大丈夫、愛だ ☆☆☆☆

私の場合、普通に全話見たドラマなら☆5つが平均なのですが、どうにもこのドラマは不思議で、面白かったようなつまらなかったような…
でも途中でやめるつまらなさではないんですよね。

ヒロインはこの方。

コン・ヒョジンさんは「主君の太陽」でファンになりました。この画像では、はるな愛に見えますが…
とってもスタイルの良い女優さんです。

チョ・インソンさんは今回お初。


不思議な評価になってしまった要因は、韓国ドラマらしくないから。
性の話題が非常にオープン。ヒロインは精神科医ですし、メンタルを病むことについてのドラマ中の扱いも非常にオープン。ま、オープンなのはもちろん構わないのですが、同じく精神科医の先輩が、自身が担当する患者（トゥレット症候群）と特に何の説明もないまま同居しており、そこにヒロインが転がり込んで同居を始めるところからドラマはスタートします。

先輩はオッサンですが元奥さん（美女・同じく精神科医）が未練タラタラにアプローチしてきたりします。トゥレット症候群の彼はカフェの店員ですが、こちらも結構オッサン。でもヤンキー女子高生とカップリングされます。


この不思議なワールドは…
そう、おフランス映画！

でもしっかり韓国ドラマの世界観も健在。

いがみ合っていた二人が徐々に仲良くなるところとか。

主役の彼は売れっ子作家ですが、実は子供の頃義父から受けた暴力や兄との確執から精神を病み、実在しない少年がリアルな存在だと信じています。バスタブの中でしか眠ることができません。


兄はヤクザそのもの。

この兄と、母と、作家のマネージャーがまるで家族のようなのも不思議。



ヒロインの母も長年不倫しており、でもヒロインの姉の方は不倫相手からの経済援助に感謝し、心的負担はなさそう。ですがヒロインの方は自身の恋愛観に支障をきたしており、誰とも長続きしません。

作家と知り合って徐々に男性を受け入れられるようになり、相思相愛になって大切にされているようでもあり、ぞんざいに扱われているようでもあり、でも彼女の方も構ってもらえないと妙な我がままを態度に出し、反省すると変に媚びてみたり…

そんなおフランス映画の世界が韓国ドラマの中で展開されるわけですから、世間の評価もかなりバラバラだったようです。


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ドラマの軸がしっかりしており、最後まで飽きずに見たのでもうちょっと評価を上げてもいいのかも知れませんが、とりあえず☆4つ

【映画】イルマーレ ☆☆☆☆

ドトールを利用したら、TSUTAYAの登録更新料無料+旧作3枚無料クーポンが出てきました。
配信サービスを利用するようになってTSUTAYAは全く利用しなくなり、登録更新もしていませんでしたが、無料ならばやっとこうかと。で、旧作3枚借りたうちの1枚がイルマーレ。

新しい韓国ドラマにチャンレンジするのってそれなりにストレスなんですよね。（←誰も頼んでないよ）
転校生とか転職者の気分っていうか？（←もはや誰にも理解できない）

で、ハリウッド映画で2度も見たことがあるイルマーレの韓国バージョンにしてみました。

ハリウッド版は2006年、韓国版は2000年なので、韓国版の方がオリジナルです。

結論から言うと、ハリウッド版の方が好きだな〜。

キアヌ・リーヴスという、ちょっと他の人とは頭一つ飛びぬけたイケメンの最盛期の映画なので、申し訳ないけれど誰がやってもキアヌには敵わない、っていうのが一つ。

もう一つは、ラストシーン。これは好みの問題だけど、私はハリウッド版の方が好き。

さらにもう一点は、湖畔の家。ハリウッド版の方が素敵。

まぁ、オリジナルの韓国版あってのリメイク版ですから、ハリウッド版は「後だしジャンケン的」ズルさはあるとは思いますが、何ぶんキアヌ大好きな私はハリウッド版を2度も観てしまっていますから、どうしてもそちらに軍配が上がります。

さて、韓国版の女優さんはこの方。

猟奇的な彼女のチョン・ジヒョンさん。「星から来たあなた」では初々しさが消えてしまっていましたが（失礼！）2000年のこの映画ではまだ初々しいです。
ハリウッド版がカッコイイ女医さんであるのに対し、韓国版では駆け出しの声優。先輩方に迷惑をかけてしまう自分に自己嫌悪し、レンタルビデオ屋でのバイトと掛け持ちで食いつないでいます。

