか、育児に協力的な夫、いつでも手を貸してくれる義理母に囲まれ、恵まれている彼女たち。

しかし視点を変えれば、夫が協力してくれるのは、私をダメな母親だと暗に言いたいから、とか、義理母が協力してくれるのは、虐待していないか監視するため、とか、いくらでも被害妄想に変換が可能なんです。

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職場の話に戻ります。
環境を変えられない以上、自分で気を付けるしかありませんね。で、遊び心の話なんですが、「一生に一度」の「育児」に絶対に失敗は許されないとか、そういう考えがマズイ。7人ぐらい産んでその4人目ぐらいの気持ちで臨んでちょうどいいぐらいなのではないでしょうか…
まぁこれも私が傍観者だから言えることなのですが。

自分の職場に「7人ぐらい産んでその4人目」思想を当てはめてみると、「ここがダメでも次を紹介してもらえばいいや、それが派遣のメリットなんだし」と考えるとか、ですかね。
あとは趣味を充実させること。休日はちゃんと遊ぶこと。冗談をたくさん言うこと。

「遊び心」は、勝手に向こうから歩いてきてはくれません。自分で見つけに行かないと…とか真面目に考えること自体がNGかー。

趣味を充実されること、しかも、ほんとどうでもいい趣味であればあるほどいい気がします。

【映画】 バーニング 劇場版 ☆☆☆☆☆


村上春樹の初期の短編が好きで、原作の「納屋を焼く」は特に好きで、韓国ドラマが好きで、え、主演がユ・アイン!?ときたら、これは観るでしょう!

と、息巻いて2019年2月の公開が待ちきれないと思っていた2018年。

…気が付けばもう3月じゃん。

一般公開は終わってしまっていましたが、幸い単館上映されていたので、観てきました。

以下、ネタバレあり。
というか、私の解釈です。

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謎の金持ち青年、ベンがいわゆる「青ひげ」で、女の子に一時の夢を見せて、飽きたら殺害、を繰り返している異常犯罪者と、私は解釈したのですが、某映画サイトのレビューをざっと一読して仰天。私の解釈は偏っているようです。



「ベン=青ひげ」は状況証拠のみ。主人公ジョンスがヘミを想うあまり妄想にとりつかれていったのだ。映画の後半は彼の妄想の世界、異常なのはジョンスの方、という解釈が主流だなんて〜。



ヘミというのは主人公の幼馴染で、中身のうすっぺらい女の子です(と、私は思った)。
が、これもジョンスのファム・ファタール(運命の女)という解釈が結構あります(当然男性のレビューですよ)。
えぇー。



男性は男性に厳しく、女性は女性に厳しい、ということなんでしょうね。

番外編としましては、
鳴り続ける電話について、ヘミが7歳の時に落ちた枯れ井戸から時空を超えて助けを求めている、なんて解釈をしたレビューがありました(これは女性)。
ぜんぜん思いつかなかった。



多かったのは、韓国の行き過ぎた格差社会が表現されていたというレビュー。

賛同はしますが、むしろ、格差社会に惑わされず、自分のペースで生きる主人公像を感じたなぁ、私は。
村上作品の主人公はこうあるべき、という先入観があるせいかな。

村上作品の主人公は、たくさん稼いだり地位を確立することに興味が持てず、淡々と自炊をし、ランニングや水泳で身体を整え、ローコストな生活を規則正しく回すスタイルが特徴です。
社会との関わりは最小限となり、世間の物差しで計られることを回避できます。

映画の中のジョンスも自炊をし(ちゃんとニンニクを潰してましたねぇ)、のちにランニングをすることになります。ジョンスは世間の物差しに振り回されてなんかいない、最後までクリアな精神を保っている、と私は解釈しますがねぇ。
一般的に男性はジョンスに厳しくて、「あいつはおかしい」となりがちなようですが、私(女性)はジョンスに甘いです。

一方、私(女性)はヘミには厳しいです。中身が空っぽでスタイルの良さだけが売り。イベントコンパニオンで貯めたお金をアフリカ旅行につぎ込み、そこで何かを得て来るならまだしも、男連れで帰ってきただけ。しかも金持ちで怪しさ満点じゃん。
そしてベンはそういう女の子が好きで、決まって2ヶ月で飽きます。

ヘミがアフリカで見た踊りを、ベンのホームパーティで披露するシーンがあります。踊りというか、「このポーズにはこういう意味があって、この意味のポーズに発展していって…」と説明しながら体を動かす、と言った方が正確なのですが、ベンがそのシーンでいかにも退屈そうなあくびをします。

観客側も「踊りの意味」をヘミから聞くのは2回目でして、あぁ、なんてうすっぺらい女の子なんだろうと思う、という上手な仕掛け…だと私は思ったのですが、この踊りが男性陣を刺激してファム・ファタール説が誘導されるらしい。
「はぁ?」って感じなんですけど。
ヘミが千夜一夜物語の女性ぐらい賢かったら殺されずに済んだと思いますがねぇ。

