海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

二十五、二十一 ★★★★★★☆

このドラマをネタバレなしで書くのは難しいので、下の方でネタバレ含む記事を書きますが、上の方は安心してお読みください。キム・テリとナム・ジュヒョクの青春モノです。

最初の5話ぐらいは話がどこに向かうのかわからなくて、つまんないし、リタイアしようと思ってました。6話ぐらいから俄然面白くなり、そこからは何度も心を鷲掴みにされるような切なさやら感動やら。

基本はフェンシングのスポ根ストーリーと思って見るのが良さそう(と5話までの私に教えてあげたい)。学園モノなのか友情がテーマなのか、はたまた親子の確執なのか、が、なんだかわかんなかったんですよね。ナム・ジュヒョクが出るからには恋愛も当然あるんだろうし。

 

ドラマはキム・テリ演じるヒドの青春時代を、娘・ミンチェの視点で過去を振り返る形で描かれます。IMF通貨危機2000年問題911などの時代背景が織り交ぜられつつ、基本はフェンシングに夢中なヒドの青春ストーリーです。

 

キム・テリは1990年生まれなので2022年の放映時、なんと32歳で高校生役をやっていたわけです。母になったヒドは別の女優さんが演じますから、ほぼ彼女はずっと高校生役だったにも関わらずの起用。しかし私は後から知るまで18歳ぐらいの子が演じているんだろうと完全に思ってました。それくらい、彼女以外のヒロインは考えられない。

で、以下がネタバレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いや~まさかナム・ジュヒョクが二番手君とはねーーーー!

高校生のキム・テリと、社会人であるナム・ジュヒョクの恋愛をどう進めるんだよ思ったのが序盤のモヤモヤポイント。JKに手を出すわけにはいかんでしょう。しかし彼女も高校卒業して韓国代表としてフェンシングをするようになって、いい感じにロマンスを育んでいくのかと思いきや、娘・ミンチェは(ドラマに一切出てきもしない)別の男性と結婚して生まれた子供だったとは。

 

それらしいシーンが2度ほどあったけど、「私はこんなミスリードにはひっかかりませんわよ」ぐらいの気持ちで見てましたよ。ナム・ジュヒョクが二番手君とはねー(また言う)。

 

韓国ドラマに求めるもの、それは、いくら現実離れしていようとも、美男美女が困難の果てにくっつくドラマですよね。欧米のドラマだったらいいんですよ?いくらラストが暗くたって。しかしまさか韓国ドラマでこれをやられるとはねー。

 

かなりガッカリしましたが、でも星は減らしません。青春時代の彼が忘れられなくて一生独身みたいな結末よりよっぽどいいですよ。ヒドは、「それはそれ」として新たな一歩を歩んだんだよね?偉いよ。

結婚っていうやつは、タイミングが合わないといくら好きどうしでもダメなんだよね。

脇の二人が最後幸せにくっついて、正義の人スンワンも最後いい感じの余韻があって、でも主役の二人がまさかくっつかないとは、こんなドラマある!?

 

「財閥家の末息子」で悪役ながら、あ、この人いいかも!と思っていたキム・ナムヒさん、すごく面白いカメオで出てました。

「シスターズ」のカン・フンも良い感じのカメオで出てましたねー。

 

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キム・テリは2018年の「ミスター・サンシャイン」がドラマデビューとのことで、出演作を検索してもそれ以外が出てこない。すごいな。