【映画】建築学概論 ☆☆☆☆
「シグナル」ですっかりお気に入りのイ・ジェフン主演の映画。
イ・ジェフンが演じるのは、ちょっと気の弱い草食系男子、スンミン。建築学科の大学生。建築学概論の授業に紛れ込んでいた音楽学科の女の子が綺麗な子で、自分には高嶺の花と思いつつも、家が近いこともあり、なんとなく一緒に行動する機会が増えていく。
友達以上な気がするけど、恋人では決してない。告白する自信もない。
そのうち彼女は引越ししてしまうし、お金持ちで遊び人の先輩と仲良くなっちゃったみたいだし、苦しい気持ちから逃れたくて疎遠になっていく。
数十年後、建築家になったスンミンの前に彼女が現れ、実家の建て直しを依頼する。
さて、学生時代の彼女は悪女だったのか、天然だったのか、それとも純粋な女の子だったのか…
過去と現在で役者が替わる場合、どうしたってイメージが違ってしまうことを避けられないものだと思うんだけど、このスンミンは本当に大学生時代と現代と、雰囲気の似た俳優さんで驚くほどだった。
大人になって、夢を叶えて建築家になり、昔ほど自信のない少年ではないけど、しっかり面影があるところがすごい。
そしてなんだか村上春樹に似てる。
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☆4つにしたけど、5つでもいいぐらい。こんなに良質のドラマばっかり量産して、韓国ドラマってほんとすごいな。
大学生の頃って、そうそう、こんな風だったとリアルに懐かしかった。戻りたくもないけどね。青春っていろいろ大変。