先日見たのは16話あたりから38話まで。
クムスンは全体を通じて面白いし泣ける平均値が高いのだけど、この辺りのストーリーは私的にはそれほどな、って感じでした。
つまらないとかそういう意味ではなく比較の問題でして、とにかく涙を絞りとられる回が多いドラマですので。
クムスンが美容室で働き始めるのですが、職場でのいじめやら何やらを見るのが(今後、信頼を得ていくとわかっていても)快適ではない。
この辺りのストーリ―展開には、物語上重要なジェヒとの出会いがあります。韓ドラお約束の「サイアクな出会い」ってやつです。今後、これがどう切り返されていくのかが楽しみです。
もうひとつの軸、実母との絡みもこの辺りから。とはいえまだ当人同士が出会う段階ではなく、実母の再婚相手である医者(教授)がクムスンを探し始めます。
以下、完全にネタバレですが、
クムスンの実母は腎臓が悪く、一度は運よく移植ができたものの、3年が経過して拒絶反応が出始めます。透析もアレルギー発作が出ることがあり、愛妻家の夫としては、毎回毎回が「目覚めてくれないのではないか」という恐怖との闘いです。
若い頃の妻が捨てた娘を腎臓目当てに探す、簡単に言えばそういうことなのですが、それぞれの事情が丁寧に描かれるのが、何と言っても160話もあるこのドラマならではであり、悪人が存在しないのが特徴です。
AbemaTVでの無料期間が残すところ2日となってしまいました。見ていない部分がまだ40話ほど。さてどう配分して見ていくことにするか…
クムスンをさんざん見下しているジェヒの気持ちがどう変化していくか、そこは見逃せないよなー。