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海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

ユミの細胞たち - リアルタイム視聴では楽しめなかったであろう理由 -

 

ユミの細胞たちの話題を続けます。ネタバレだらけです。

 

シーズン2の最終回はリアルタイム視聴者たちを炎上させたようです。

まぁそりゃそうだろな…

シーズン2の相手役、ジニョン演じるボビーは何もかもが完璧。このボビーを振るなんてユミは一体全体何を考えてるんだろか、と。

 

しかしですよ、私のように、シーズン2が終わって久しく、シーズン3も間違いなく製作されるであろうタイミングでの視聴者は、まぁ(ガッカリはしたけど)、そういうツクリのお話なんだから仕方ないなと思える、と思う。

 

このドラマはソウルメイト探しの旅なんですよ。つまり、ソウルメイトが見つかってしまったらドラマは終わり。逆の言い方をすれば、ドラマが人気で次のシーズンを作れば視聴率が期待できる目算があるうちは、ユミのソウルメイト探しの旅は終わらないのよ。つまり、ボビーが振られたのは高視聴率のせいですな。

 

ユミとボビーは破局するかもなぁと、うっすらでも最初から思いながら見ていると、恋愛の終了に結び付くほんの些細な出来事にも目が行く。

ユミを好きになったキッカケを即答できない。インターンに貸した上着。不自然な引越。海外出張を急きょ取りやめた事故と、普通に言えばいいだけのことを躊躇するギクシャクした関係。

 

ボビーはほんっと完璧なんだけど、完璧すぎて壁ができちゃうんだよねー。イケメンの弊害か。シーズン1のウンの方が表裏なく付き合える相手だったと思うんだけど、ウンの場合はいかんせんタイミングがサイアクだったから仕方ない。起業した会社が傾いて、事業を畳まないといけない瀬戸際だったもんね。しかも傾き始めた理由はユミにあると言えなくもない(ウンにちょっかいかけてくる同僚女子をユミのために遠ざけたせいで仕事がスムーズに回らなくなった)。

 

好きな者同士が別れる理由のテッパンは、韓国ドラマの場合は「病気」「家族の反対」だけど、現実では、「結婚したいタイミングが合わなかった」そう、これが最もありそうな理由だよなと、自分が婚活していた頃のリアルを思い出したドラマでした。