海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

海街チャチャチャ ★★★★☆☆☆

実はこれより前に「ウ・ヨンウは天才肌」を視聴し終えているのですが、まだ感想を書く気が起こらないのでこちらを先に。

 

感想を書かないといいつつ、「ウ・ヨンウ」は本当に素晴らしい作品。私の中で過去1かもしれない。その後では何を見ても集中できずに途中リタイア。そんな中、このドラマだけは最後まで完走しました。

 

申し訳ないけどごくフツーのドラマなんだけど、でも却ってそこが良かった。何よりも海街が舞台で、景色が良いしのんびり見られたのが完走の理由。

 

主演はキム・ソンホとシン・ミナ。キム・ソンホは「100日の朗君様」ではかっこいいんだか、とぼけたお顔なのかイマイチ判断つかなかったけど、このドラマではすごくかっこいいです。

 

正直二人のラブラインはう~んって感じで特にケミが良いとも思えず。歯科医のヒロインはソウルの職場の人間関係でやらかしてしまい、傷心を癒すべく、昔家族で訪れた海街、コンジンを訪れる。ほんの数時間、海を見に来ただけの予定が、靴は流されるは車のバッテリーは上がるは現金はおろせないわのトラブル続き。仕方なく通りがかりのキム・ソンホの紹介で、イカの下処理のバイト…そんな過程でコンジンには歯医者がないと知り、ソウルを捨ててコンジンで開業する決心をする。

 

出だしはそんな感じ。中盤はラブライン。終盤は、コンジンの3つの不思議について。割と飽きずに観ることができた。

 

ラブラインよりも街の人々のエピソードが良くて、中でも子役の男の子がとても良かった。絵に書いたような良い子で、離婚した両親のことも理解し、周りに気づかいばかりしているようなタイプ。本当に演技が上手だった。

 

 

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ストーブリーグ ★★★★★☆☆

弱小球団を救うべく着任したゼネラルマネージャーの奮闘を描くドラマ。ブラッド・ピットが主演した映画「マネーボール」のリメイク版かなと思って見始めましたが、野球モノというよりもオフィスドラマの要素が強いように感じました。私のように野球がさっぱりわからない人でも大丈夫です。

 

主演はナム・グンミン様。ヒロインは「ウ・ヨンウは天才肌」のパク・ウンビン。意地悪な社長役には「サイコだけど大丈夫」のオ・ジョンセ。

 

オ・ジョンセが単純なイジワル役で終わるはずがないと最初っからわかってしまうのが辛い…

一方、パク・ウンビンには若干期待し過ぎていたかも。「ウ・ヨンウ」も「法廷プリンス」もちゃんと視聴していないのに、演技がすごくて綺麗な女優さんだー、という刷り込みが入ってた状態で視聴。ところがこのドラマではぜんぜん可愛くない。ま、そういうキャラなんだから、「ほんとはすごく綺麗なのに干物女を見事に演じた」と言えますね。

中途半端なソバージュヘアと真っ赤な口紅はもれなく女性をおばさんに見せるらしい。2019年のドラマなので、2022年に「ウ・ヨンウ」役で大ブレークする前の作品ということになります。

さて、主演のナム・グンミン様ですが、私が今まで視聴した中でもっともカッコよく見えた。浅黒い肌に真っ白なシャツで華麗に登場。家族を一手に支えてきてお金には余裕がないことが徐々にわかってきますが、安物という設定のスーツもナムグン・ミンが着ると一流スーツに見えてしまうのが難点といえば難点。

 

そんな彼が弱小チームを華麗に立て直すのであろうお話ですが、それにしても毎回毎回の課題がシビア。選手もコーチもスカウトも分析チームも問題だらけ。球団の社長からして、お荷物のチームを潰すことしか考えていない。元々は地元密着型の企業だったけど、消費者と直接かかわる事業から手を引くことが決まって地元民のご機嫌を取る必要がなくなったんですね。

そんなドリームズを、子どもの頃から熱く支えてきたパク・ウンビンと、全く思い入れのないナムグン・ミンが、「えっ、そんな手があったか!」という手法で一つ一つ解決していきます。

 

星5つにしましたが、気持ちとしては5.7ぐらい。ラブがないのと、最終回にうわーっと盛り上がった「刑務所のルールブック」みたいな感じではないので星を増やしにくいドラマではありますが、広い層に受け入れられるドラマだと思います。

