海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

知ってるワイフ ☆☆☆☆

チソンとハン・ジミンの「知ってるワイフ」を見終わりましたので感想です。面白かったので感想長めです。役名ではなく、役者の名前で統一します。

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ラブラブで結婚したはずなのに、子供が2人できて生活に追われるうちに鬼と化してしまった妻。

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女としても終了って感じのハン・ジミン。チソンがお風呂に入っている横で平気でトイレを使う今日この頃。

ま、それもそのはず、このあたりはハン・ジミンに同情します。生活がカツカツで、エステサロンでフルタイム勤務していますが、嫌な客も多そうだし、上司も理解がなさそう。チソンは優しい夫ではあるけれど、イマイチ責任感が足りない。就学前の子供たちの送り迎えとかあてにならないし、時間に追われてあたふたしているのはハン・ジミンだけって感じ。離れて暮らす母のボケも進行しているけど、夫に相談する暇もない。

 

チソンも時間に追われていつも遅刻ギリギリだけど、それは家事のせいではなく、自分がだらしないせい。すごくだらしないのではなく、ちょっと詰めが甘いキャラをよく演じています。周囲から見たら良い夫なんだろな~って感じ。これは妻がイライラしますね。妻からの猛烈アタックで結婚したから、外面は良いけど内面はいまだに胡坐をかいてる感じ。

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チソンにはチソンで職場での苦労があります。息抜きは夜中のゲーム。ある日、仕事でポカをして昇進の希望が絶たれた上に、ゲーム機を更新したのを妻に見つかり、唯一の慰めをゴミに捨てられてしまいます。

全てが嫌になったチソン。地下鉄で怪しい男と知り合います。なんでも、2006年の500ウォン硬貨でとある料金所を通過すれば、2006年に戻れるのだとか。

 

2006年…それは妻と知り合った年でした。あの頃に戻って、妻ではなく、当時いい雰囲気だったお金持ちの令嬢を選びたい…

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ま、そんな感じで、チソンが過去を塗り替え、人生をやり直すお話。タイムトラベルではなくてパラレルワールドに移行する、と表現した方が正確です。(2006年からやり直すのではなく、2006年に令嬢を選んだら実現したであろう現在を生きるのです。チソンには元の世界の記憶がありますが、当然ながら周囲の人たちにはその記憶はありません)

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令嬢と結婚したというシナリオを生きるチソン。最初は有頂天でしたが、令嬢との結婚生活は価値観の違いから上手くいきません。そんな時、職場に本店から異動してきた女性の顔を見てびっくり。それはハン・ジミンだったからです。

 

このパラレルワールドにおけるハン・ジミンは、元の世界の「疲れた妻」ではありません。元の世界ではたぶん高卒で(チソンを追いかけすぎて勉強は疎かだったし、父が急死して家計的に浪人は厳しかったのでは)、エステサロンでの仕事が彼女の性に合っているようには見えません。

 

この世界では独身で銀行員。チソンは支店勤務でハン・ジミンは本社勤務です。芯の強い性格はそのままですが、気取らない、機転が利く、という長所が生かされ、職場では周囲の信頼を得ています。母親はボケていますが、一緒に住んでいて親孝行です。家から近い支店への異動を希望し、チソンの支店にやってきます。そして、やっぱりハン・ジミンはチソンを好きになります。長くなるので一気にすっ飛ばしますが、事情を知ったハン・ジミンは、チソンとともに2006年へ。キーとなる出来事を修正し、さて現在はいかに…

 ---+++---

 次のパラレルワールドでは、チソンとハン・ジミンだけに前世界の記憶がある状態。

ハン・ジミンの父はやはり亡くなっていますが、高校時代の急死ではなかった模様。母親はボケてるどころか、バリバリの営業レディです。ハン・ジミンは大学のキャンパスライフをエンジョイすることができたみたいで、人気料理研究家にアタックされたりします。料理研究家に嫉妬したチソンがハン・ジミンにプロポーズ。職場ではさらに活躍しており、チソンより先に昇進します。

子供2人に恵まれて忙しい毎日ですが、お互いに思いやりを持ち、夫婦関係は非常に良好です。

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急にまとめに入っちゃいますが、人間関係は合わせ鏡、ちょっとした思いやりで、まず自分が変わると相手が変わるんだな、というドラマでした。

 

ハン・ジミンの母役の女優さんの演技が良かったなぁ。ボケがひどい人生、ボケてるけどラブリーな母である人生、バリキャリの人生、3つを演じ分けていらっしゃいました。

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他の方のブログを読むと、子供たちのことがどうにも気になったという感想が目につきます。そう、最初の世界の子供たちは、2つ目の世界では誕生しません。3つ目の世界で誕生しますが、果たして1つ目の世界と同一の子供と言えるのか。そして、そこが気にならないチソンがどうにも信じがたいというものです。

私は、タイムスリップではなく、パラレルワールドという理解でこの点を気にしないことにしました。1つ目の世界の子供たちはそこで元気にしているし、1と3の違いに関して言えば、母だって全然キャラが違うし、チソンとハン・ジミンだって同一の人物とは呼べないからです。

 

あと、余談ですが、銀行での職員の服装が気になりました。

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一般事務職の女性は制服、上の画像には居ませんが、チーム長の女性は私服のスーツです。チーム長代理の男性はスーツ(上着あり)、イマドキの新入社員(男性)はストライプのシャツで上着なし、チーム長の男性はプレーンなシャツで上着なしです。

事務系の女子だけが制服を着ているわけです。これって20年前の日本ですよね。私はその時代を生きた日本人なので職場の力関係、人間関係を一目で理解しますが、海外の人が見たら、なんだこりゃ、と思うかも知れませんね。

 

 