とはいえ、ヘミがうすっぺらいというだけの罪で殺されていいわけはありません。彼女としたって、パッとしない農村で生まれ、顔はそんなに良くなく(のちに整形)、抜群のスタイルが売りなのですから、いったい他にどうすれば良かったというのでしょう。全財産をつぎ込んだ旅行で得たものが別世界への切符だったとしたら、あまりにも可哀想すぎます。そういう意味ではヘミの味方です。

映画の中ではジョンスだけがヘミの味方です。母親や姉すらヘミを心配しません。世間が「青ひげ」を制裁できないとなると彼の取るべき行動は…

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さて、映画の問題ではなく、こちらは日本語字幕の問題。読みやすい字幕だったのですが、気になった点が1つあります。

原作では、「僕は時々納屋を燃やすんです」という金持ち青年の衝撃発言が、ぼーっとしている主人公の耳にいきなり入ってきます。一瞬何を言われているのかわからない主人公。ここが物語の一番のキモであり、印象的な手法で描写されています。

僕 燃やす 納屋を

という3つの要素がいっぺんに目に飛び込むことで読者に衝撃を与えられると思うんです。

さて、映画の字幕はこんな感じです。





「僕は時々」と、「ビニールハウスを燃やしています」が分割してしまっています。

この部分はぜひ、「僕は時々ビニールハウスを燃やしています」と、一気にカタをつけて欲しかった。で、そのあとジョンスの「!?」という顔がクローズアップされる、という流れで。

私は韓国語はわかりませんが、雰囲気からしてセリフとカメラカットは原作通りなんじゃないかな。わかりませんが。

「納屋を焼く」の重要シーンだし、そこは死守して欲しかったなぁ。文字数の関係とかですかね。字幕は超難しいらしいですしね。でも全般的にとても良い字幕でした。

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※追記※

2021年、AbemaTVで無料公開されていたので再度視聴しました。

くだんの箇所は

  1. 「僕は時々 ビニールハウスを」
  2. 「何て?」(←ジョンスの驚いた顔)
  3. 「時々 燃やしてます」

となっていました。

恐らく、2のジョンスの顔から判断するに、1で「僕は時々ビニールハウスを燃やしています」という一続きのセリフを言ってしまっていると思われます。それゆえのジョンスの驚きですから。

つまり、原作に忠実であると想像します。そしてこのAbemaTVの字幕は、長すぎるセリフのうち、「僕」と「ビニールハウス」を一緒に視聴者に見せることを選択したのだと思います。

 

この箇所は何と言っても短編のキモになる部分で、原作では改行が不思議な感じに工夫され、主人公の驚きを読者が一緒に体験できるようになっています。

 

 

あなたが眠っている間に ☆☆☆


この人気ドラマに対して☆3つという低評価は、単に私自身の問題に他ならないです。
出会ったタイミングとでもいいますか。

ぜひ見たいドラマの一つで、半年ぐらい前が見たいピークだったんですけど、その時は配信サービスをやっておらず。
それが、LaLa TVでゴールデンタイムにオンエアされると知り、でもその頃には見たい情熱がかなりダウンしてしまっており。

折しも、3月初めからやりたいことがあって、そこに時間を費やしたかった。
韓流ドラマ鑑賞は時間泥棒ですからね〜、マジで。

ま、それでも完走した私は偉い(→のか?)

前置きはさておき、予知夢を見てしまう女の子が主人公のラブサスペンスものです。ラブ7割、サスペンス3割ってところか。3割といえども、しっかりしたサスペンスは見ごたえあり。原則として1話ごとにカタがつくのが嬉しい。サスペンスには刑事ものやら検事ものやら弁護士ものやら記者ものやら、いろいろありますけど、これは

・主人公(女子):記者
・主人公(男子):検事
・サブ主人公(男子):刑事(というか、お巡りさん)

という、1粒で3度オイシイ設定となっておりますです。

で、主人公(男子)がイ・ジョンソク、サブ主人公(男子)がチョン・ヘイン。
脚本はパク・ヘリョンさんという、「ピノキオ」や「君の声が聞こえる」を書いた方という豪華さです。

韓国ドラマの場合、たいてい第一話はつまらないにもかかわらず、「うぉー、これは面白い、さすが人気ドラマだ!」と小躍りしたのも束の間…

3話ぐらいから寝落ち頻発。その後、波に乗ることなく最終回終了。

理由の一つとしましては、主人公(女子)にあまり感情移入ができなかった。初めて見る女優さんでしたので、いきなりガツンと好きになるのは難しいです。



綺麗な人なのか可愛い人なのか、雰囲気で見せる派なのか、私の中で評価が定まらず、いつまでも「いとこ」ぐらいの存在でした。イベント時に顔を合わせて盛り上がるが、普段積極的に連絡を取り合う仲でもない感じ?(意味不明ですね…)