 

 

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2020年上半期の3位以内にランクインしたそうです。2020年と言えば「愛の不時着」の年ですから、大健闘なのではないでしょうか。「愛の不時着」ほどハラハラせずにお茶の間で楽しめるドラマだったのではないかと思います。

 

ちなみにイ・ジェフンがカメオ出演。この俳優さん、顔より演技がウリかと思っていたら、え、こんなにイケメンだったのかー。

ライフ・オン・マーズ ★★★★★☆☆

最近チョン・ギョンホ様にハマっています。「賢い医師生活」とか見てみたいけど、「AbemaTVで無料縛り」を自分に課しているいるためなかなかそうもいかない。そしたらば、なんと主演作キター!

 

というわけで、ライフ・オン・マーズを毎日1話ずつ楽んでおりました。昨日最終回。

ざっくりとした内容としましては、

 

舞台は2018年

幼少期のトラウマで冷徹人間になってしまった刑事、ハン・テジュが

マニキュア事件という猟奇殺人を追う過程で

銃で撃たれて負傷

現実では昏睡状態なのだが脳内は1988年にタイムスリップ

そこではソウルから地方へ転勤になったばかりの刑事

 

という設定であります。

1988年での役職は係長。上司の班長は「空から降る一億の星」のパク・ソンウンさん。なんと役づくりのため10キロも増量したそうです。熱血派の班長とクールな係長、初めはソリが合うわけがありません。二人の部下、特に先輩格のヨンギとも対立しがち。それでも、婦警のユン巡査のひたむきな姿に心うたれたりしつつ、ゆっくりと仲間に馴染んでいきます。そして、幼少期のトラウマとなった事件が発生。自分がこの時代にタイムスリップした理由を求めて捜査に打ち込みます。

 

ところがだんだんと、2018年と1988年、どちらがリアルなのか、ハン・テジュも、そして見ている視聴者も、わからなくなってくるんですね。

 

ちなみに2018年の恋人(というか、元婚約者)はチョン・ヘビンさん。彼女は美人だけど、どことなくいけ好かない女子をやらせたらピカいちですな。

1988年のユン巡査はコ・アソンさん。初見です。こういっちゃ失礼ですが、美人じゃなくて、1988年にしてもファッションがダサイ。お茶くみと資料整理ばかり。1988年では常識だろうけど2018年からきたテジュにしてみたら「ザ・時代錯誤」で、でもひたむきさ5割増しに見えてしまう役どころがよく合っていました。

 

最終的に、どちらの時代がリアルなのか…テジュはどちらを選ぶのか…

 

話は飛びますが、私も子供の頃、今見えている世界が実は妄想だったら、と考えたことがありました。視覚も聴覚も信用できないとしたら、何をもって現実と判断するのか。その時に私が出した答えと、最終的にテジュが出した答えが一緒だったとだけ書いておきます。ネタばれになってしまいますからね。

 


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チョン・ギョンホさん、少女時代のスヨンと10年以上交際しており、「主演男優賞を取ったら公開プロポーズする」と言ったりしてるから「えー、さっさとプロポーズしろ!」と思ってたけど、最近は発言を修正して「その方法だと一生プロポーズできないかもしれないから他の計画に修正したw」そうです。

有名プロデューサーを父に持つらしいですが、七光りを差し引いてもカッコよくて演技も上手だと思いまーす(ただ、主演男優賞はどうだろ)。

ちなみに私は、「刑務所のルールブック」でファンになり、どっかで見たことあると思い、「愛の不時着」のワンシーンにカメオ出演していたことを自力で思い出しました。我ながらすごいでしょ。

ルールブックでファンになってから不時着見てギョンホさんに気づいたんじゃなくて、不時着見た後ルールブック見て不時着に出てたと思い出したのよ(ややこしい自己満足)。

 

 

マイガール ★★★★☆☆☆

イ・ドンウクとイ・ダヘのラブコメ、2005年の作品です。2番手君には贅沢にもイ・ジュンギが起用されています。

 