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潜在意識/顕在意識

潜在意識に関するネタが結構好きです。宇宙(ハイヤーセルフという言い方をする人もいますね)とつながっていて、宇宙にオーダーを出すと忘れた頃に叶う、みたいなお話。

 

スピ系にハマリすぎて現実をないがしろにするのはNGだとは思いますが、私は割と信じている方です(信じたい、というか)。

 

この度ちょっと面白い出来事があったので記事にしてみます。

 

8月は1週間の海外研修がありました。

会社のIDを使う機会はほぼ無いのですが、最初に先方のIDを発行するためだけに必要とのことで持参。

その後、会社のIDは、やたら移動させると紛失の原因になると思って、いつものかばんに入れっぱなしにしていました。

 

さて、帰国後。

あれこれ荷物整理しているときにIDを見たような気もするけど、ほぼ無意識で片づけをしていたため、明確な記憶なし。

いざ、明日からの出社に備えて準備を始めた時、IDがないことに気づきました。

 

「いつものかばん」はポケットが多いので4回ぐらい見た。旅行中使用していた大き目バッグも3回ぐらい見た。挙句の果て、片づけたスーツケースをもう一度ひっぱり出してすべてのポケットを確認。さらに、前日立ち寄った全ての箇所に電話で落とし物がないかを確認。

ありませんでした。

 

やるべきことはやった、仕方ない、上司に報告するなら早い方がいい、さっさと白状して怒られよう。

その前に夫に一応LINEして、どこかで見なかったか聞こう。

 

夫からのレスを待つ間、雑用を片づけることにしました。

 

海外にいる間、ちょっとしたケガをしてしまい、その保険が請求できそうなので流れを聞いておこうと思ったのです。保険会社に電話をしました。

いろいろ確認事項があり、書類や領収書の提出は、全ての治療が終わった時点でお願いします、とのこと。2ヶ月ぐらい先になりそうなので、忘れないようにメモを取ろうとボールペンを探しました。

無意識に、「いつものかばん」を探っていると…

 

なんとIDが!

 

そう、いつものかばんにあったのです。

なぜ見つけられなかったかというと、いくつもあるポケットの中で、そのポケットの存在に、顕在意識は気づいてなかったから。

(思い込みで、そこにはポケットはないと思っていた)

 

荷物を片づけた時は、いろんなことを考えながら片づけをしていて、IDをそのポケットに入れた自分は「無意識の自分」

 

IDを必死で探していたのは「顕在意識の自分」←4回も見たんですよ!

 

IDを見つけたのは、込み入った電話をしながらボールペンを探していた「無意識の自分」

 

…という出来事がありました。上司に言わなくて良かった…

私はラブ・リーガル シーズン1 第10話


今回は、あのフレッドがドラマに戻ってきます。


●Can you go back for good?
ノックの音でジェーンが覗き穴から外を見ると、そこにはフレッドが!
ステイシーのことを忘れられずに天国でミスを続発、守護天使の座を捨てて地上に戻ってきたそうです。

●Who's fault is that? I'm just saying, client is very picky.
今回のジェーンの裁判はサマーズ判事の弁護!判事は結婚相談所に2万5千ドルもつぎ込んだのに、2度目のデートに漕ぎつけたことがないそうです。ジェーンは全額返金してもらうべきだと言い、諦めモードの判事よりも戦う気満々。
でも、28回も紹介してもらったんだし、えり好みが激しいのはあなたの方だという相手方弁護士の言い分も筋が通っているような気が…
そうそう、判事はあの、ジェーンを牢屋に入れた判事です。どうやら昔のジェーンと仲が良く、毎週スクラブルをやっていたみたい。今回はジェーンが「シュムーピー」っていう単語をでっちあげたと言って怒ってたけど。ちなみに「シュムーピー」は昔グレイソンがデビーをそう呼んでいたんだって。

●”Syumuupee" is still close.
グレイソン&キム組の裁判は、占い師姉妹の骨肉の争い。カリスマ占い師だった父の死後、2人で占いの館を経営していたんだけど、妹の方が出て行って、すぐ向かいでほぼ同じ看板揚げて創業したんだって。2人ともやたら雰囲気が胡散臭いけど、いきなりグレイソンを指さして何を言うのかと思ったら「シュムーピーはまだ近くにいる」だって。おぉ、怖っ!
で、気になって仕方ないグレイソン、夜に占い師(妹)の店を訪ねると、I didn't expect to see you so soon.だって。来ることが分かっていたみたい。

●Someone who doesn't take it for granted, and who will give up everything just to be with you.
判事とジェーンはお見合いパーティに繰り出した。なぜかステイシーも一緒。同じタイプの男ばかりで飽きたというステイシーにジェーンは、違う男も試してみたら、と、フレッドの特徴を列挙するが、一笑に付すステイシー。そう、彼女にはフレッドとの記憶がないんだよね…

●You were close, weren't you?
占いの館にて。彼女の言うことは確かに当たっているようであるんだけど、やっぱり帰ると席を立つグレイソン。その時目に入ったのは、仲が良さそうな姉妹の写真。なぜ骨肉の争いに発展してしまったんだろ。

●Diana hired him to charm judge Summers.
しぶしぶ参加したお見合いパーティで男性をバッサバッサやり込めてしまうサマーズ判事。ところがだ。いい感じの男性が現れ、談笑が。しかし、ステイシー曰く彼は売れない役者で、高額な結婚相談所に登録するお金はないはずだと言い出す。
翌日、そのことを盾に裁判で責めるも、特別な人にはフリーメンバーシップの資格を与えることもある、彼とは会話が弾んでいたのでは?と、逆にやりこめられ、雲行きが怪しくなるジェーン組。極めつけはサマーズ判事のプロフィールが読み上げられ、事実と異なると突かれたこと。怒り出したサマーズ判事は裁判を投げうって席を立っちゃった。ジェーンがなぜプロフィールを偽ったのかと問うと、You filled it out for me!
そう、かつてのジェーンがサマーズ判事のプロフィールを代筆していたのでした。ジェーンに悪気があったわけではなく、夫の死後、引きこもっていたサマーズ判事に「一歩踏み出せ」と背中を押した、というのが真実のようですが、すっかり二人の仲はこじれてしまいました。

