海外ドラマが好き♪

海外ドラマの感想ブログです。たまに脱線します。

2020年、観て良かった韓国ドラマ5選

2020年、言わずもがなですがコロナで明けてコロナで暮れた1年でした。

視聴した韓国ドラマは年初から順に

  • チャングムの誓い
  • キャリアを引く女
  • 愛の不時着
  • よくおごってくれる綺麗なお姉さん
  • 愛しのホロ
  • あの人に逢えるまで(映画)
  • 私の名前はキム・サムスン
  • 空から降る一億の星
  • ここに来て抱きしめて
  • マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~
  • 刑務所のルールブック
  • いとしのソヨン
  • シークレット・ミッション(映画)
  • チーズ・イン・ザ・トラップ

 

あとはブログにアップしてませんが「1%の奇跡」はあと2話を残すところまで観たし、「彼女はキレイだった」や「キルミーヒールミー」「天国の階段」「屋根部屋のプリンス」「太陽を抱く月」もちょこちょこつまみ食いしてました。

 

年初は韓流熱がすっかり冷めており、「チャングムの誓い」はたまたまスポーツジムでランニングマシーン走っている時間帯によく地上波放映されていたから。

それがコロナでジムがヤバイってことになり、あとは家でたまたまテレビでやってた「キャリアを引く女」を流し視聴。

 

そしたら「愛の不時着」ってすごいコンテンツが現れてドはまり。

これはねー、ほんと良かったです。しばらく何も手につかなかった。あまりの廃人っぷりに自分でもマズイと思い(1日に何話でも見続けてしまう)、ただ、私はケチな性格が幸いして、有料ならば一気に熱が収まるため、その後のコンテンツはたいがいがabemaTVで無料配信されるのをおとなしく待つ日々で、やっと人間らしい生活を取り戻した次第です。

 

そうそう、コロナに絡めて話せば、「愛の不時着」を見てる頃は、日本政府のイニシアチブがもうちょっとあると思っていたから、やや社会主義寄りの国家になるんじゃないかと予想してました。1年が終わってみると、日本は強力な民主主義国家だと浮彫りになった気がします。まぁ幸いなことに強烈なイニシアチブで封鎖するほどの被害ではなかったからというのが大きいでしょうが。

 

で、良かった韓国ドラマの話。

上位から発表しちゃいますが、意外や意外、1年終わってみると心に残るのは

  • よくおごってくれる綺麗なお姉さん

いやはや、ブログでは結構けちょんけちょんにけなしてるし、ほんと内容はどうしょもない、高校生カップルですらもうちょっと頭いいんじゃないか、みたいなドラマなんですけどね、映像が美しいし、なんかふと思い出すことが多かったです。

たぶん自分の仕事人生がジナに重なるんでしょうね、セクハラパワハラ当たり前の会社で社会人スタートした私にとって。

 

2位は

  • 彼女はキレイだった

このドラマは、2度目(か3度目)でして、最後の方は見るのやめちゃいました。一番良かったのは序盤から中盤。これもヘジンの仕事人生と大いに関連していて、慣れない会社で、しかも縁遠いキラッキラなファッション部門にヘルプ要員として行かされ、お金なし、彼氏なし、ないないづくしのヘジンが全てを兼ね揃えた美人の同居人を恨むこと一切なく、すこーしずつ周囲の信頼を得ていく(そしてもちろん恋愛も!)過程がすごい良かった。配信が待ちきれなかったです。

 

3位は

  • マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~
  • 刑務所のルールブック

同列3位。良かった点はブログにアップしたので割愛。

 

4位は

  • いとしのソヨン

これもコロナと関連していて、テレワークになって自由になる時間が急激に増えたタイミングで出会えて良かったです。なんかねー、このドラマ観てると、勉強したくなるんですよ、無性に。ソヨンって勉強以外に何もないんです(と、ドラマではそういうことになってるけど美人ですけどね)。勉強ひとつで家庭教師から財閥の妻、そして弁護士へと階段を上っていく過程が良い。

 

5位は、っていうか別に良かったドラマではないけどある意味衝撃を受けたのが

これってこんな鬼畜なドラマでしたっけ?まぁたまたま無料配信されている部分をつまみ食いと、そうとう前に観て忘れちゃってる部分はネットからあらすじを拾い読みしたんですけど、時代を感じるというか、これに夢中になってた頃があったんだっけ?という感想。

いやー、だって、子供時代とかかなりヤバイですよ。兄妹とはいえ、血がつながっていない兄が、隙あらば妹にちょっかい出そうとする。こんな胸クソ系だったかと。義理の妹には2度も車で轢かれ、幼馴染はその妹とヒロインの間でフラフラどっちつかず。記憶喪失のヒロインは兄を命の恩人と思って一生をささげようとすらする。はぁ?

