TVで2話ずつ放映していたのを見ました。1話目と、あと、途中ちょこちょことしか見れなかった回が2話ありましたが、感想書きます。
いきなりですが、ネタばれ
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いや~、久々のバッドエンドにびっくり。ひと昔前の韓流ドラマならいざ知らず、近年のものはどんな手を使ってでもハッピーエンドまとめあげるのがザ・韓流だと思ってましたので。
でもまぁこのドラマは最終的に二人が結ばれるのかどうかよりも、既に固い絆で結ばれた二人がどう過去と向き合うのか、というところが最終的な結論だったのだと思えば、このエンディングもありなのかなと。
個人的には既に絆の固い主役の二人より、お兄さん(オッパァ)とタクさんのミドルエイジドカップルの行く末を見たかったなぁ。
しかし何と言っても一番は、ソ・イングクの目の演技。もうすごいのなんのって。演技じゃなく、天然でああいう目をしているのを上手くドラマに馴染ませた感じでしょうね。やろうと思ってできるもんでもないでしょう。
日本版からのリメイクらしく、オリジナルはキムタクが演じたとか。別に見たくないや。オッパァが明石家さんま…キム・ムヨンはソ・イングクしか考えられないし、オッパァはパク・ソンウンさんしか考えられん。
ソ・イングクって、ショッピング王ルイの時は、(記憶喪失のせいで)ちょっとアタマのネジが緩んでいるようにしか見えない財閥子息役は本当にアタマのネジが緩んでいるようにしか見えなかったし、主君の太陽のボディーガード役の時は、キレッキレの冴えた黒服にしか見えなくて、同一人物かどうか疑いたくなるほどだった。
このドラマでは、最初の頃は世を捨てたキレッキレキャラなのに、ジンガンと出会ってデレデレに目が変わるんですよ。
ストーリー的にも面白かったけど、え、そこで刺しちゃう?殺しちゃう?ってどんどんスプラッタ系に傾いてしまって、私としてはもうちょっと精神科医の先生の本と絡めた内面的な展開にして欲しかったかなと。
☆は5つにします。オッパァとタクさんのラブラインが見れてたとしたら文句なく☆6つなんですが。