●Do you believe you can contact your father right here?
霊能者姉妹の件。事務所で話し合いの場を持つが、姉妹は罵り合うばかりで話が進まない。するとグレイソンが意外な提案をする。父上の意見を伺おうというのだ。亡くなった父上の。霊能者(妹)に、ここで父とコンタクトできるかな、と問うグレイソンに、できると思うと答える妹。

●His wish is for me to work with Lilly. Dad says I need Lilly, and Lilly needs me.
前代未聞!事務所での父親召喚(という名の降霊会)。そこで妹は、自分が開いた方の店を閉め、姉妹が協力してやっていくよう父が言っていると語る。自分に不利な発言であるにも関わらず。
グレイソンのアイディアは素晴らしかったと褒めるキム。それに対してグレイソンはI believe sometimes people need a little nudge.そう、姉妹はお互い仲直りしたかったけどキッカケを失っていただけ、僕は背中を押しただけ、と答えるグレイソン。僕たちの関係もそうだよね、だって。キムとグレイソン、再び接近の予感です…

●You have introduced felons to wealthy women.
サマーズ判事とのこじれた仲を取り持ったのはテリーでした。判事のところに押しかけ、あなたは最高の判事と評判、と自尊心をくすぐる作戦(?)が功を奏した模様。サマーズの方からジェーンの事務所に赴いて仲直り。そこでサマーズの目に留まったのは、ジェーンが取り寄せた大量の資料。ジェーンは全力を傾けてサマーズのために戦ってくれていたのでした。あれ、この写真は…サマーズがかつて実刑を下した犯罪者!?
降りかけていた裁判に、再び2人でチャレンジすることに。結婚相談所は、元犯罪者たちを裕福な女性に紹介していたのでした。
見事1ペニー残らず返金を勝ち取ったジェーン。そしてサマーズに、とあるファイルを手渡す。そこにはサマーズに好印象を持った男性のメッセージ。裏には電話番号が。

●Treat her well. She deserves the best.
案の定フレッドのことを全く覚えていないステイシーは彼に冷たい。それどころか、ジェーンのアドバイス、今までとは違うタイプの男性とデートしてみたら、ってやつ、に忠実に、でもフレッドとは別の男性とデートするために事務所に訪れ、フレッドと鉢合わせ。さらに、その男性がよりによってデートのアドバイスをフレッドに求めてきた。自分の気持ちを押し殺し、彼女を大切にしてあげて、と答えるフレッド…



●You don't have to live in the past.
事務所で霊能者とすれ違ったジェーン。過去に囚われて前に勧めない恋愛の相談を、「友達の話」として持ちかける。霊能者の答えが上記。あなたのことよ、と。
ジェーンが名刺を見ながら電話をかけた相手は、お見合い会社側の弁護人をつとめたトニー。彼はお見合いパーティでジェーンに食事の誘いをかけていたのだ。食事に誘ったのは私を混乱させるための単なる作戦?答えはAre you free next Tuesday?
楽しみだよと言うトニーにYou know what? So am I.と答えるジェーン。グレイソンとジェーンが別々の道を歩み始めた回となりました。

私はラブ・リーガル シーズン1 第9話

--今回の単語
adorable可愛らしい
advocate主張する
--

●Nothing larger than 10.
-In the whole store?
-That's right. It's intended for a different silhouette.
ジェーンのファッション改革ってことで、ステイシーとジェーンはビバリーヒルズのPDQというショップにドレスを買いにやってきた。前々から雑誌を切り抜いて選び抜いたパーフェクトなドレスがそこに。ただし…ジェーンのサイズはなかった。そもそも作っていない、ジェーンのようなシルエットの女性はお客様ではない、という店員の態度にあまりに頭にきたジェーンは、店を訴えると言い出した!
パーカーは、難しい案件をこなして昇格したいキムにこの件を押し付ける。内心、服のサイズがない女性にgo on a dietと思っているキムのような女性が担当!?争う敵はそういう女性だっていうのに!?
現に、法廷でのキムの主張に力はなく、判事にあっさり却下されそうになったところを、ジェーンが横から口出ししまくって陪審選出まで持ち込んだ。依頼人が仕切らないでとキムはカンカン。

●Nobody took advantage of me.
もう1つの裁判は、パーカーの古い友人がクライアント。18歳の娘が若気の至りでポルノDVD製作側が用意した書類にサインをし、カメラの前で脱いだ。もうこれ以上販売させたくないから何とかしてくれ、と言う。ところが、子供扱いされたくない年ごろの娘、自分の意思でサインした、誰にも強要されていないと言い出す。

●acceptable(受け入れ可能)/excused(お引き取りを)
ぜんぜん気の合わないジェーンとキムだけど、陪審員選出は信じられないくらい息がぴったりだった。
スタイルの良い女性:excused 理由:もともと代謝が良いタチだとのことで
子供が5人いる男性:acceptable 理由:奥さんはきっと肥満
スカーフを巻いた女性:acceptable 理由:あのスカーフは二重あご隠し
ヅラの男性:acceptable 理由:世間は肥満女と薄毛男に冷淡

●Don't give up the fight.
ところがだ。パーカーに呼ばれて行ってみると、PDQの株25%を保有しているというsingle largest shareholderガンサー氏が来ていた。彼は事務所のお得意様でもある。当然ながらパーカーは訴えを取り下げろと言ってきた。My decision is final.で、ばっさりと。
その夜、ジェーンは夢を見た。ポーラ・アブドゥルが判事のガウンを着て、ミュージカル仕立てになっていた。最後にポーラは戦うのをやめるな、と。
目覚めてみるとそこは事務所でテリーに起こされた。徹夜してしまったらしい。テリーがやけに優しい。思春期にイケてなかったテリーは、内心ひそかにジェーンを応援していたのだ。The sales people always mean me to feel like anything other than skinny was wrong. And you are telling those people that we are not the problem. They are.パーカーは今キッチンでブリトーをレンチンしてる。話をするなら今がチャンス、さぁ髪をとかして!