まぁこの兄が微妙でして、カッコイイと思う人にはカッコイイでしょうから、そうなるとイケメン二人の間で揺れるヒロインの物語となり、ロマンスをかき立てられるのかも。

今の時代の韓国ドラマはずいぶんマイルドになったもんだと思った作品でございました。 

 

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「愛の不時着」ですが、韓国人の同僚(男子)に、「今年1番良かった」と話を振ってみたところ、「あー、ぼくんちテレビないから」と軽くいなされました。テレビじゃないのよ。男子にとって韓国ドラマ(恋愛モノ)ってそんなもんですね。別件で、私がハマってるyoutubeチャンネルでは2人の男子が「映画」として「こんなの流行ったみたいですね、僕たち興味ないけど」みたいな紹介をしてて、これまたガックリ。映画じゃないのよ。

【映画】シークレット・ミッション と チーズ・イン・ザ・トラップ

この2つをまとめてレビューという暴挙に出ようと思います。

 

シークレット・ミッション

主役のキム・スヒョンがこの映画で定番としていた「緑のジャージ姿」で「愛の不時着」にカメオ出演したことが有名。

イケメン3人のアクションが中心で正直楽しめはしなかったけど、人気絶頂のアイドルを集めてアクションさせて映画を1本仕立てる、という手法は、そのアイドルにハマリにハマっている世代にはウケルし、私にもそういう時代はあったから否定はしない。

最後、映画の視点が変わるところが良かった。ネタバレなので書けないけど、あ、本当の主役は、実はこっち!?みたいな。

その観点から言うと、同じく映画の「悲しみよりもっと悲しい物語」の方がスゴイんだけど。

 

チーズ・イン・ザ・トラップ

話題にはなったがすこぶる評判が悪いのを承知で観ました。人気漫画が原作で、ドラマはそこそこヒットした。でも映画版は…

キャストはパク・ヘジン以外、ほぼ総入れ替え。そりゃファンは怒るよね。そもそも作る意味あんのか!?みたいな。

2時間の映画にすること自体が無理だし、事前の知識なしに見た私にゃ、プロットがぜんぜんわからない。

それでも実は結構良かったんですよ。

ちょっと暗め気分だったから、環境音楽レベルで、感情が左右されない映像をだらだら流していたかったんですよ。

プロットも、わからなくていいやぐらいな気持ちで見てましたし。

わからないなりにわかった内容

・主人公は平凡な女子。真面目に大学に通っている。

・イケメンの彼に告白されて、一応付き合い始めるものの

・かつて自分を嫌っていたようだった彼がなぜ優しくなったのかわからない

・なぜ自分と付き合うのかわからない

・クールで全く感情が見えない。

それが謎解きミステリーみたいな感じで、2時間飽きずに見てました。

パク・ヘジンは押しも押されぬイケメンかもしれないけど私には苦手なタイプで、でもこの映画のパク・ヘジンはすごく良いです。

ヒロインのオ・ヨンソさんは初めて観ましたが、すごく可愛い。ぜんぜん平凡じゃないけど、まぁそこはドラマですしね。

ドラマ版はキム・ゴウンちゃんが演じています。彼女は綺麗なだけじゃないちょっとクセのある女優さんですし(ドラマ版には良かったでしょうが)、この「環境音楽」みたいな映画版には向かない気がする。

 

というわけで、実は「チーズ・イン・ザ・トラップ」が結構良かった、という話でした。

 

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クラスで一番人気の彼がなんで目立たない私を好きなの~?みたいなのは、永遠のテッパンネタだということが良くわかりました。

 

 

いとしのソヨン(2回目)-なぜか勉強がしたくなるドラマ-

50話もある「いとしのソヨン」を2度も見る人いるんですかね。

あ、ここにいますね。

 

ただいま絶賛断捨離中でして、まぁ理由は割愛しますが、必要に迫られてかなり本気でやってます。ただし時間的にはかなり余裕があり、ちまちまとフリマサイトに出品したり、粗大ごみの申し込みをしたり(1ヶ月ぐらいかかるのよこれが)。

 

で発見したDVD、「いとしのソヨン」。整理の手を止めて見始めるという、もっともやってはいけないことしましたー。海賊版だから売るに売れないんだよなー。昔のだから配信もしてないだろうし捨てるには惜しい!

