【映画】怪しい彼女 ☆☆☆
huluの契約があと3日で終了。さすがにこの時期からドラマを見始めるわけにゃいかないので、映画を。
「怪しい彼女」は日本をはじめ、中国とベトナムでリメイクされたほどの人気コメディということで見てみた。
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70歳のおばあさん、マルスンは、その強烈な憎まれ口で家でも老人会でも疎まれている。
同居の嫁がストレスから持病が悪化し入院。退院後しばらくはマルスンをホームに入所させようという家族の会話を聞いてしまい、さすがに落ち込んだマルスン、これ以上醜くならないうちにと、ふと目についた写真館で遺影を撮ることに。
写真館の店主の、意味ありげな「50歳若くしてさしあげますよ」という言葉。さて、撮影が終わったら、なんと20歳の容姿に戻っていた…
中身は70歳のまま20歳に戻ったマルスン。彼女の20代といえば、乳飲み子を残して死んでしまった夫の代わりも勤めて子育てと生活に必死だった。そういえば若い頃は歌が上手いと評判で、歌手になるのが夢。場違いながら顔を出した老人会のカラオケでやたら感情のこもったソウルフルな歌を披露したマルスン。音楽プロデューサーと、なんとボーカルを探していたマルスンの孫のバンドの耳にも留まり…
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こういう音楽モノやダンスモノって、すごく下手くそで見ちゃあいられないよっていうパターンが多いなか、20代のマルスン役のシム・ウンギョンさん、バラードはイマイチでしたがアップテンポな曲はなかなかお上手でした。
レトロなファッションで、ちょっとyukiを彷彿させるステージぶり。
儲けものだったのが、マルスンの孫役にB1A4のジニョン。俳優としてのデビュー作らしいです。その後「雲が描いた月明かり」ではすごくいい役をやってましたね〜。
忘れていた恋もして…
「アイツと寝たのかよ」と孫に怒られ、本物の20代だったらタジタジになるか、大喧嘩になるか、どちらかだと思うのですが、さすが70歳、逆に「そんななめた口どこで覚えてきたんだよ」とボコボコに(笑)。
カメオ出演でまさかのキム・スヒョン!
楽しめたことは楽しめたのですが、なにせ20話とか50話のドラマを日常的に観ているもんで、2時間の映画って、どんなに良くても☆3つ以上はあげられない気がします。
しかもウッカリ吹き替えで見てしまったため、安っぽい邦画のノリになってしまった。でもたまには吹き替えもいいですね。活字より情報量が圧倒的に多いし、ちょっと目を離してもついていけるし。
ホロリと泣けるシーンもあって、軽い気持ちで観た割には良い映画でした。
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