海街チャチャチャに続いて海辺モノ、気象庁の人々に続いて予報士モノ、と、たまたま続いてますが特に狙ったわけではありません。Netflixの短い予告編で、一度は仕事で挫折したヒロインが故郷の街で再生していくストーリーかなと思って見始めました。
私は仕事で女性がたたき上げで成功していくストーリーが好きで、その意味ではちょっと物足りなかったな…
ヒロインはカメラマン。済州島からソウルに出て、一度は成功したものの、後輩に罠にかけられてどん底へ。故郷で幼馴染に囲まれて暮らすうちに自分を取り戻していく、というのが、一応のストーリーの軸です。
ただ、それより何より済州島の架空の街、サムダルリの美しさと、三姉妹のそれぞれの物語(特に長女と元夫)と、さらにさかのぼって母親と親友の物語の方に大半の時間が割かれていると思う。母親は海女さん。大変だろうけど羨ましい仕事だなぁ。韓国ドラマあるあるの、おかずを山ほど作るシーンがふんだんにあり(まぁ実は訳ありなんだけどそれはさておき)、私も珍しくチャプチェを山ほど作ってしまった。(ビニール手袋で混ぜてタッパーに詰めた。箸で混ぜてお皿に盛ってもよかったんだけど)
ヒロインはシン・ヘソンさん。彼女は変は脇役が多かったけど最近主役として見かける機会が多くなり、そしてグッと綺麗になった。どこかをいじった風ではなく(失礼!)似合う髪型とメイクだと思う。本当に垢抜けて見える。元々スタイルが良く、体当たりな演技が見苦しくない。羨ましい。
一方、チ・チャンウクはびっくりするほどダサイ。まぁそういう役だから仕方ないけど、あのキラキラしたチャンウク氏はダサイ役もできるのかー。
ハメた後輩に復讐するのではなく、勝手に自滅していくんだけど、そこの描き方があまりに雑に感じたので星5つ。