●I will sue PDQ or I will sue you.
ミーティングだからレンチンする20秒以外話を聞く暇はないというパーカー。
やらせてもらえないのなら労働法であなたの方を訴えると言い終えた時ちょうどレンチン完了。ぴったりだ。どうしてもこの件をやらせてほしいというジェーンの熱意におされ、許可はするがサポートもしないというパーカー。居合わせたキムに一言。You back on the PDQ case.
急な進展に、あなた何をしたの?と聞くキムにジェーンからの一言。Better get to work, Kim.

●Every girl has a regret.
グレイソンが事務所で不適切なDVDを鑑賞してるのを発見したジェーン。オフィスに押しかけてブラインドを閉めながらお説教。ところが、グレイソンが見ていたのはパーカーに手伝いを頼まれたからだった。一緒になってDVDを見るうち、つい昔ばなしに。私も10代の頃、濡れたTシャツコンテストに出て親を怒らせたけど、謝らなかった。あれ、その話、デビーから聞いたことある、というグレイソン。すぐ誤魔化すジェーン、いい加減気づいていいと思うんだけどね、グレイソン。さておき、この話のポイントは、女の子なら誰しも消したい過去があるってこと。それでヒントを掴んだグレイソン、クライアントの娘に、今は後悔してないと言うけど、将来に渡ってそうだと言いきれるのかな、と持ち掛ける。また、DVDに写り込んでいた時計から、当時の彼女は現地時間では18歳には数時間足りず、未成年だったことが判明。

●Parker is gonna kill you.
負けがこんできたジェーンとキム。最終弁論に入る前に時間を稼いでと言うジェーン。与えられた時間は5分。その5分で立て直した作戦は、情に訴えるものではなく、PDQの経営方針は株主の利益に反するという点を突く作戦。株主ガンサー氏を証人として召喚するというところまで漕ぎつけた。パーカー怒るだろうな…

●Case closed.
証人席のガンサー氏に質問を投げかけるキム。900ものブランドが存在する中、サイズ10(14号)以上の服を扱うブランドは20しかないとご存じでしたか?あなたの奥様のサイズは?奥様のサイズはPDQにはないこともご存じですか?
…キムはかなり頑張ってくれたけど、結局何も証明できなかったということでケースクローズになってしまいました。I lost in court. I couldn't even win my case. ジェーン、このドラマで初めての負けかも…(今までが勝ちすぎ)

●You may lost a battle but won the war.
-I'm sorry I don't understand military analogies.
パーカーに呼ばれた。てっきりクビを言い渡されるのかと思いきや、そこにはガンサー氏もいて、よくわからない例え話をする。バトルには負けたけど戦争には勝ったってどういう意味?
ガンサー氏、ビジネスマンとして大きなマーケットに気づいていなかった、それに気づかせてくれたのは二人だと言って笑った。今後PDQには全てのサイズを取り扱うよう約束させた、とも。そしてジェーンにはスペシャルプレゼントが。そう、彼女のサイズの、あのドレスだ。
そしてパーカーも怒っていなかった。それどころか、困難に闘う姿勢こそ、パートナーに相応しい、とまで言うのだった…


私はラブ・リーガル シーズン1 第8話


--今回の単語集
実生活で役立ちそうなのはmore or lessぐらいでしょうか…
多かれ少なかれ、という文字通りの意味しか知りませんでしたが、ドラマで実際に使われていたのは「正確には再現できないけど、だいたいこんな感じ」というニュアンスでした。これは便利そう。

epiphanyひらめき、悟り
perspicacious先見の明がある
hilarious陽気な
more or lessだいたいそんなところ
frontal lobe前頭葉
reconcile仲直りする
--

●Who is Brian Young?
-Do I know Brian Young?
-That't what I'm asking.
-You read my e-mails?
-Is that what's important here?
ジェーンが朝出社したらテリーが勝手にジェーンへのe-mailを読んでいるではありませんか!で、ブライアン・ヤングって誰?としつこく聞く。同窓会が楽しみだ、15年前の続きから始めたいだなんて意味深なメール…っていうか、テリー、勝手に読んでおいて開き直りも甚だしい!ところで15年ぶりの同窓会ですって?しかもジェーンは同窓会用のドレスをオーダーしているらしい。

●It took me six months to find this dress and I paid for it by myself. 10,000 dollars.
-10 grand!?
今回のキムとグレイソンの案件は、結婚式当日に浮気された花嫁がクライアント。オフィスを訪れた花嫁はまだドレスを着たままだ。6ヶ月もかけて見つけたとっておきのドレス、もったいなすぎて脱げないんだそうだ。その値段を聞いて驚くグレイソン。grandは1000という単位のスラング。100万円相当のドレスなんですねー。グレイソンは驚きのあまり絶句し、この仕事は降りると言うけど、さすがキムは女性がドレスに大金をつぎ込む気持ちが理解できるし、花婿をとっちめたいとやる気十分。でも、花嫁がとっちめたい相手は花婿ではなく、浮気相手の方らしい。maid of honorすなわち親友がその相手だなんて…

●I'm sure won't happen again. Will it?
-I don't know.
さて、ジェーンの方のドレスはというと…うぅ、こんな趣味の悪いドレスってある?
そこへグレイソンがちょっと話をしたいと言う。こないだキムとのキスシーンをジェーンに見られてしまってきまりが悪いみたい。職場であんなシーンを見せてごめんと謝るグレイソンにジェーンは、まぁあんなこともうないだろうし…ってまたある可能性もあるわけ!?

