いまさらですが、冬ソナです。
前回、ブルーバースデーのエントリーで、「別の、吸引力の強いドラマのせいで見忘れることがあった」と書いたドラマは2つあるのですが、そのうちの1つがこの冬ソナ。
なぜあんなにヒットしたのかわからないとか、別にもっといいドラマはいくらでもあるのにとか、そんな意見を耳にするし、実際そうだと思うのですが、そういう理屈では説明できない吸引力が確かにあると思うんですよね。
冬ソナだけ見てるとよくわからないけど、同時進行で複数見てて、今は別の方を見ないと視聴期限が切れてしまうとわかっていても、ついついやめることができない。
とはいえ全話ではなくって、だいたい4話から7話ぐらいまでですかね。
久しぶりに全話見てみて、最初はつまんないし、最後の方もネタがわかってしまってるからつまんない、というか、ったくありえねーよ、みたいな感じになる。
ただ4話から7話ぐらいが本当にすごくて、わかってるのに目が離せず、へぇー、こんな話だったのかと改めて感心してみたり。
今回結構びっくりしたのが、ミニョンがユジンに告白するクダリで、こんな唐突な展開だったのかと。
二人のスタートはユジンがミニョンのことをチュンサンと勘違いしていたことから、ユジンが一方的にミニョンを追いかけている感じで、チェリンの陰謀もあってミニョンはユジンを不愉快に思っていたはずなのに、誤解が解けた瞬間から急激にミニョンの気持ちはユジンに向かっていき、チュンサンを忘れてサンヒョクと生きていこうと決意したユジンに、そうと知りつつかなり強引な告白をします。
すげーな。こんな話だったんかい!
あと、今回新たな発見だったのは、チュンサンの母、カン・ミヒさん、ソン・オクスクさんだったとずっと気づかなかった!生まれた時からずっとおばさん役じゃなかったんだー(当たり前)。
あと、昔見てた頃は、韓国社会におけるシングルマザーがどんだけ大変かってことがよくわからなかったし、父親を追い求めてひねくれちゃった性格のチュンサンの苦悩がよくわからなかったなぁ。
しかし、品行方正なユジン、チュンサン、サンヒョクの関係と比べ、親世代の関係が、ちょっとあんたたち、何やってんだ!?と思ったのは今も一緒。
それと、人の良い、一途なサンヒョクは一体どう振る舞えば良かったのか、今でもわからないのは一緒で、その後のパク・ヨンハ氏のことも重なり胸が痛くなる。