俳優さんはこの方。

イ・ジョンジェさん。お初にお目にかかりました。ウィキペディアで代表作を眺めてもピンとくるものがないけど、素敵な俳優さんだなと思いました。

湖畔の家はこちら。

ハリウッド版が総ガラス張りなのと比べると普通の家に見えてしまいます。ま、総ガラス張りはちょっと有り得ないですけどね。掃除が面倒すぎ。

物語のキーとなるポストはこちら。

ハリウッド版よりアンティークな雰囲気です。肝心の横のバーがない。

ハリウッド版はこちら


やっぱり横のバーがないとね！

超・大事な手紙を入れた後、サンドラが慌ててバーを操作するシーンが印象的でした。
バーを立てておくと、回収してほしい手紙があるというサインなんですね。今回調べて初めて知りました。
韓国ドラマには不要なわけだ。

サンドラブロックを出したついでに、キアヌ。

…最盛期でもないか（失礼！）


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ちなみに、便宜上ハリウッド版と書きましたが、舞台は冬のシカゴ。冬の韓国も冬のシカゴも、どちらも寒そうです〜

おひとりさま 一人酒男女 ☆☆☆☆☆

abemaTVで無料で見ることができたので、暇つぶし程度、つまらなかったらいつでもリタイアするつもりで見始めました。

最初は

この関西弁字幕と、右眉のエンドラインをわざと分割？してるのが許せなくって、そもそもSHINeeのキーとかいう？アイドル？知らないし。

あ、主人公はこちらです。

ぜんぜん好みのタイプではなく、

パク・ハソンは好きだけど、

トンイの王妃みたいに高貴な役が似合ってるのになんとも卑屈な役どころで、

予備校の同僚たちや生徒たちが下品すぎて、さっさとリタイアするつもりでした。


救いはコンミョンが可愛いことぐらい。

役名もコンミョンです。

が。

ハマってしまったんです〜〜〜。

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学歴偏重社会とコネ文化と就職先の少なさが相まって、韓国では公務員試験が大人気、非常に狭き門となっています。
公務員試験突破のための予備校が舞台。スター講師のジョンソクを雇ってしまって資金が足りなくなった校長は、学歴も職歴も大したことないハナを国語教師として雇います。

ジョンソクはハナを「低質」と見下しますが、いつしか恋が芽生えて…というラブコメです。

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でも正直、主役二人のラブはおまけですよ。周囲の人間模様がすごい面白かったです。

