私の期限は49日 ☆☆☆
重すぎず、軽すぎず、ちょうど良い加減で観ることができるドラマ。
不慮の事故に巻き込まれ、脳死状態になってしまったジヒョン。あの世への水先案人(スケジューラー)が言うことには、49日以内に本物の涙を3粒集めることができれば生還できるらしい。
肉親が泣くのは当然だから、肉親以外で、心から泣いてくれる人の涙でなければならない。
友達が多く、婚約中だったジヒョン。3粒なんて簡単と思ってチャレンジを決めたが、3粒どころか1粒もゲットできないまま日にちはどんどん過ぎていく…
チョン・イルはスケジューラー役。
出番少な目の三人称視点なのかと思いきや、後半に彼自身のストーリーが絡まってくるし、出番はなかなか多い。
意地悪で冷たい言葉を放つけど、いざという時は助けてくれるっていう役柄がよくハマってる。
ジヒョン役のナム・ギュリは可愛いんだけど、どういうわけかコメディ「お江戸でござる」の重田千穂子に見えてしまう(私だけか)。特に高校生のシーンにかなりの無理が。
しかし重いテーマの内容にもかかわらず、軽く見れるのは、ナム・ギュリの単純おバカキャラとスケジューラー役のチョン・イルの軽薄男キャラの会話がコメディタッチだからだよな〜。
ジヒョンは事故原因を作ったイギョンの体を借りて行動をする。
つまりこのドラマのほとんどはイギョン役のイ・ヨウォンの一人二役なわけで。
このヨウォンさん、イギョン自身のシーン(暗いキャラ)とジヒョンの単純おバカキャラを演じ分けが上手。
綺麗系の女優さんだと思うんだけど、無理に可愛いキャラの服着て子供っぽい演技がブスに見えてある意味すごい。
love少な目と、主役の2人に感情移入できなかったのでマイナス☆2つですが、プロットはとても良かった。
明日死んだら後悔しないかな、とか、死んで閻魔様(???)の審判を受ける段になってジタバタしても遅すぎで、生きている時の日常を大切にしなきゃな、とか、割と真面目に考えてしまった。
love少な目なのはある意味当然で、2組のカップルが出てくるんだけど、いずれも片方がユーレイなんだもんね。そりゃプラトニックしか無理だよね〜
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