双子の取り替えモノ。「ふたりのロッテ」をご存知の方はあんな感じを想像していただくといいかも。
Netflixでリアルタイム視聴。週に2本ずつしか見れない。このスタイルは「隠し味はロマンス」と「君は天国でも美しい」に続いて3本目。興味が途切れるし内容も忘れる(正直このスタイルは苦手…仕方ないからメモを取りながら見た)。
これら3本の中ではこの「未知のソウル」が一番良かった。私は双子の取り替えモノが好きで、それだけでもワクワクする。お互いの生活を取り替えることで欠点を補い合えるのっていいなぁ。
ただ、12話をそのネタだけで乗り切れるわけじゃないので、脇役さんたちのエピソードがかなり助けた感はありました。ただの隣のおばちゃんだと思っていた、キム・ソニョンさんのエピソードが一番良かった。
復讐劇がメイン1つと脇役さんの1つ、どちらもちゃんと回収された。もうちょっと悪役が懲らしめられてもよかった気はしましたけど。
さて、大事な柱はGOT7のジニョンとパク・ボヨンの恋愛の行方。ジニョンってなんか煮え切らない男子役が多いよなぁ。中二病みたいで結構周囲に気を使わせるタイプ。「ユミの細胞たち」でもそうだった。お互いに気を使い合ってすれ違ってしまう。同じく幼馴染のギョングは人に気を使わせないおちゃらけキャラなんだけど、いっそそっちの方がいいのではと思う回もあった。
もうひとつの恋愛は、イチゴ農家の主と姉の方の恋愛。イチゴ農家の主さんは、今まで脇役ぐらいしかやってこなかった方のようですがすごく個性的で良かったです。リュ・ギョンスさんという方。今後活躍してほしい。
パク・ボヨンが一人二役なので、さすがの韓国ドラマにしてもジニョンともリュ・ギョンスともキスシーンを設けるわけには…いかないよね。
パク・ボヨンの一人二役はとても評価されているようで、2役どころか4役とも言われている模様。ミレ役、ミジ役、ミレになっているミジ役、ミジになっているミレ役、ということですね。
演じ分けがすごいというよりは、「あまりしっかり演じ分けていない」ところがすごいと私は思いました。だって親ですら区別がつかない一卵性双生児で、周囲に気づかれないよう生活を取り替えるわけですからね。視聴者ですら騙されるミスリードシーンもありましたし。
数ヶ月後にはあっさり忘れてしまうタイプのドラマだろうとは思うのですが、見ている間はとても気分が良かったです。
ふたりのロッテはルイーゼが主役だと私は思っているのですが、未知のソウルはミジが主役ですよね?
人によってはもしかしてミレが主役と思う人もいたりする?