●You know, people say life is precious, but unless they are on the escalator in the sky and watch the gate keeper push the "return" button they don't know what they are talking about.
ジェーンの方の裁判は、国内最大手の芝刈り機メーカー創始者、サープ氏がクライアント。なぜかジェーンご指名だったらしい。
内容は、息子が彼から会社を取り上げようと画策しているというもの。事故で死にかけてから人生観が変わったという彼。epiphany(悟り)が降りてきたんだって。確かにちょっと変わってるかも…かつて仕事人間だった彼、今は会社の利益そっちのけで遊び回っているようにしか見えないし。
しかし彼の去り際のセリフにジェーンはギョッとする。天国で門番が「リターンキー」を押すのを見た者しか、人生の本当の価値はわからない、ですって!?

●I've reviewed your file but while I sympathize with your client I don't see any cause of your action here.
キム一人で挑むことになった花嫁裁判。判事は、精神的苦痛は精神科へと相手にしてくれない。おじゃんになった結婚式費用についても、払ったのは両親で、彼らは訴えていない。裁判に持ち込める材料は…そう、彼女が支払ったものがあった!1万ドルのドレス!ドレスに1万ドル!?と男性判事はグレイソンと同じ反応だが、裁判にできるネタを見つけたようだね、と判事。ただしno mushy stuff(お涙ちょうだい劇はゴメンだ)だそうです。

●Ms. Bingum, you are fired.
サープ氏の裁判は前代未聞のキテレツさ。パジャマ姿で法廷にあらわれたり、頭にバニーちゃんの耳をつけてみたり。人生には笑いが必要、取締役会に出席しないのは、Nothing happens at most board meetings.だそうで。まぁまだここまではジェーンの忍耐範囲だった。しかし、アンカレッジのドーナツショップの店員さんに家を買ってあげたという事実が出てきたあたりからジェーンの顔色も変わってくる。挙句の果てには法廷で彼女にプロポーズ。さすがのジェーンもあなたに必要なのは精神科医の助けだと言ってしまい、サープ氏はジェーンをクビに。ジェーンを指名した理由は、ジェーンが死の淵(flat line)から生還したと聞き、ジェーンなら理解してくれると思ったからだった。

●What was she thinking. Brian Young hasn't seen me for fifteen years and this dress was out of style then.
-Project Runway. OK, we've got thirty minutes. Start memorizing your class mates while I make it work.
クビになったことをステイシーにこぼすジェーン。変人だけど斬新な今後の事業計画を聞くとperspicacious(先見の明)はあるようなんだけど…「先見の明」を何と聞き間違えたか、ステイシーは「彼にはデオドラントが必要ね、」と。この単語、ネイティブにも馴染みが薄い単語らしい…
さておきこのドレス。かつてのジェーンは何を考えていたのかしら。昔を意識した?いやいやそれにしてもダサすぎだから!ステイシーが手にしているのは、ハサミ、安全ピン、ゴム。今から「プロジェクト・ランウェイ」をやるからあなたは卒アルでクラスメートの名前を暗記して!

●No one remembers me, Stacy. I learned all those names and none of them knows mine.
同窓会に繰り出したジェーンとステイシー。どうやらジェーンは存在の薄い生徒だったみたい…誰もジェーンのことを憶えていない。そこへ登場したのがブライアン・ヤング。いきなりハグ&キス。ジェーンのことを心から懐かしがっていて、プロムの夜は最高の思い出だと言う。そう、僕がゲイだと告白したあの夜。
そう、ブライアンはゲイだったのだ。思わず表情が固まってしまったジェーン。そう、その表情だったよね、あの夜も、と笑うブライアン。そう、私ってhilarious(陽気な)タチなの…

●He said he loved me?
-That's what they say.
キムの元に花婿が来訪した。ミアが電話に出ない、ミアを愛していると伝えてほしいという彼をバッサリ追い返します。一応ミアに彼が来たことを話したら、ミアは未練たらたらな様子。彼(he)、愛しているって言ったの?というミアの質問に、男(they)の常套句よと返すキム。しかしキムの助言は聞かず、彼とやり直すことを選ぶミアです。

●If you feel like a model, then I say, you are a model.
ブライアンとのお酒が進み、これから真面目な話をする、と切り出したジェーン。私は24歳のスーパーモデルで表紙を飾る予定だった。でも死んで魂がこの体に入ったの…
…沈黙…
爆笑する2人。前からそんな冗談言う人だったっけ?しかしブライアンはすぐ真顔になり、君がモデルだと言うのなら君はモデルだ。誰もが自由に生きる権利がある。プロムの夜にそう言ったのは君だ。
私がそんなことを?more or less(正確じゃないけどそういうことを言ってくれたよ)
そんな彼との会話で、ジェーンは仕事のヒントを閃いたようです。ステイシーのところに戻ったジェーン、While we're catching up, I suddenly realized how I'm gonna get my client back.

