海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

ストーブリーグ ★★★★★☆☆

弱小球団を救うべく着任したゼネラルマネージャーの奮闘を描くドラマ。ブラッド・ピットが主演した映画「マネーボール」のリメイク版かなと思って見始めましたが、野球モノというよりもオフィスドラマの要素が強いように感じました。私のように野球がさっぱりわからない人でも大丈夫です。

 

主演はナム・グンミン様。ヒロインは「ウ・ヨンウは天才肌」のパク・ウンビン。意地悪な社長役には「サイコだけど大丈夫」のオ・ジョンセ。

 

オ・ジョンセが単純なイジワル役で終わるはずがないと最初っからわかってしまうのが辛い…

一方、パク・ウンビンには若干期待し過ぎていたかも。「ウ・ヨンウ」も「法廷プリンス」もちゃんと視聴していないのに、演技がすごくて綺麗な女優さんだー、という刷り込みが入ってた状態で視聴。ところがこのドラマではぜんぜん可愛くない。ま、そういうキャラなんだから、「ほんとはすごく綺麗なのに干物女を見事に演じた」と言えますね。

中途半端なソバージュヘアと真っ赤な口紅はもれなく女性をおばさんに見せるらしい。2019年のドラマなので、2022年に「ウ・ヨンウ」役で大ブレークする前の作品ということになります。

さて、主演のナム・グンミン様ですが、私が今まで視聴した中でもっともカッコよく見えた。浅黒い肌に真っ白なシャツで華麗に登場。家族を一手に支えてきてお金には余裕がないことが徐々にわかってきますが、安物という設定のスーツもナムグン・ミンが着ると一流スーツに見えてしまうのが難点といえば難点。

 

そんな彼が弱小チームを華麗に立て直すのであろうお話ですが、それにしても毎回毎回の課題がシビア。選手もコーチもスカウトも分析チームも問題だらけ。球団の社長からして、お荷物のチームを潰すことしか考えていない。元々は地元密着型の企業だったけど、消費者と直接かかわる事業から手を引くことが決まって地元民のご機嫌を取る必要がなくなったんですね。

そんなドリームズを、子どもの頃から熱く支えてきたパク・ウンビンと、全く思い入れのないナムグン・ミンが、「えっ、そんな手があったか!」という手法で一つ一つ解決していきます。

 

星5つにしましたが、気持ちとしては5.7ぐらい。ラブがないのと、最終回にうわーっと盛り上がった「刑務所のルールブック」みたいな感じではないので星を増やしにくいドラマではありますが、広い層に受け入れられるドラマだと思います。

 

 

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2020年上半期の3位以内にランクインしたそうです。2020年と言えば「愛の不時着」の年ですから、大健闘なのではないでしょうか。「愛の不時着」ほどハラハラせずにお茶の間で楽しめるドラマだったのではないかと思います。

 

ちなみにイ・ジェフンがカメオ出演。この俳優さん、顔より演技がウリかと思っていたら、え、こんなにイケメンだったのかー。