視聴し終えたのは1ヶ月以上前かと想うのですが、イ・ダヘちゃん可愛かったなぁ~ぐらいの感想で手が止まってました。

昨日とあるyoutubeの雑学系動画から得られた知識により、このドラマの重要なストーリー展開に関して、韓国人ならばしないであろう勘違いを私がしていたと気付きました。その視点で書いてみます。

 

その知識とは…

・韓国ではいとこ婚は禁止、というか、なんと8親等以内が禁止

(厳密にはもっと細かい決まりと歴史上の変遷がありますが)

 

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このドラマは「嘘」がテーマのドタバタ劇です。

イ・ダヘちゃんは父の借金により常に借金取りに追われており、日本や中国にまで夜逃げすることもある環境で育ちました。お蔭で(?)日本語や中国語が話せるようになり、ツアーガイドとして一流なのに、ダメダメなお父ちゃんのせいで今でも借金取りに追われています。

 

一方イ・ドンウク氏が演じるのは財閥の御曹司。幼い頃に生き別れとなったいとこ(女の子)を探しています。財閥の会長である祖父は、孫娘が行方不明になった原因は自分が娘の結婚に強く反対したせいであると自分を責め、一目会いたいと願いながら病床についています。時々発作を起こし、もうダメかと思われた時、イ・ドンウクは替え玉をイ・ダヘに頼むことにします。いとこの年齢、失踪後の消息から日本語が堪能だろうという点、イ・ダヘがいとこの母親の若い頃に似ていることからです。

 

イ・ドンウクとイ・ダヘの出会いは、イ・ダヘが飛行機の出発を何とか遅らせるための(自分のツアー客が乗り遅れそうになっていた)、嘘の演技を見たのがきっかけです。イ・ダヘちゃんは咄嗟の機転を利かせる能力(つまり嘘)に長けているのです。

 

会長にイ・ダヘちゃんを孫として会わせ、最期のおじいちゃん孝行をしたと思っていたイ・ドンウクでしたが、何とおじいちゃん、めきめきと回復。替え玉のイ・ダヘはその後も嘘を重ねていくことになります。

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若干ネタバレになりますが、私は「実はイ・ダヘちゃんがほんものの孫娘なのだ」と思い込んで視聴してました。どこかの時点で(多分物語の4分の3が過ぎたあたりで)それが分かり、涙の再会となるのであろう、同時にドンウク氏との恋愛も順調に進んでいくのだろう、と。これは韓国人であれば絶対にしない勘違いです。いとこ同士の結婚はできないのですから。

 

というわけで、物語の4分の3が近くなるにつれ、なんかおかしいぞと思い始め、その頃にはすっかり先入観で作り上げたストーリーに酔ってしまっていた私はなんだかガッカリする後半となってしまいました。

王家の血を継ぐ者が、一般庶民(もしくはそれ以下)の環境で育つストーリーってすごく好きなんです。

 

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勝手な誤解で勝手にガッカリしてしまった「マイガール」、今の時代に鑑賞する見どころは、当時のファッション。

超・貧乏で身ひとつで財閥の家で暮らし始めたダヘちゃんが、なぜか庶民のチープだけど可愛いファッションアイテムを多数所有している矛盾はガン無視、とっかえひっかえチープファッションで視聴者を楽しませてくれます。あぁ2005年ってこんな感じだったよなーと懐かしく思います。

イ・ドンウクの婚約者は世界的なテニスプレーヤー。この彼女、どう見てもテニスプレーヤーの体型じゃないんですけどー。全く日焼けしてないしさ。シャラポワが初優勝で話題をさらったのが2004年ですから、当時としては無理を通してでもこの設定にしたかったんでしょうかね。

 

 

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イ・ドンウク氏はかっこいいけど、このドラマを当時見たとしてもファンになったとは思えない。彼は、「風船ガム」あたりの頃の容姿が最高で、演技は二枚目を脱ぎ捨てた三枚目が決まるようになってからが格段に素敵だと思う。

 

 

野獣の美女コンシム ★★★★★★☆

 

それほどハマれるドラマがなかった2023年ですが、これはかなりよかったです。

ナムグン・ミンのドラマの中では一番。そしてヒロインは初見のミナさん。このヒロインがすごくいい。なんでもGirl's DayというK-POPの方だそうじゃないですか。いまさら「本業が俳優さんじゃない人がめちゃくちゃうまい」ことに驚いたりしなくなった昨今ですけど、ミナさんすごくいいわー。ちょっとハスキーボイスの非モテ女子にぴったり。