●Brandon Tharp is crazy as a soup sandwich.
ジェーンの最終弁論はサープ氏をクレイジーと断言するところから始まります。でも見る側の視点を変えてみると、エジソンアインシュタインに通じる偉大な才能が見えてくるはず。



サンドイッチとスープは美味しい組み合わせだけど、スープをパンで挟んだサンドイッチは確かにクレイジーですね。

●Reconcile
サープ氏自身も陪審員の前で一言語りたいそうで、世界の偉大さについて話し始めたその時、卒倒を起こしてしまいます。実はfrontal lobe(前頭葉)が委縮し、先が短いことを自分で分かっていて、今まで息子にも隠していたのです。
仕事人間だった彼が変わったのはそれ以来。他でもない息子のためでした。ジェーンは息子と仲直りしてほしいと頼みます。
Will you do something for me?
-Anything for you.
-Reconcile(仲直りする)with Charlie.

●Life is short and no one has the right to tell you how to live it.
事務所に戻ると、グレイソンがジェーンのオフィスに居ました。キムとの関係を、こともあろうにジェーンに相談するグレイソン。ジェーンが話しやすい存在だからつい話してしまうんだ、というグレイソンに、ジェーンはジェーンとしてのアドバイスをします。そう、昔のジェーンがブライアンにしたのと同じアドバイスを。しかしジェーンの中のデビーは悲しそうです…
キムのオフィスを訪ねるグレイソン。これで二人はくっつくことになるの!?と思いきや、キムの方からグレイソンをフってしまいました。優柔不断男は嫌いなの、と。でも、そんなキムもちょっと悲しそう!?

●I don't know I've never done it before.
今回の裁判は結果的にどちらも告訴取り下げとなりました。息子のチャーリーが会社を継ぎ、チャーリーは父親のクレイジーな経営戦略を継続することにしたようです。反対する人は辞めさせる、ですって。

ラストシーンはサープ氏とジェーンが気球に乗るシーン。準備はいい?と聞くサープ氏に、わからないわ、初めてなんだもん、と答えるジェーンでした。



私はラブ・リーガル シーズン1 第7話


今回は怪しいダイエットバーを売るジリアンと、ジリアンを崇拝する思春期の娘を心配する母親の裁判を軸に進行します。そして、グレイソンに自分がデビーだと打ち明けたいジェーン。グレイソンとの会話の中に、デビーしか知りえないヒントを散りばめますが…

●What happened on your date with Fred?
-What do you talking about?
-Details. Spell on.
-Who's Fred?
昨夜、フレッドとキスして出かけていったステイシー。その後どうだったかが知りたくてたまらないデビー/ジェーンは、わざと掃除機で爆音を立ててステイシーを起こし、さぁ話してと迫ります。が、ステイシーはフレッドを知らない様子。とぼけてるにしてはちょっとやり過ぎじゃない?

●She lost weight fast. Too fast.
-Well, if you want her to stop losing weight, my advice is pie. Bake her a pie. Everybody loves pie.
今回の依頼人は娘が過激なダイエットで急激に痩せたと語ります。あら、パイでも焼いてあげたら?とお気楽に答えたジェーン。どうも的外れな発言だったみたい…
娘の体調が深刻に悪化し、危険なダイエットを推奨する会社を訴えたい母親が今回のクライアントです。

●Miss Caswell, you've been served.
-My former assistant Adams is suing me for sexual harrassment...the firm, too.
もう一つの裁判は、なんとキムが訴えられた!しかも、元助手からセクハラで!キムは確かに毒舌で冷たいイメージだけど、セクハラで職を失うのを黙って見過していいほどの悪い人じゃないと、グレイソンが弁護を担当することに。

●I'm fine.
-Your mother doesn't think so.
-Listen, my mommy is happy being the weight she is. I wasn't. And I did something about it.
ジェーンが依頼人の娘に会いに行きます。ダイエットに夢中の娘はジェーンが何を言おうと耳を貸そうとはしません。

●I've been transferred back to the home office. Take care yourself, Jane.
職場でもフレッドを見かけないし、ステイシーも、誰だか分からない人の話はもうやめて、と言い出す始末。ふと手元を見ると、見慣れないカードが。それはフレッドからのカードでした。ステイシーとのキスは掟破りだったため、天界に送り返されてしまったフレッド。ジェーン以外の人の記憶は消したそう…

●Besides, who would buy a diet program with warning labels?
-Well, say hello to the points.
ダイエットプログラムのカリスマ提唱者、ジリアンと法廷の廊下で出くわすジェーン。和解を持ちかけるジリアンに、安全な商品を提供すること、そしてリスクを明記することを求めたジェーン。誰が警告付のダイエットプログラムにお金を払うと言うの?というジリアンに、「本音が出たわね」とジェーン。

●I won't say a word.
-$200,000!? You're out of your mind.
-She can't control herself that's why I'm here.
アダムと弁護人が事務所にやってきた。キムがおとなしくしてるというから同席を許可したグレイソン。ところが金額が出てきたしょっぱなからキムが激昂。相手の思うツボですから〜

●Two words. "No" and "Way".
ジェーンが、なんとジリアン側に証人として証言を求められるという異例の事態に。正式な手続きを踏んでいるため断れず証人席に着いたジェーン。弁護人の質問は、「ジリアンのダイエットプログラムを試したことがあるか」というもの。自信満々のジェーンの答えが上記。
その直後、ジリアン側が提出した証拠は、なんとジェーン自身がジリアンダイエットを実施し、成功談を録画したビデオだった!中身がデビーの今、ジェーンの過去のダイエットなんか知らないと言えるわけもなく、すっかり信用を失ったジェーン。娘は母親に怒り狂っているという。一番の問題は、思春期の娘がジリアンに傾倒しきっており、ジリアンを信用しきっているということ。母親よりも。
I can not believe that Jillian has more credibility with my daughter than I do.

