abemaTVで無料で見ることができたので、暇つぶし程度、つまらなかったらいつでもリタイアするつもりで見始めました。
最初は
この関西弁字幕と、右眉のエンドラインをわざと分割？してるのが許せなくって、そもそもSHINeeのキーとかいう？アイドル？知らないし。
あ、主人公はこちらです。
ぜんぜん好みのタイプではなく、
パク・ハソンは好きだけど、
トンイの王妃みたいに高貴な役が似合ってるのになんとも卑屈な役どころで、
予備校の同僚たちや生徒たちが下品すぎて、さっさとリタイアするつもりでした。
救いはコンミョンが可愛いことぐらい。
役名もコンミョンです。
が。
ハマってしまったんです〜〜〜。
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学歴偏重社会とコネ文化と就職先の少なさが相まって、韓国では公務員試験が大人気、非常に狭き門となっています。
公務員試験突破のための予備校が舞台。スター講師のジョンソクを雇ってしまって資金が足りなくなった校長は、学歴も職歴も大したことないハナを国語教師として雇います。
ジョンソクはハナを「低質」と見下しますが、いつしか恋が芽生えて…というラブコメです。
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でも正直、主役二人のラブはおまけですよ。周囲の人間模様がすごい面白かったです。
とはいえ、最初はSHINeeのキーを筆頭に、馴染めませんでした。
特に彼、ドンヨン。
何年も落第してて、仕送りが少ないのですごい貧乏症です。
大学時代から同じTシャツを着つづけ、人が残したお弁当のおかずを持って帰ろうとし、人が飲もうとしているコーヒーを「このカップに分けて」と言ったりします。
主役級にかっこいいなら別ですが（爆）、正直キモイ。
サイドストーリーもいいとこなのでネタバレのうちに入らないとみなしてぶちまけますが、
公務員試験に受かったらやりたいことリスト、を、友人たちと作って瓶に入れます。
試験後の自己採点でほぼ合格だろうということになり、瓶を開け、友人たちと読み上げるシーン。
ドンヨンは、
1．ヨーグルトの蓋をなめずに捨てる
2．チキンを丸ごと1羽、1人で食べる
3．ブランドの服を買う
4．麺についてくる漬物が残ったら、持ち帰らずに捨てる
5．元カノ、ジュヨン（公務員試験にいつまでも受からないのでジュヨンの母に別れさせられた）に愛してると言う
という5つを挙げていました。
もう受かったも同様なので、1つずつ実行していきます。
4つ目までクリアした時のセリフがこちら。
「決心さえすればできることだったんだな」
これがすごぉく心に残りました。
メンタルブロックの外し方講座というのがあるとしたら、教科書にしたいぐらいのシーンです。
ヨーグルトの蓋をなめずに捨てるっていうのも、貧乏脳の彼には難しいことだったんですよね…
もちろん一番難しいのは5番目ですが、簡単なのから順番にクリアして、成功体験を積み上げるのは理にかなった方法だと思いました。
私もやってみようかな。
ちなみに元カノのジュヨンは昔の高見恭子ばりに可愛かった〜。性格も超良い子です。
さて、こちらも可愛い予備校の優等生、チェヨン。「勉強したら？」が口癖でした。
最後には笑顔を見せました〜
カラオケシーンで只者じゃないなと思っていましたが、KPOPアイドルのチョン・チェヨンさんだそうです。
他にも良いシーンはいろいろありまして、なかなか結婚してくれない彼に振り回されて情緒不安定気味の先輩とか、昔の自分をリアルに思い出して胸が痛くなりました。
ハナと踊り狂うシーンも、女優さんレベルを軽く超えてたっ！
登場人物一人一人が濃いドラマって、ドラマの世界に馴染むまでに拒否反応が出るんです。私の場合。
そこを乗り越えるまでが大変でしたが（←誰もやれっていってない）、困難？を乗り越えて見た甲斐があったなぁ。
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