 

もともと微妙な美人さんなんでしょうかね、変な髪形と変なファッションでしっかりとブス子ちゃんになってるんだけど、ふとしたときに、あ、この子すごいキレイな子なんだ、という瞬間がある。

 

ストーリーも私がすごく好きなタイプの物語。ナムグン・ミンは幼い頃に誘拐されちゃって、でも運よく犯罪者の手から逃れ、並み以下の経済状況、でも温かい環境、で育つ。ショックで記憶もなくしてるんだけど、実は財閥の直系なんですよね。いわば失われた王子さまなわけで。

 

ちきりんさんが指摘しているけど、今世界の大企業はそのCEOにインド系の人を置くパターンが多い。それは英語ができるとか、数字に強いとかもあるんだけど、それだけじゃダメで、混沌とした環境で育った、というのが大事なんだと。つまり、期日にきちんと支払ってくれない相手とも渡り合っていける強さがないと、ということ。

 

この失われた王子さまには、財閥内で大切に育った、二番手君のいとこが求めようにも決して手に入らない素質がそなわってるんだよねー。

 

とはいえですよ、この二番手君もとっても良かった。後半はむしろ二番手君のとりこになりましたよ。本物の育ちの良さで、性格がすごーくいいんだよね。

 

物語は私がブログを書くきっかけになったお気に入りドラマ、「黄金の虹」にけっこう似ていて、誘拐犯をあぶり出すため、創業者であるおばあさんにだけ正体を明かす。最愛の彼女にも内緒だから、前みたいにラブ全開にできない苦しさあり、誤解あり、という感じでございました。いろいろと「えー、ここはこうした方が」みたいな点もあって☆7つにはできないけど、不具合に目をつぶれるぐらいには良かったです。

 

 

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2016年のドラマだそうです。

チャングムの誓いの、チェ尚宮さまをチャングム以外のドラマで初めて見ました。

また!?オ・ヘヨン ~僕が愛した未来(ジカン)~ ★★★★★☆☆

 

ヒロインを演じたソ・ヒョンジンとベテラン女優キム・ミギョンの上手さで引っ張られた感があるけど、中身はどうにも高校生のアホカップルの恋愛みたいな感じで、途中でやめるほどひどくもないけどなぁ…というのが中盤までの感想。これで主役の俳優さんがめっちゃタイプだったら別なんだけどエリックって誰?

 

ところがですよ。

 

たった1つ、すごくいいシーンがあってそれでガツーンとやられました。

ネタバレはしたくないけど、唯一のシーンを詳細に描いても大勢に影響はないかな?

 

別れを決めたカップルがお互いに体調を崩して病院で再会。そこでエリックが、

「よかったよ。ほーんと、よかったよ。めちゃくちゃ具合悪くなったのが俺だけじゃないとわかってさ」

みたいなセリフを吐き捨てるんですよ。

そのセリフを言う前の枕詞が、「ミヤネヨ、チョンマルミヤナンデー」なんだけど、その言い方が全然悪いと思ってないけど謝っとく、みたいな言い方の上手さは、まぁ実際視聴してみないとわからないでしょうが、すごくツボにハマって何度も見返してしまいましたよ。

 

エリックさん、本業はアイドルメンバーだそうじゃないですか。ピンポイントながらもこの演技は神がかってたぞ?

 

超ざっくりストーリーを説明すると、出来の良い同姓同名のオ・ヘヨンという同級生とずっと比較され続けてひねくれてしまった主人公、オ・ヘヨン。結婚式前日に破談にされてしまいます。

また、出来のいい方のオ・ヘヨンも結婚式当日にドタキャン騒ぎを起こしており、その相手がエリック。

そんないわく付きの二人が出会って、名前のややこしさからいろいろこじれて、というのが1つのストーリー。

 

それに絡んでくる別のストーリーは、エリックが時々見る断片的な幻想。どうやら近い将来事故に遭うらしく、いまわの際の強烈な後悔が、断片的な未来のシーンを、現在の(クールに生きている)エリックに送りつけてるらしい。

 