●Who's my doctor?
確かに不利だけど、ジェーンがジリアンのダイエットをやめた原因を探るには、自分のかかりつけ医に聞いてみるのが手だと思いついたジェーン。ところで私のかかりつけ医って誰?
さっそく、かかりつけ医のところで得たヒント。ジリアンのダイエット方法は飢餓と戦うものだからせいぜい3週間しか続かない。失敗者が続出している。意思の力とは関係ない。そして、ジェーンは胃のバイパス手術を相談したこともあったみたい。ドクターが止めたけど。ところで血圧が高めだけど、何か悩みでもあるんじゃない?という鋭いドクター。悩み「事」?それとも「人」?というさらに鋭い質問。女医さんだけあって何かピンときたみたい。
It's "someone" I've been meaning to tell "something" to.
「ある人」に「ある事」を言ってしまいたい…両方なんだよね〜。

●I don't believe it!
弁護士秘書のネットワークでキムに有利な証言をしてくれる人を探していたテリー。バーに誘って奢って…でも収穫はゼロ…ところが、一部始終を聞いていたバーテンダーが、なんとアダムを知っているという。悪行まみれのアダムの弱点をまとめたレポートをグレイソンに渡すテリー。一読したグレイソンのセリフが上記。

●Do you think Jillian Ford had gastric bypass surgery?
-That's make sense, isn't it?
ジリアンダイエット実施者のその後を検索するうち、成功者はほぼゼロだということがわかってきた。しかしジリアンは?もしかして元々痩せてたとか?いや、ビフォーアフターを見ると、本当に見た目50kgぐらい違う。だとしたら…もしかして胃のバイパス手術を受けて痩せたくせに自分が開発したフードバーで痩せたと偽っているとか?それなら辻褄が合う。あとは椅子に座ってお金が転がり込むのを待つばかり。だってみんな痩せるための特効薬を手に入れたくて必死なんだから!She sits back and watches the money roll in because people are desperate for a magic bullet. ジェーン、あなたって天才!まだよ、証明しなくちゃ。

●The issue isn't that she doesn't want to eat it. The issue is that she CAN'T.
ジェーンの証明とは、裁判でジリアンに、彼女が開発したフードバーを食べてみろと言ったことでした。拒否したジリアン。食べたくないのではなく、食べられないのでは?成分のショ糖を、バイパス手術を受けた胃が受け付けないのでは?It's not crime.と開き直るジリアンに、そう、確かに犯罪ではない、でも感化されやすい少女に商品を勧めるのはやめてと言うジェーン。質問になっていないという弁護人に、質問はこれからよ。What's the matter with you?

●Sorry, I gave you a wrong deposition.
キムのセクハラ事件の方も進展を見せた。キムへの訴え内容を確認し、間違えがなければサインをするようアダムに求めるグレイソン。おっと、紙を間違えた。内容が酷似していたものでね。こっちは別のケースだったよ。顔色が変わるアダム。そう、身近にあったケースをそっくり模倣した手口がバレたと気付いたのだ。

●I'm going to deal with it, right now.
モヤモヤが取れたかって主治医が聞いてきたけど何のこと?と聞くテリー。これからよ、と答えるジェーン。そう、お互いの裁判が片付いた今こそグレイソンに真実を、自分がデビーだと、伝えるのだ。
グレイソンのオフィスに向かうデビーがそこで目にしたのは、キムとグレイソンがキスする姿だった…





私はラブ・リーガル シーズン1 第6話


●That's make sense.
夢でティム・ガン(辛口ファッションコメントで有名)が出てきて、自分が自分を受け入れられるようになればグレイソンも君を受け入れてくれるようになる、と言います。字幕では「その通りね…」となっていたジェーンの返事がこれ。

●I would say you are hungover.
-No. I don't get hungover.
-Deb didn't get hungover. Jane hardly drink.
変な夢から目覚めたらキッチンにフレッドが。バースデーパーティで酔っ払ったジェーンとステイシーの介抱をしてくれたみたいです。デビーは二日酔いになんかならなかったのに、ジェーンはお酒に弱いみたい。ストレス解消やリラックスのために何をしていたんだろ、というデビーに、ストレス解消には食べること、リラックスにはクロスワードパズルだよと答えるフレッド。lame(ダサイ)とデビーからの一言。
しかしですねー、パーティの片づけ、女性の介抱、自分はソファーで寝て、翌朝コーヒーまで淹れてくれて、フレッドみたいな人が同居人だったらいいな。Now, done your coffee. We're gonna get to work!

●I'm going to do everything I can to help you.
今回の依頼人は女性。ジェーンを訪ねて来たとたんにジェーンの目の前で逮捕されてしまいました。過去、意図せず強盗殺人の片棒をかつがされ、逃亡したままの状態で結婚し、今は2人の子供の母親です。事情を聞いてすぐに同情しちゃったデビー/ジェーン。全力で助けると約束します。

●You told that I was a media expert?
もう一つの裁判は、とあるサイトを訴えたいというベテラン俳優。死亡した有名人を掲載するサイトに自分の名前があったと憤慨しています。パーカーとグレイソンで担当するはずが、内容を聞いて即座に儲けにならないと判断したパーカー。グレイソンがメディアの専門家だから彼が担当すると言い残して部屋を出て行きます。僕がメディアの専門家!?

