50話もある「いとしのソヨン」を2度も見る人いるんですかね。
あ、ここにいますね。
ただいま絶賛断捨離中でして、まぁ理由は割愛しますが、必要に迫られてかなり本気でやってます。ただし時間的にはかなり余裕があり、ちまちまとフリマサイトに出品したり、粗大ごみの申し込みをしたり(1ヶ月ぐらいかかるのよこれが)。
で発見したDVD、「いとしのソヨン」。整理の手を止めて見始めるという、もっともやってはいけないことしましたー。海賊版だから売るに売れないんだよなー。昔のだから配信もしてないだろうし捨てるには惜しい!
見たのは2年前。転職する直前でした。今回改めてよいドラマだなと思った…というか不思議な物理的作用のあるドラマだなと。
村上春樹氏が、物理的作用のある小説が好きだとどこかで書いていたと記憶しているのですが、それがどういうことを指すのかというと、「春樹さんの小説を読んで無性にビールが飲みたくなり、買いに走った」とかそういうことです。
前回、「いとしのソヨン」を見て転職してしまい、今回はなぜだか無性に勉強がしたくなりました。そして実際、毎日2~3時間の勉強時間を確保してコツコツやりました(今はソヨン効果が薄れ気味ですが、一応続けてます)。
ソヨンはすぐに借金をこしらえちゃうダメ父を持ち、資産と呼べるものは持ち前の頭の良さとプライドと忍耐強さしかありません。
見ているうちにそれらが伝染するんですよ。
あとは今回改めて注目したのが、ホジョン。彼女はソヨンの弟サンウにぞっこんで、ストーカーそのものです。ドラマ初盤ではほんとうにウザくて嫌なキャラでした。
以前の記事に書きましたが、ホジョンは天使のようなハートの持ち主です。計算された駆け引きなんぞできるわけもなく、どちらかというと変わった子とバカにされてしまうタイプです。
そんな彼女、お人よし丸出しで、恋敵とサンウの仲を取り持つ羽目となり、サンウを呼び出します。ところが恋敵が仕事でどうしても抜けられず、ホジョンがサンウ会いたさに嘘をついて呼び出したような形になってしまいます。
当然サンウは激怒。ホジョンはその権幕に、スマホを握りながらブルブル震えますが、それでも恋敵との約束なので真実を言いません。この辺りが物語の中盤の転換点で、主役のソヨンを食うほどのキャラとなります。
ついでで申し訳ないのですが恋敵となるミギョンについて述べると、男勝りなキャラという設定ですが、すごく可愛いし乙女だし、もっと本当にボーイッシュな女優さんを起用した方が良かったんじゃないかと思いました。
あと、今回どうにも目についたのが女性陣のヒールの高さ。キャリアウーマンであるソヨン、社長秘書の女性、それぞれ7cmはあろうかと思われるヒールで雪道を走らされたりするんですよ。いくら女優さんとはいえ、キャリアウーマンの設定にそのヒールは不必要だし、見ていて怪我しないかハラハラしました。女優さんの労働組合とかないのかな(ないだろうな)。
というわけで、取りとめもないですが2度目の感想でした。