 

見たのは2年前。転職する直前でした。今回改めてよいドラマだなと思った…というか不思議な物理的作用のあるドラマだなと。

村上春樹氏が、物理的作用のある小説が好きだとどこかで書いていたと記憶しているのですが、それがどういうことを指すのかというと、「春樹さんの小説を読んで無性にビールが飲みたくなり、買いに走った」とかそういうことです。

 

前回、「いとしのソヨン」を見て転職してしまい、今回はなぜだか無性に勉強がしたくなりました。そして実際、毎日2~3時間の勉強時間を確保してコツコツやりました(今はソヨン効果が薄れ気味ですが、一応続けてます)。

 

ソヨンはすぐに借金をこしらえちゃうダメ父を持ち、資産と呼べるものは持ち前の頭の良さとプライドと忍耐強さしかありません。

見ているうちにそれらが伝染するんですよ。

 

あとは今回改めて注目したのが、ホジョン。彼女はソヨンの弟サンウにぞっこんで、ストーカーそのものです。ドラマ初盤ではほんとうにウザくて嫌なキャラでした。

以前の記事に書きましたが、ホジョンは天使のようなハートの持ち主です。計算された駆け引きなんぞできるわけもなく、どちらかというと変わった子とバカにされてしまうタイプです。

そんな彼女、お人よし丸出しで、恋敵とサンウの仲を取り持つ羽目となり、サンウを呼び出します。ところが恋敵が仕事でどうしても抜けられず、ホジョンがサンウ会いたさに嘘をついて呼び出したような形になってしまいます。

当然サンウは激怒。ホジョンはその権幕に、スマホを握りながらブルブル震えますが、それでも恋敵との約束なので真実を言いません。この辺りが物語の中盤の転換点で、主役のソヨンを食うほどのキャラとなります。

 

ついでで申し訳ないのですが恋敵となるミギョンについて述べると、男勝りなキャラという設定ですが、すごく可愛いし乙女だし、もっと本当にボーイッシュな女優さんを起用した方が良かったんじゃないかと思いました。

 

あと、今回どうにも目についたのが女性陣のヒールの高さ。キャリアウーマンであるソヨン、社長秘書の女性、それぞれ7cmはあろうかと思われるヒールで雪道を走らされたりするんですよ。いくら女優さんとはいえ、キャリアウーマンの設定にそのヒールは不必要だし、見ていて怪我しないかハラハラしました。女優さんの労働組合とかないのかな(ないだろうな)。

 

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というわけで、取りとめもないですが2度目の感想でした。

 

刑務所のルールブック ☆☆☆☆☆☆☆

前回、「マイ・ディア・ミスター」を見て、そうか、ラブコメもいいけど人情モノも相当いいなと目覚めた私。ならばと選んだのがこの作品。

 

しかし見始めてすぐ気づきました。これ、かなりコメディーじゃん。しかもラブもたっぷり。

 

全16話で、1話が1時間40分あるのでさすがに1.3倍速で見てしまいましたが、つまらないから飛ばし見したのでは決してありません。まぁ確かにテンポが良いとは言えない。例えて言うならば、予定調和的な水戸黄門スタイルっぽい面があります。ここでこういうボケがあって、型通りのリアクションがあって、みたいな。ドリフターズ的とも言っていいかも。それに慣れるまでは、新学期の教室みたいなもどかしさがありますが、慣れてくると、高校時代、クラスの仲良しと一緒にいるような安心感。

 

すみません、何がなんだかわからないレビューですよね…

 

ざっくり出だしを。

 