クールというか、結婚式をドタキャンされて以来、感情を押し殺してなんとか時間をやり過ごして生きるしかなかったんですよね。しかしいまわの際に強烈に後悔するのなら、感情に従ってみようというのが、例のシーンなわけです(本来は「元気でな」とだけ言って立ち去るはずだった)。

 

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韓国ドラマにはいろんな職業の主人公が登場します。弁護士やら医者やらは定番中の定番ですが、エリックは(私の記憶の限り主役の職業として扱われたことはなかった)映画の音響さんです。

なかなか面白そうなお仕事だなぁと思いました。

 

一方のヒロインは会社員なんだけど、その会社が何やってんのかイマイチわからなかった。飲食店の企画?こんなに人材必要?ま、いずれにせよ韓国ドラマの主役たちはちっとも仕事中に仕事しないのが定番ですから何だっていいっちゃあいいんですけどね。

恋のトリセツ ~フンナムとジョンウムの恋愛日誌~ ★★★★★☆☆

ブコメの女王、ファン・ジョンウムと、視聴率男、ナム・グンミンが共演した2018年のドラマ。

 

正直まぁまぁかなぁ…もちろんつまらないってことはなくて、最後までしっかり楽しめたんですけど、二人のケミがワタシ的には別段ハマらなかった。ファン・ジョンウムはパク・ソジュンと共演した「彼女はキレイだった」や、チソンとの「キルミー・ヒールミー」が私の中で根付きすぎて、それ以外の共演者を脳が受け付けてくれないみたい。

 

一方のナムグン・ミン様ですけど、彼のドラマの中では一番好感が持てた。すごく人気の男優さんだと知ってたけど、今まで観たものはぜんぜん好きになれなれず。

 

で、内容ですけど。

 

ナムグン・ミン様は子供の頃からおもちゃが大好きで、おもちゃ博物館を経営(ほぼこちらは趣味)する傍ら、イベントを企画したり。おそらく収入は売り買いによる利益なのかなぁ。両親ともに裕福でお金にはまったく困っていないけど、自身も商才があるような感じのキャラクター。

このおもちゃ博物館が素敵で、でも残念ながらほとんどが著作権がらみのボカシがかかってたのがとっても残念でした。

さらに友人の頼みで、某人気コラムのゴーストライターをしてる。

 

ファン・ジョンウムの仕事は、結婚相談所のコーディネーター。しかし彼女は入社以来成績が悪く、解雇一歩手前。難しい案件を押し付けられ、これを解決できなきゃ会社に居られると思うなよとプレッシャーをかけられ崖っぷち。

 

その案件っていうのが、

・40代になってしまった超ワガママお金持ち令嬢

・失顔症のショコラティエ

・スタントマン(腋毛を剃ると大怪我をするというジンクスに捕われているせいで、何ともワイルドな見た目)

・超絶多忙なビジネスマン

 

これらの人物を何とかして成婚させなければならない。ひょんなことから知り合ったナムグン・ミン様は、実は大人気の恋愛指南コラムのライターで、恋愛の神とも呼ばれる存在だった。彼女の持っているお宝フィギュア、オズの魔法使いのブリキ人形、を餌に、協力を取り付ける、というお話。

 

これらの「ご成婚ストーリー」が十分面白いのだから、そこをしっかり軸にしてくれればもっとスッキリした展開になったと思うのだけれど、枝葉の部分が多すぎて楽しみそびれてしまったというのが私の感想。

 

もっともですね、毎回なんだか区切りが妙だったから、私が見たのは日本版にカットされたバージョンだと思う。ストーリーを壊さず、感情を揺さぶる大切なシーンを損なわず、上手に選んでカットするのって至難の業なんだろなー。

 

韓国ドラマの王道である、「幼い頃のエピソードとそのトラウマ」を解決してあげなきゃならないんだけど、2つも重要な伏線を回収しきれていなかった(私の見落としじゃなければ)。それが残念。

 

 

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ファン・ジョンウムを密かに恋するも報われない幼馴染を演じたチェ・テジュンが良かった。

義理の母を演じたシム・ヘジンさんは「宮(クン)」でイジワルな元皇太子妃役だったからてっきり嫌な奴なのかと思っていたら、血のつながらないナムグン・ミンを実の子と分け隔てなく育て上げた(ちなみにいつも不機嫌なんだけど)。実は一番心に残ったかも。