海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

【米・映画】マネーボール ネタバレあり

2011年公開、実話に基づく野球界を舞台とした映画です。

公開当時見たのですが、Netflixで見つけてエンディング曲とともに懐かしく、再視聴しました。

 

13年前の映画ですが、アスレチックスが躍進し20連勝したのは2002年とのことなので、携帯電話とか時代の雰囲気がいろいろ懐かしいです。

 

好きなシーンはいくつかありますが、一番好きなのは、ビリーとアシスタントのピーターが同じ部屋にいて、続きの部屋に秘書さんがいて、敵である他のチームとトレード合戦をするシーン。秘書さんが「4番に〇〇」「2番に〇〇」と電話をつなぐのですが、その掛け合いが職人技。ビリーとピーターもそれぞれ自分の役割をプロフェッショナルに果たしてるんだけど、秘書さんもまたプロフェッショナルなんだよね。

昔は代表電話番号のほかに、末尾をずらしたいくつかの番号があって、それぞれが2番、3番、4番みたいに固定電話で割り当てられていた。それを大部屋で「〇〇さーん、〇番に〇〇からお電話です」みたいに取次ぎするんだけど、あれは慣れるまでは難しかったな。

 

次に好きなシーンは最初の方のシーンで、ビリーがピーターに「お前は誰だ?」と聞くシーン。ピーターは自分の価値(統計から分析する力)を分かってないから、聞かれても「ピータ・ブラントです」って答えるだけなんだよね。でもビリーは「重役たちが意見に耳を傾けてるお前は一体全体何者なんだ?」っていう意味で聞いてる。しまいには「誰の甥っ子だ?」とか。これは韓国ドラマでよくある「おい、コネ入社!」と同じニュアンスなんだけど、さらに一ひねりあるわけです。

 

ちなみに夫が好きだと言うシーンも紹介すると、ピーターが監督だか誰だかに「お前の意見もビリーと一緒なのか?」と聞かれ、「100%」と答えるシーンが好きだそうです。