とはいえ、最初はSHINeeのキーを筆頭に、馴染めませんでした。

特に彼、ドンヨン。

何年も落第してて、仕送りが少ないのですごい貧乏症です。

大学時代から同じTシャツを着つづけ、人が残したお弁当のおかずを持って帰ろうとし、人が飲もうとしているコーヒーを「このカップに分けて」と言ったりします。

主役級にかっこいいなら別ですが（爆）、正直キモイ。

サイドストーリーもいいとこなのでネタバレのうちに入らないとみなしてぶちまけますが、

運勢ロマンス ☆☆☆☆☆

ホント面白いっ！
しょっぱなからグングン引き込まれるドラマは久しぶりです〜
（たいていの韓国ドラマは最初の方がつまらなくて苦行なので）

さすがラブコメの女王ファン・ジョンウム、ハズレがないな〜。
実際は綺麗なお顔だと思うんですが、いっつも変顔ばかりなのでキャプチャーするのに苦労する…

これでもマシな画像。シム・ボニという役名です。

リュ・ジュンヨルは初めてお目にかかるお顔ですが、若手大注目株らしいです。

このボーっとした彼を主役に選んだ方の目の高さに感謝！この彼じゃなきゃここまでの面白さは無理。
ジェ・スホという役名です。

占い依存女と天才ゲームクリエーター（要はオタク）のドタバタ恋愛モノですが、普通のドラマよりよっぽど泣けた。


テニスコートのシーンでまさかのもらい泣きしてしまいましたよ。それも笑いながら。

二番手君はこの方。

二番手君っていうか、ヒロインへの思慕かな。失踪中のお父さんの写真をなぜかボニだけが持っていた事情もウッカリ泣きそうだった。

二番手ちゃんはこの方。

どこかで見たことがあると思ったら、イケメンラーメン店のヒロインちゃんじゃあありませんか。大人っぽくなったなぁ。

ボニ部屋のインテリアも好き。

一流プログラマーの素質十分なのに、事情があって縫製工場の下請けで食いつないでいた彼女。手作りファブリック多めでごちゃごちゃしているけど、彼女らしいワールドです。

ボニの家の前。ロケ地行ってみたいな。


スホのお母さんはお馴染みの女優さん。

いじわるなお母さんか、世話焼き過ぎなお母さんか、どっちかの役しか見たことない。今回は後者。

ただし、前半で面白すぎたせいか、後半はなんだか落ち着いてしまって評価は☆5つかな。
もうちょっと切なさを後半に引っ張って欲しかったっていうか。ぜいたくですね。


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愛するウンドン ☆☆☆☆☆

U-nextの「もう一度ビデオ見放題」リトライキャンペーンという通知がきました。
ほんとこういうの困るわぁ。

で、前から気になっていた「愛するウンドン」を視聴完了〜。

少年期→青年期→大人になってから、と、3人の俳優さんが演じる「出世魚」タイプです。





少年期の彼が特にイケメン。役としても特に重要だったと思います。

ウンドン役はこちら。



大学生のウンドンと大人の女性に成長したウンドン、あまり年が違わない気がします。女優さん変える必要あったのかなと思いますが、俳優さんの方は青年期と大人とでだいぶ格差がありますので、それに合わせて女優さんの方も変えないわけにはいかなかったのかな。

大人のウンドンは「シークレットガーデン」の時はゴージャスな役でホント綺麗な人だな〜と思っていたんですが、今回庶民的な役で、ちゃんと庶民っぽく、でも清楚な感じです。そしてスタイルがとても良い。

内容としましては、主人公の子供をお腹に宿したまま事故で記憶喪失になってしまったウンドン、記憶喪失なのをいいことに、ウンドンに片想いしていた彼や、そっちの彼とくっついた方が都合が良い周囲の大人たちが別の記憶を教え込んでしまいます。

急に姿を消したウンドンを探すために俳優になった主人公、10年も見つからないので自叙伝を出すことにして…

という感じのストーリーです。
主人公の子供を宿す、というところがドラマのキモでもあるので、韓国ドラマにしては、二人が一夜を共にしたことをかなり明確に暗示させるシーンもあります。

☆5つにしたのは、自分的に韓国ドラマスランプ期（←そんなのあるのか！？）であり、若干食傷気味だったのと、同時進行で見ている「運勢ロマンス」がラブラブしてくる時期とぴったり重なって、ラブラブでお腹いっぱいになったせいです。
もっと高い評価でもいいかも。

大人になった主人公、ヒョンスを演じたのは「キャリアを引く女」でチェ・ジウといい感じになると思いきや最後までラブなしだった俳優さんで、そういう意味でも「この人はラブなし、社会派」という先入観があり、違和感が強かったというのもあります。

しかしながら、繰り返しますが少年期のヒョンスが、ちょっと不良っぽくて、恰好良くて、小学生の頃、こんな風な男の子、稀にいたなっていう憧憬を誘います。小学生の女子の方が同年代の男子より実は”オマセ”であり、伏線がちゃんと回収されるところがとても良かった。

あと、子役たちが本当に可愛い。



女の子の方はチソンの「被告人」を見た時から、この子は特別だなと目をつけていた女の子。「被告人」では小学生でしたが、こんな幼い頃から光ってますね〜


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太陽を抱く月

こないだabema TVを見ていたら、たまたま最終回のクライマックスシーンをやっていて、思わず見入ってしまいました。
最終回だけあって回想シーンなんかもあり、そうそう、この人がこの人の少年時代を演じていたんだ、と、改めてパズルが合った気分です。
（4人のイケメン少年が、一気に4人のイケメン青年に切り替わるので、最初見ていた時は誰が誰だかわからなかった）


画像は日テレの公式サイトからお借りしました

こうやって見ると似ている俳優さんをキャスティングしているように見えますが、ドラマを見ていると違和感のある「交代」も結構あります。

まずは主役、王様。



目元が似ていてかなりいい線いっていますが、キム・スヒョンが小顔すぎて子役のヨ・ジングより顔が小さい…ヨ・ジングはその後すくすくとお育ちになり、ドラマ「会いたい」では太りやすそうな体格になっていました。このコンビの成立は記録的な瞬間芸だったのでは（失礼！）。

