この2つをまとめてレビューという暴挙に出ようと思います。
シークレット・ミッション
主役のキム・スヒョンがこの映画で定番としていた「緑のジャージ姿」で「愛の不時着」にカメオ出演したことが有名。
イケメン3人のアクションが中心で正直楽しめはしなかったけど、人気絶頂のアイドルを集めてアクションさせて映画を1本仕立てる、という手法は、そのアイドルにハマリにハマっている世代にはウケルし、私にもそういう時代はあったから否定はしない。
最後、映画の視点が変わるところが良かった。ネタバレなので書けないけど、あ、本当の主役は、実はこっち!?みたいな。
その観点から言うと、同じく映画の「悲しみよりもっと悲しい物語」の方がスゴイんだけど。
チーズ・イン・ザ・トラップ
話題にはなったがすこぶる評判が悪いのを承知で観ました。人気漫画が原作で、ドラマはそこそこヒットした。でも映画版は…
キャストはパク・ヘジン以外、ほぼ総入れ替え。そりゃファンは怒るよね。そもそも作る意味あんのか!?みたいな。
2時間の映画にすること自体が無理だし、事前の知識なしに見た私にゃ、プロットがぜんぜんわからない。
それでも実は結構良かったんですよ。
ちょっと暗め気分だったから、環境音楽レベルで、感情が左右されない映像をだらだら流していたかったんですよ。
プロットも、わからなくていいやぐらいな気持ちで見てましたし。
わからないなりにわかった内容
・主人公は平凡な女子。真面目に大学に通っている。
・イケメンの彼に告白されて、一応付き合い始めるものの
・かつて自分を嫌っていたようだった彼がなぜ優しくなったのかわからない
・なぜ自分と付き合うのかわからない
・クールで全く感情が見えない。
それが謎解きミステリーみたいな感じで、2時間飽きずに見てました。
パク・ヘジンは押しも押されぬイケメンかもしれないけど私には苦手なタイプで、でもこの映画のパク・ヘジンはすごく良いです。
ヒロインのオ・ヨンソさんは初めて観ましたが、すごく可愛い。ぜんぜん平凡じゃないけど、まぁそこはドラマですしね。
ドラマ版はキム・ゴウンちゃんが演じています。彼女は綺麗なだけじゃないちょっとクセのある女優さんですし(ドラマ版には良かったでしょうが)、この「環境音楽」みたいな映画版には向かない気がする。
というわけで、実は「チーズ・イン・ザ・トラップ」が結構良かった、という話でした。
クラスで一番人気の彼がなんで目立たない私を好きなの~?みたいなのは、永遠のテッパンネタだということが良くわかりました。