プロ野球のキム・ジェヒョク選手は脂の乗った最盛期を迎えており、メジャーへの移籍も決まっていました。しかし状況は一転。妹を襲った暴漢を追いかけて殴ったのは仕方ないとして、打ちどころの悪かった暴漢は植物状態になってしまいます。裁判では過剰防衛と見なされ、執行猶予がつかずに、なんと1年間服役することに…

 

刑務所で出会う、ひと癖もふた癖もある受刑者たち。妬む者もゴロゴロいる。練習などできるはずもなく、いや、それどころか常に狙われて怪我が絶えない。さて、彼は1年間を乗り切ることができるのでしょうか。

 

ジェヒョクは押しも押されぬセレブですが、実は不器用で素朴な人情派。そんな彼には少しずつ、でも確実に味方が増えていきます。6人部屋の面々はおもしろキャラ揃い。移送でメンバー入れ替えがある度に、卒業式みたいに寂しくなってしまいました。そして彼自身が出所する最終回は、もう涙、涙。このまま刑務所にいたらいいとすら思ってしまった。

 

ヤクザのミンチョルも、詐欺師のカイストも、10憶ウォン横領犯のパクサも、ジャブ中のハニャンも、傷害致死罪のユ・ジョンウ大尉(チョン・ヘインですよ!)も、みんなそれぞれに物語があって、ほんと、みんな大好き。

特にハニャンとジョンウの絡みが最高!

 

刑務官もホント良いキャラ揃い。ペン部長の口癖は私にも移った!

あー、そしてそして、ジェヒョクの親友でもあり、刑務官のジュノ。もうジュノさま最高でした。どこかで見かけたような気がして調べたら、「愛の不時着」にも出てたとは!

 

脚本がすごくいいんですよね。どう知恵を絞ってもどうにもならないピンチがいくつも訪れ、そこは韓国ドラマの魔法で解決するんですが、あぁ、その手があったか!と。伏線があっても気づかない。

 

OSTのBravo, My Lifeを聞きながら書いてますが、最後あんな風なアレンジであんな風に流れたら、もう涙止まらないですね。

 

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終わり方も映画みたいで良かったな…

 

 

マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~ ☆☆☆☆☆☆☆

文句なしに☆7つのドラマに出会いました♪

 

タイトルがタイトルなだけに全く食指が伸びなかったこのドラマ、AbemaTVで他に面白そうなのがなかったので(失礼!)何となく見始めました。

 

ネタバレせずにあらすじを伝えるのが難しい…

母親の残した借金を必死で返済する少女(にしか見えないけど、確か21歳の設定)が強くたくましくサバイバルする中、派遣先の上司とのふれあいの中で人間らしさを学んでいく物語…

 

あー、なんて陳腐な表現!そんな道徳の授業みたいな話じゃないんですっ!

 

アプローチの仕方を変えてみます。

事前にざっと目を通した複数のブログで触れられていたこと

  1. 最初の3話はけっこう悲惨なのでキツイが、ぜひそれを乗り越えて見続けてほしい
  2. 悪い人は出てこない(借金取りを含めて)
  3. 「おじさん」の兄と弟が最初すごく印象が悪くてイライラしたが、最後はこの兄弟に泣かされた

さて、結果はというと、

  1. △ 確かに最初の3話が特に悲惨だが、その後も「おじさん」が情けなさ過ぎるのが辛い。9話を超えたあたりでようやくホッとできた
  2. 〇 借金取りは、先日視聴したばかりの「ここに来てだきしめて」で主役を張ってたチャン・ギヨン。こういうキレッキレの脇役の方が合ってるかもしれない。
  3. ◎ 特に兄!2回ぐらいタオル抱えて号泣させられた

 

という感じで、百聞は一見に如かず、ぜひ見てください!