次、チョン・イル様演じた陽明君。子役はイ・ミノ。

やんちゃなキャラを演技力で受け継いでいましたが、元々のお顔は結構違います。チョン・イルと言えば切れ長お目めの弥生系ですが、イ・ミノさんは目力強い縄文系。

ちなみに、「ミノ」や「ユノ」は「ミンホ」「ユンホ」と日本語訳されることもあります。つまり、「イ・ミンホ」さんなわけです。イ・ミンホと言えば有名すぎる俳優さんが別にいらっしゃいます。韓国語表記や漢字表記は調べていませんが、同一でなかったとしてもかなり似ているはず。それが理由かどうか知りませんが、こちらのミノさんは今年6月の事務所移籍と同時に「イ・テリ」に改名されました。
「トキメキ成均館スキャンダル」では青年役、「屋根部屋のプリンス」では大人の役をやってらっしゃいましたから、順調に活躍されている模様。

次、王様の右腕であり、ヒロインの兄。


子役を務めたイム・シワン、ドラマに出てきた瞬間にイケメンだと思いました。
大人の役になってフツーのおじさんになってしまってガッカリ。
役どころも、子供の頃は神童だったのに、大人になって王女と結婚して冴えない男になってしまいましたから、そういう意味ではぴったり？
…とかひどいことを思っていたら、最終回でメインのラブラインが霞んで飛ぶほどの展開となりました。このドラマで一番泣いたかも。

ちなみに子役のイム・シワンは「ミセン」で大ブレイクしました。私は第一話でリタイアしましたが、どのメディアでも絶賛されています。

王様の頭脳としての右腕がヒロインの兄ですが、武芸の右腕、ウン役。



雰囲気は一番似ていますね。
子役時代の蔭がイマイチ薄くて画像を探すのに苦労しました。
と思ったら、「恋のラブアタック」の彼ではないですかー。
「恋のラブアタック」ではめちゃくちゃイケメンだったのに、なんでしょうこの蔭の薄さはっ！

というわけで、イケメン4人×2をメインにご紹介しましたが、ヒロインの交代劇が一番の違和感でした…
同じ女優さんが演じない限りある程度の違和感は仕方ないと思うのですが、スッキリお目めからパッチリお目めへの交代はちょっとなー。目だけは何とか似ている人を選んでほしいものですが、ただハン・ガインのヒロイン、キム・ユジョンの子役、どちらもそれぞれ素晴らしかったから仕方ないですかね。


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1度目に見た時の感想はこちらをどうぞ。

個人の趣向

このドラマは2度目の視聴なので今回は星評価なしとします。
ちなみに初めて見たのは今年3月、☆6つ付けてます。

2010年に韓国でオンエアされた当時は、せっかくイ・ミンホとソン・イェジンという2大スターを起用していたにも関わらず視聴率は低めのまま終了、その後、日本で見られるようになってブロガーさんたちが感想をUPし始めた頃の評価も芳しくなかったようです。

ただ、今の私にはとても気楽に面白く見られるし、なんてったってイ・ミンホがかっこいい。

ちなみに現在兵役中で、除隊は2019年4月だそうです。

ソン・イェジンは、ドラマによってはオンナオンナし過ぎてて好きになれないこともあるけど、このドラマでは見事な干物女としてしっかり笑わせてくれます。



韓国ドラマあるある食、「ヤンプンビビンバ」です。
女子がイライラした時とか、ヤケ食いしたい時とかによく登場します。
ヤンプンは「ステンレスボウル」のことらしいのですが、ごはんにキムチやナムルなど、冷蔵庫の残りものを放り込んで、よ〜く混ぜて、ボウルごと抱えて食べるのがお約束。干物女にぴったり。
でも野菜たっぷりだし、ケーキやパフェをヤケ食いするよりよっぽどいいと思う！

彼女はすごく綺麗な女優さんなんだけど、アップで見るより、全体の雰囲気がいいと思います。
思えばソン・イェジンさんとの出会い（？）は、ラブストーリーという2003年の映画。
このポスターに一目ぼれし、

映画館に足を運んだものの、正直このポスターのインパクト超える内容や映像は見受けられなかったと記憶しています。イェジンさんは雰囲気の人、なのでしょうね。


こんな感じの、表情豊かなシーンを切り取ると誰よりも輝いていると思います。

さて、肝心の内容ですが、最初の方がのんびり（日本ドラマの感覚で言えばのんびりですが、韓国ドラマでは普通です）進む割に、ラスト2回でばーーーっと終わらせたような感じがあって、何か事情があったのかなと思わないでもないです。
そこらへんが酷評の原因なのでしょうが、私は全く気になりませんでした。中盤のキュンキュンがすごい。お人よしで損ばかりしている主人公が徐々に形勢逆転していくドラマが、私は本当に好きなんだろな。
肩肘はらずに気楽に見られるのもいいし。


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