大好きなはずのイ・ジョンソク氏も、くせっ毛風味にパッカリ分かれた前髪が許せず。


時々はこんな前髪してたけど。彼は高校生役だった「君の声が聞こえる」が一番良かったかも。

一方、二番手君のはずのチョン・ヘインは今が旬とばかりに輝いてましたねぇ。


左のおじさま、ここ3本たて続けに、私の見るドラマに出てらっしゃいます。

1本目はどうしようもないおじさん、2本目は割といいおじさん、そしてこの3本目は一番オイシイとこ持ってった、いいおじさんでした。

しばらく韓国ドラマ休んだ方がいいのかも…
これに夢中になれなかったってことは、どれを見てもダメなスランプ期ってことなのでしょう…

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キム課長とソ理事 ☆☆☆☆




BS11で午後4時からオンエアされていました。会社から無駄な寄り道せずに帰ってくればちょうど間に合う時間で、1日も欠かさず見終えることができたー。

コメディなんですけど面白かったかと聞かれれば疑問…企業の汚職に対抗するハチャメチャな経理課長が主人公で、旬な俳優さん、ナム・グンミンが主演です。

キム・ソンニョンは郡山という田舎でヤクザみたいな暮らしを謳歌していました。数字を扱わせたら右に出る者はなく、経理の腕は一流なのですが、その才能はもっぱらチンケな企業での横領に発揮されていました。オーナーとグルでウィンウィンの関係を築いていましたので田舎ヤクザとして楽しく暮らしていたわけです。

まぁ過去に数回ほど検察に引っ張られることもあったのですが、どこにも証拠がなく、一度も捕まったことがない。

そんな彼もちょっとヤバイ橋を渡ってしまい、ソウルにしばらく身を潜めることになります。
ソウルでは超大手のTQグループが中途採用経理課長を募集しており、ソンニョンの経歴で受かるわけもない難関にも関わらず採用されてしまいます。

それには裏がありました。
TQグループは放漫経営、というか、会長が裏金を作るために企業の経営としては大赤字、それを粉飾決済でごまかし続けていました。

前の経理課長は自殺に見せかけて殺されかけ、意識不明で入院中。

その後任として、「使い捨てできる」人材として白羽の矢が当たったのがソンニョンだったというわけです。採用したのはソ理事で、元検事。ソンニョンが郡山でどんな暮らしをしていたのか、経理の腕前と決してバレることのない横領術も知っていての採用でした。

ヤバイ企業の一番ヤバイポストに就いてしまったことにすぐ気づいたソンニョン。さっさと会社を去るつもりでしたが、ひょんなことから前課長の奥さんが車に轢かれかけたところを助けてしまいます。

大勢の目撃者がおり、一躍「聖人」と呼ばれるようになったソンニョン。最初は居心地が悪かったものの、だんだんと本物の聖人になっていく姿が心地よかったです。

もう1人の主役であるソ理事は、2PMというアイドルグループのジュノ。とてもアイドルとは思えない演技でした。ドラマの前半、いや、8割方悪い奴だったのですが、いつしかキム課長の「善行」に巻き込まれていきます。



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気楽に見られて面白かったのですが、キム課長として経理の凄腕を発揮するシーンがほとんどなく、ただの軽い男 に終始したのが残念。
恋愛要素もゼロ。私としては郡山に残してきた田舎ホステス、グァンスを最後に迎えに行く、みたいなオチが良かったなぁ。あ、これはただの妄想です。グァンスは中盤でソウルに出てきて、そこで都会の影響を受けて垢ぬけた女性に変貌し、身の丈に合ったボーイフレンドを見つけます。

はっきりとヒロインと呼べる女性が不在だったのも不完全燃焼。一応ユンという経理の女性がヒロインで、ジュノとくっつくのかな、みたいな雰囲気もありますが。

悪玉会長のダメ息子がキム課長の影響でどんどん変わっていくところは良かったな。経理部長も良かったし、他の部員の人間模様も良かった。潜入捜査官も良かった。

ま、なんだかんだ言って面白かったんだと今書いていて気づきました(←不思議な文章になってしまった)。☆4つ差し上げましょう。(何様?)

「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」の世界展

スカイツリーで行われていたイベントに行ってきました〜
現在lalaTVでオンエア中ですね。

こんな風に、チョン・ヘインに肩を抱かれて相合傘する写真を撮れますw

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ポストカード、クリアファイル、ボールペンをいただきました。


肝心のドラマですが、私にしては微妙に眠い時間帯での放映でして、何度も見れなかった間にどんどんストーリーが進んでしまいました…

気づいたらラブラブになっていて、一番良い部分を見逃した感満載です。

しかしですねー、ソン・イェジン、なんでこんなに綺麗なままなんでしょー。

私の頭の中の消しゴム」や「夏の香り」、あれは何年前のドラマでしたっけ???
10年は軽く経過してますよね???

夏の香り:2003年
私の頭の〜:2004年

いやいや、15年ですよ。

見習いたいもんです。