なんとこの私が!ラブ無しサスペンスにハマりました〜。
とても評判が良いのは知っていましたが、私の得意ジャンルではないし後回しだった「シグナル」。
見てみたらすごく良かった!
ネガティブなニュースは見聞きしないよう日常生活を心がけているワタクシ。
猟奇殺人たっぷりのドラマはいいのか!?
面白さの中核はグッと胸を掴まれるような人間模様なのですが、プロファイラーである主人公、パク・ヘヨン警部補のアタマの良さがいい。
シャーロックホームズを読んでいるような感覚に陥ります。
見た目は星野源ですが…
頼りなさを抜いてサビを効かせた感じ。
もう1人の主人公、イ・ジェハン刑事は猛者と呼ぶのがピッタリ。パク・ヘヨンとは対照的なソース顔に見合った泥臭い熱血漢です。
ツバ飛ばしながら無線機にがなり立てます。無線機のアンテナが取れるかと思うほどブルブルします。そう、このドラマは無線機が大事な小道具なのです〜
重要な3人目の主人公、チーム長のチェ・スリョン。
20年前のチェ・スリョンも演じてくださいねと言われてビビったそうですが…
違和感なしの初々しさ。
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イ・ジェハン刑事は15年前から行方不明です。収賄の罪を着せられて消されたというのが妥当な線で、ジェハンを慕っていたスリョンは自分の目で確かめるまで諦めることができません。
ジェハンの備品の保管期限が15年で切れ、ジェハンご愛用の無線機が廃棄物トラックに積まれていました。トラックに阻まれて自分の車を出せなくなったパク・ヘヨンが悪態をついていた深夜11時23分。突然無線機がピーピー鳴り出し、イ・ジェハンの声が…
不定期ながらもいつも11:23pmにオンになる無線機。2015年のパク・ヘヨンと、1989年or2000年のイ・ジェハンが通信し、未解決事件の情報交換をするようになります。イ・ジェハン刑事に未来である現代からのアドバイスが補完され、過去が変わって未来も変わります。
しかしなぜこの2人なのか。なぜいつも11:23なのか…
未解決事件を追っていくうち、二人には思いがけないつながりがあったことがわかります。
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という感じで、1つ1つの事件解決が本当に面白い上、徐々に明かされる二人のつながりがゾクっとするほど厚みがあります。
怖いし悪人が本当に悪人ですが、お釣りがくるほど感動させられます。
1点すごい不満だったのが最終回。
最終回の16話中盤過ぎに新たな展開が加わり、「え、これ終わるの!?」と心配になってシークバーで残り時間を確認してしまったほど。
案の定、物語がちゃんと「落ちるところに落ちた感」がなかった…
続編があったとしても、ジェハン刑事の失われた15年が長すぎやしませんかね。そこはもう一度、過去からリセットしてほしい。っつーか、これは続編ありきの感想であって、もしなかったら、え、これで終わり!?誰も幸せになってなくない!?
ということで、続編を切望いたします。続編にはパク・ヘヨンに恋人ぐらい作ってあげてください。
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