昨日つまみ食い視聴した40話。
とある田舎の村に疫病が流行。医務官の一団は打つ手なしと判断し、そしてたぶん村ごとコッソリ焼き討ちしようということになって(たぶんそういう流れだと思う。そのへんは39話なのでわからないけど)、ひそかに撤退。
ところがチャングムを排除したいヨリは、チャングムにだけ撤退を伝えない。
いかにもイジワルそうですね~。
一人村に残されるチャングムですが、集合場所に現れなかったことを心配したミン・ジョンホが村に戻ってきます。
仲間に見捨てられて深く傷ついたチャングムを慰める…のかと思いきや、「弱いあなたは嫌いです」。
さすがミン・ジョンホ様、チャングムの扱いを心得ています。
怒り狂った村人はミン・ジョンホをボコボコにしようとしますが、そこでチャングムが逆ギレ。隣村から薬を調達できる人はこの人だけ。そんな人をボコボコにして、あなた達は全滅したいのか、という趣旨の説得をします。
村人はミン・ジョンホに1日だけの猶予を与え、チャングムは一人村に残ります。信じてはいるものの、永遠の別れになるかも、という表情で見送るチャングム(もちろん戻ってきます)。
その間、チャングムはたった一人で手を尽くして看病したり村を見て回ったり。
その過程で、これは疫病ではなく、傷んだ野菜による食中毒だと気付きます。ショウガ汁を飲ませるなど、解毒に務め、村人はどんどん回復していきます。
ひとつの村を救ったチャングムとミン・ジョンホ。宮廷に戻った二人を迎えたのは、一部のこころある人の賞賛はあるものの、大多数は勝手な行動をとったことへの批判。特に女官長は、野菜で食中毒なんて聞いたことがないと言い張ります。
ここでミン・ジョンホは、「ならあなたが食べてみればいい」と言います。あれ、この人、こんな強く出るシーンもあったんだなと、今回見直してちょっとびっくりしました。
チャングムの誓いの面白さは、
- 壮大なテーマ(母の無念を晴らす)/ 恋愛
- 中長期のテーマ(料理人や医女として大成する)
- 1・2話で片がつくテーマ(今回のような疫病)
この3つが上手く組み合わされているところだな~と思います。そして3つ目の小テーマも全然手抜きがなくて、40話だけでも涙が出そうになるシーンが5・6ヶ所あるんですよね。