予告編を見ると、「医師免許は持っているものの実務経験がほとんどないまま子育てに突入、子育てがひと段落して人生を見直す過程でどうしても再チャレンジしたくなったレジデントの泣き笑い日記」みたいなのを想像してしまっていたのですが、このドラマはもうちょっと家庭内のドロドロ劇や、ロマンスなんかの要素が多いです。あと笑いと。
オム・ジョンファさんが40代後半ぐらいの設定かな、の、新人レジデントを演じてます。演技の上手な役者さんはいっぱいいるけど、彼女は「どんな有り得ない設定でもそれらしく見せて観客をのめり込ませてしまう」才能があると思う。今までみたドラマでは全部そう。このドラマではカン・テオ似のイケメン若手俳優さんを夢中にさせてしまいます。こう言っちゃ失礼ですが、オム・ジョンファさんはぽっちゃり体型の平凡なお顔立ちですからね。でもその設定を信じさせる力があるんだよなー。
どうしょもないダメ夫はキム・ビョンチョルさん。「トッケビ」の後「ペガサスマーケット」を見ておいて良かった。トッケビのイメージでこのドラマを見てしまうとホントただの嫌な奴になってしまうことでしょう。彼の面白い部分を見つける感度を上げてから見た方がより楽しめると思います。
イケメン医師を演じたミン・ウヒョクさんは初見ですが野球選手から歌手、ミュージカル俳優という変遷を経て俳優さんになった人みたいです。どうりでガタイがいいはずだわ。
姑も実家の母も何度もお見掛けするベテラン女優さん。安定の演技ですねー。で、肝心の内容なんですけど、第一話からスピード展開。3日で16話を完走いたしました。
最近の韓国ドラマはしっかり1話目から面白いですね。もはや昔のは見れないと思う。星を1つ減らした理由は、コメディ要素が強くてせっかくそれを演じきれる俳優陣なのに、家庭内のドロドロがドロドロすぎて、さすがに笑えない回もあったから。でも退屈する部分は一切なかったです。
年齢に関係なく輝いている人っているんだなぁ。