怖いのは嫌いなのですが、例外的にサイコホラーだけは結構好きでたまに観ます。
ごく普通の生活を送っていた、ごく普通の女性が、ある日突然さらわれて精神病院に入れられてしまいます。
1年後、病院の火災により逃げ出した彼女は、警察署長だった父親を銃で殺害します。現在服役中。
精神病院には入院の記録がなく、火災の死者数も合わない。
そんな折、追跡ドキュメンタリー番組のプロデューサーのもとに1冊の手帳が送られてきます。
火災でところどころ焼け焦げた手帳の内容は、入院患者の日記。
もとは敏腕プロデューサーでしたがやらせ番組が露呈してすっかり落ち目の彼は、再起をかけてこの案件に取り組みます。
イ・サンユンプロデューサーの右腕となるのはチェ・ユソン。
このお二人、2度目の二十歳でも教授と助手という関係でした。
精神病院に入れられてしまった女性は初めて見る方ですが、綺麗な女優さんです。ほぼ全編血や泥まみれでしたが…唯一綺麗なショット。
途中すんごい怖くて休憩取りながら観ました（院長マジ怖い…）。
昔観た、アメリカ映画「サイド・エフェクト」にちょっと似ていて、観客もいつ裏切られるかわからない系の映画です。「サイド・エフェクト」は裏切られすぎて途中で筋がわからなくなってしまいましたが、こちらはそこまで複雑ではないけど、適度に複雑。こっちの方が好きだなぁ。
しかしまぁ、観た後はお口直しが必要で、「2度目の二十歳」を4話ぐらい流し観してしまいました。
☆は3つですが、ストーリーがとても良かったです。
こういうのって、アメリカモノよりアジアモノの方がマジで怖いですね。
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