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海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

私はラブ・リーガル シーズン1 第2話


今回のストーリーは、体重増加を理由に解雇されてしまった女性の裁判を軸に進行します。加えて、モデルだったデビーの魂がスーパーぽっちゃり体形のジェーンに入り込んでしまったことで直面するさまざまな問題と成長の物語です。

●Excuse me, I'll be right back.
何のことはない、ジェーンがちょっと退席する際のセリフですが、I'll be back soon.よりカッコイイ気がします。

●Did you assign me the Lucy Tyner case because I'm…
ボスであるパーカーとの会話。自分が太っているから、同じく大柄ゆえに解雇されたルーシーの裁判に私をアサインしたの?と問い詰めようとするジェーン。しかし、I'mの後のfatという単語をどうしても発することができません。その後も、larger than averageとか、回りくどい言い方が続きます。

●I have client waiting.
ルーシーの裁判から降りるつもりでパーカーと掛け合っていたジェーン。パーカーの態度がめちゃくちゃ頭にきて、逆にやる気になります。このセリフでパーカーとの会話を打ち切り、パーカーをポカンとさせます。

●Divorce case, nothing to do with you.
これはパーカーのセリフ。デビーの恋人だったグレイソンが、美女で性格の悪いキムと二人で挑む裁判が気になってしかたありません。チラチラ二人の方ばかり見るジェインにパーカーは、あっちの裁判は君とは関係ないよ、と言います。

●Have we met?
いきなり事務所におしかけてきたステイシーに、秘書のテリーが言うセリフ。テリーが名乗らないうちからステイシーが、あなたがテリーね、と言ったため。

●Your boss described you.
上のセリフを受けてステイシーが言ったセリフ。ジェーンからあなたの特徴を聞いていたから、というステイシーに、テリーがアジア系とか差別的なことを言ったのね!とキレると、ステイシーはジェーンはそんなことは言わなかったわ、厚塗りコンシーラーに底上げブラと言ったのよ、とやり返します。そもそも、わざわざyour bossと始めたところから言葉の応酬は始まっています。部下が生意気なら、あなたがボスだとわからせてやりなさいよ、というやり取りが第1話でありました。

●She doesn't wanna be disturbed.
ジェーンの魂がデビーに替わっていると知らないテリーは、ジェーンに似つかわしくない女が急に訪ねてきて変なこと言ってる、ぐらいにしか思っていませんので、このセリフを言います。

●On house.
バーのシーン。美女ステイシーにはバーテンダーからのOn houseが。ジェーンになったデビーには誰もお酒をおごってはくれません。モテモテだった昔の回想が、このキーワードからスタートします。

●You scared the hell out of me.
ステイシーの部屋で居候を始めたデビー/ジェーン。しかしステイシーがジェーンを強引に痩せさせようとしてケンカに発展。仕方なくジェーンの家に戻ったら、フレッドが勝手に家に居座っていました…
脅かさないでよ、というジェーン。the hell out of は強調表現です。

●Step away from the cookies and get a grip.
get a grip=落ち着いて
デビーに戻りたいとこぼすジェーン。フレッドは、デビーだったらジェーンに何と言うかな、と問います。その答えがこちら。字幕では「少しは痩せる努力をしたら?」となっていました。
じゃ、ジェーンはデビーに何と言う?と問うフレッド。その答えはこちら。



過去の自分の自信は、ジェーンのような体形の女性を見下すことで成り立っていたのだと気付きます。

●It doesn't seem fair. It's not even close to fair.
そんなのフェアじゃない、全然まったくフェアじゃない、というこのセリフ。1文目にはなぜbe動詞がないのか気になり調べました。It doesn't seem (to be) fair. のto beが省略されているのですね。というか、be動詞の代わりになる動詞、seem become look remain stayのうちの1つだった。

●Parker is beyond thrilled.
長期契約を取れてパーカーはさぞ喜んでるでしょうね、というジェーンのセリフ。beyond thrilledなんて面白い表現だなと思いましたが、普通に使う表現のようです。

容姿のせいで自分に自信が持てない…世界共通の悩みですね。
冒頭の「スーパーぽっちゃり」という日本語は、実は私が昔お世話になったイギリス人女性が自分の体型について表
現した日本語です。周囲をくすっと笑わせながらも自分を卑下しない日本語を、彼女は見つけたのですね。