●Relationships are based on trust. she is fake. And so was my marriage.
ジェーンの事件は刑事事件。刑事事件が得意なキムと組むことになりました。というか、世間から注目される事件だから出しゃばりキムが登場したってところみたい。気の合わない二人だけど、とりあえず手始めに夫のところに行ってみたら、夫は長年騙されていたことにカンカン。彼女の罪を軽くするために協力してもらうのはかなり大変そう…

●Do you recognize this bracelet?
グレイソンがデビーに箱を託します。デビーの形見分けとしてステイシーに渡してほしい、と。その中に見慣れぬシルバーのブレスレットが。ステイシーに聞いてみても、見たことがない、デビーの肌の色に合わないSilver clash with your skin tone.と。そして、グレイスンに別の彼女がいて、所持品をミックスしちゃったのかもね〜、なんて嫌なことを言いだす始末。グレイソンを信じてる、といいつつも、デビー/ジェーンは今担当している裁判の夫の気持ちを想い描きます。長年寄り添った夫婦なのに、妻が別人だったなんて…

●I'm gonna return the status "alive" immediately, and I'll post a notice on the homepage saying I met you, and I'll include a photo.
グレイソンのケースはあっという間に片付きそう。サイトの運営者は若い青年で、俳優のファン。彼の芝居の良かったシーンを興奮気味に語り、俳優はそのシーンのトリビアを披露。サイトでのステイタスを「死亡」から「生存」に戻す、と約束し、面会は終了。
…と思いきや、各メディアが既に訃報を流し済。そのメディア全部を訴えたいと。結構な手間ですがグレイソンはメディアに連絡を取り、訂正させました。そしたら今度はトーク番組で「死んだと思われた男」としてネタにされたことがご不満。今度はトーク番組を全て訴えろと…
さすがのグレイソンも「無理です」と言ったら、上司であるパーカーに言うと。グレイソンの弱みを完全に把握している俳優に、グレイソンはI'll see what I can do.と言うより他ありません。
このケース、いったいいつになったら片がつくの!?それに、毎回俳優が食事に誘うから断るネタに困るグレイソンです。

●I think you should take the stand.
一方、ジェーンの裁判も順調とは言えません。父を殺害された息子に同情が集まり、いくら今の彼女は心を入れ替えて別人だという証言を集めても陪審員の心に響いてない。もう証言台に立ってくれる証人も尽きました。こうなったら彼女自身が証言台に立つしかない。長年夫に言おうと言おうと思って何千回も練習し、でも言えなかったことを、今こそ陪審員に話すよう、ジェーンは説得します。

●Why didn't you run again?
-I wanna be there for my children.
彼女自身の証言はジェーンの質問に答える形で進行しました。勤め先がセキュリティ強化のため職員の指紋を採取することになった時、なぜ逃げなかったの?昔の自分なら逃げていた、子供たちのために良い行いをしたかった…妻を見つめる夫の表情が変化していきます。

●Why should I get rid of Terry?
最近秘書のテリーのジェーンに対する態度がおかしい。パーカーと話すうち、パーカーが勝手に秘書(美人)を面接に寄こし、テリーをクビにしようとしていることが判明。理由はテリーが素人で、ズボンの色が赤だからですって!?冗談はやめて、あれは赤じゃなくてfuchsiaよ!

●She rehabilitated herself.
夫が妻のために証言したいと言ってきたけど、時すでに遅し。判事は認めず、あとは最終弁論を残すのみ。夫が妻を許せば陪審員の印象は変わるはず。ジェーンは最終弁論で夫の手紙を読むことを思いつきます。法は人を罰するためにある。しかし「更生」という側面もある。夫の手紙は、彼女が元の名前のままでは成しえなかったほどの更生を遂げたことを証明するものでした。Everyday we are apart, the world is a sad place.

●She passed away a few months ago. And after that, he just stopped going out.
しつこく俳優につきまとわれて困っているグレイソンは隠れるようにジェーンのオフィスに居ました。芸能関係に詳しいデビー/ジェーンは、俳優が最近奥さんを亡くしたこと、それ以来、外を出歩かなくなったこと、今の彼には職場も家族もないことを話します。
Right now, he just has you.

●This is a weird place to meet.
俳優をお墓参りに誘ったグレイソン。そこはデビーが眠る場所でした。サインを貰った時には言えなかったけど、最近最愛のガールフレンドを亡くしたこと、葬儀以来お墓参りに来る勇気がなかったこと、でもあなたとなら来れるような気がしたと語ります。そして、花束の1つは俳優の妻、シェリルに捧げてほしいとも。

●So long to rule #7.
ステイシーにしつこく付きまとっていたフレッドが、最近冷たい。フレッドはボスが購読している雑誌を読み、女性につれなくして追いかけさせる作戦を始めたのだ。そんな作戦にしっかりハマったステイシーはフレッドが好きになり始めている自分に気が付いた。でも、フレッドって全然ステイシーの好みと違うじゃない?そう、デビーがジェーンとミックスされてどんどん変わっていくのを間近に見て、ステイシーもマッチョな二頭筋(biceps)に振り回されるだけの金髪ガールではなくなっていたのだ。ステイシーはステイシーのテッパン恋愛ルールがあって、男には自分から電話をしないナドナドあるんだけど、食事が済んだら電話をしてみる(ルール#7にサヨナラ)、とジェーンに語った。その時、ドアのノックが。雑誌のアドバイスを捨て、ステイシーを食事に誘いに来たフレッドがそこに。



●Don't say "lame".
二人を祝福しつつも、一人残されたジェーンはちょっと寂しそう。夕食もそっくり残っちゃってるし。暇つぶしにクロスワードパズルを始めたとき、またノックが。そこにはグレイソンがいて、シルバーのブレスレットは妹のだった、葬儀の手伝いに来て紛れたらしく、大事なブレスレットがないと大騒ぎしているらしい。誤解が解けてホッとしたジェーンはグレイソンに夕食を食べていかないかと誘う。答えはYes。そして食後にはクロスワードパズルをやろうと。ダサイって言うなよ!

今回も盛りだくさんの内容でした。グレイソンの妹の名をジェーンがすぐに口にしたのを、知り合いなの?と聞かれたジェーンはステイシーから聞いていてね、と誤魔化す。他にもデビーとジェーンの嗜好がほとんど一緒だって暗示するシーンが散りばめられていた回でした。グレイソン、鈍いよ!