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がんばれクムスン 51話まで ネタバレだらけ

昨日視聴分は、ジェヒがクムスンのことを気になって仕方がなくなる様子が描かれてました。ほぉ~、こういう感じだったのね。

 

犬猿の仲だった男女が何かをキッカケに恋に落ちるというのは韓ドラの定番ですが、そこの描き方がダメだと他がいくら良くてもハマれないドラマになってしまう。

逆にそこが良いと、高慢で感じ悪い男性だったとしても、むしろ魅力的になるんだなぁ、という好事例。

 

クムスンは、美容室で働くようになるまではとんでもなくダサイ髪型なんですよねー。美容室で憧れの先生に髪型を変えてもらい、びっくりするほど美人さんになります(まぁもともと武井咲似の正統派美人だから田舎っぺのブス子ちゃんに演出する方が大変だっただろうと思う)。

 

それまでクムスンを見下していたジェヒ、驚くばかりの変容ぶりに目が離せなくなります。こういうわかりやすいのが一番ですよ。そういえば「ウ・ヨンウ~」もこのパターンですね。カン・テオ演じるジュノは性格が良い役柄ですけれど、ジェヒは性格が悪いという違いはあれど。

 

さて、クムスンの実家は伯父が事業に失敗し、夜逃げ同然にソウルに引越しをしているのですが、その伯父がまたやらかしたみたいで借金取りがやってきて、週末までに300万ウォンを用意しなければならなくなります。

 

クムスンは美容室から何とか150万ウォンを前借りするのですが、あと150万ウォンの工面がつかない。それを知ったジェヒ、こないだ一緒に歩いていた男(クムスンの義理兄の次男の方)が誰なのかを教えてくれたら貸してやると言います。

 

一方クムスンは、美容室の先生から、当分の間、結婚していることは内緒にしておくようにと言われているため、そこらへんの人間関係を正直に話せない。のちのちジェヒを怒らせる火種となる部分ですね。

 

結局ジェヒに「あれは従兄だ」とゴニョゴニョお茶を濁して(まぁ結局嘘をついたことになりますね)150万ウォンを貸してもらったクムスンですが、ジェヒに対して全くもって卑屈じゃないところがいい。別で工面できたら真っ先につっ返すところもいい。

ジェヒはお金を貸す側なのに、しかも無利息&返済期限なし&証文なしで貸してあげたのに、クムスンにいろいろと責められるのが痛快でした。クムスンにとっては大金なのに、下らない質問と引き換えにしたからですね。ちなみにクムスンが美容院からもらうお給料は月50万ウォンです。

 

この辺りの回ではクムスンの義理兄(長男の方)であるシワンとキャリアウーマン・ソンランの恋愛から結婚へとつながるエピソードが盛り上がってきます。シワンは見た目の印象がどちらかというと悪役寄りなのですが、うゎぁ、この人いい人だぁ~と思うエピソードがいくつかありました。一番泣けたのはシワンが、恋愛も体調もサイアクな時期、クムスンが美容院のシャンプーテスト(というちっぽけなテスト)に合格し、「あっそ」みたいな感じで誰もお祝いしてくれないのに、祖母と、あとはシワンが「本当にすごいよ、おめでとう」と言ってくれたシーン。実はクムスンは極度の緊張症で、すぐに膀胱が反応してしまうため、テストと名のつくものに合格した経験がありません(膀胱が弱いというのは実母譲りなの?という伏線にもなっている)。

 

それから、シワンが150万ウォンを理由も聞かずに即答でポーンと貸してくれたところ。かつて弟のテワンにカードを勝手に使われ、かなりしつこめにネチネチ怒っていたり、Usedの紙カップ回収のデポジットでセコく小銭を集めるシーンでケチが強調されてたけど、このシーンのための伏線だったのかな、心がジーンとしました。

 

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美容院を経営する社長の家に前借りをお願いしに行ったクムスンが、社長宅の立派さにおどろくシーンがありました。

ジェヒと結婚することになる将来、社長宅での同居に即答でYesと答えるクムスンに私は違和感を覚えたのですが、クムスンにとっては憧れの邸宅だったというわけですね。