ちなみにですが、私が見たのは1話45分に編集されたものだと思います。おそらくカットせず、45分のところで切って次回に先送りするバージョン(?)。終わり方が毎回変だった。

全30話でしたが、オリジナルは全20話ぐらいかと。上記の「〇話」というのは私が見たバージョンでのくくりです。

 

「おじさん」についてご説明すると、ビルの構造エンジニアをしています。違法な改築がなされていないかとか、耐震性とか、経年劣化を調査する専門エンジニアです。

元々は花形部門である設計チームのエースでしたが、社長と折り合いが合わず左遷。社長は大学の後輩なんです。で、「おじさん」はというと部長止まり。仕事は優秀だし、クライアントの思惑と反しても正確な診断を下す、まっとうな人物なのですが、野心家の社長との関係がそんなんだから会社の居心地はサイアクで、パワハラのターゲット。兄と弟は超がつくダメ男なため、実家の期待、ひいては地元仲間の期待を一手に背負ってしまっています。冴えない部長職ですが(自分のためではなく、周囲のために)手放せない。

実は社長は「おじさん」の妻に恋しています。彼女を奪いたいばかりに、彼をいろんなで罠で追い詰めてくるのです。

 

悪い人は出てこない、の項目に◎を付けられないのはこの社長と取り巻きのせいです。最初は奥さんも有り得ない嫌なやつと思っていましたが、中盤で奥さんの気持ちがすっごくわかってしまった…

一人一人はみんないい人なのに、うまくいかないことってあるよね…

 

少女のサバイバルがいい。たった一人で、普通ならくじけてしまいそうな境遇を、知恵と勇気と瞬発力で生き延びる。今思い出しても時々涙が出そうになります。 

 

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基本的にラブコメにしか興味がない私ですが、ヒューマンドラマも敬遠せずにターゲットに入れていこうと思う今日この頃でした。

 

 

ここに来て抱きしめて ☆☆☆☆

チャン・ギヨン初主演作、ヒロインのチン・ギジュさんも(私は)脇役しか見たことがなかった、そんな先入観のせいか、どことなく脇役のベテランさんたちにいいとこ持ってかれた感もなくはない、そんな作品。

 

まぁサイコパスなおとーちゃんの演技は文句なしにすごかったし、他人ながらも子供に愛情をそそぐオンマや、そんな彼女の姿に人生観を覆され、彼女を蔭で支えるチーム長、これは設定からしていいとこ持ってかれても仕方ない。

 

そんな中で、制服姿のチャン・ギヨンはくらくらするほどカッコよかったですねぇ。その後の私服はちょっと見劣りがしてしまいました(比較として)。

 

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ストーリーは、おとーちゃんがサイコパスでして、人を殺めることに何の罪悪感もないのです。現在服役中。息子が二人いるのですが、お兄ちゃんの方は悪党で手がつけられない。弟は対照的でして、常に他人を優先(腹刺されてても)。そしてめちゃくちゃ勉強ができる。のち警察官になります。警察学校では柔道を極め、見た目もかっこいい。どうしてあの親からこんないい子ができたかと思うほどです。

 

ところがですよ、おとーちゃんとしては、サイコパスな自分の血を引き継いでいるのは弟の方だと思っているのです。兄はただのチンピラだと。

そして弟自身も、父親の病んだ血筋が自分に受け継がれているのではないかと悩み続ける。そんな彼が追い詰められ、一線を超えそうになるのを阻止するのが幼馴染でもある彼女。実はサイコパスとーちゃんに両親を殺された被害者の娘でもあります。

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かなりおどろおどろしい内容ではありますが、殺人のシーンなどは上手に省いてあって、それほど嫌な気分にならずに見ることができました。前半のストーリー展開が良くて☆6つぐらいかなと期待したのですが、後半は割と冗漫で、いやそれ有り得ないでしょう、みたいな細かい上げ足取りに気を取られてしまったため、☆は4つとしました。

両親が殺された家(めちゃくちゃ広くて、田舎の山の上にあり、警備は無理)に彼女が住み続け、サイコパスに狙われるとわかっていても引っ越さないあたりとか。

命を狙われる可能性のある人たちがとにかく不注意なのよ。妹にしてもおかーちゃんにしても。それで警察官は実質3人でしょ。あっさり殺られても仕方ない。でも間一髪で助かったりとか。

 

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ま、文句言いながらも面白かったです。最後、警察官の美人な同僚と、チン・ギジュの兄である検察官との間に何かが芽生えるのかな。

 

 

空から降る一億の星 ☆☆☆☆☆

TVで2話ずつ放映していたのを見ました。1話目と、あと、途中ちょこちょことしか見れなかった回が2話ありましたが、感想書きます。

 

いきなりですが、ネタばれ

 

 

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いや~、久々のバッドエンドにびっくり。ひと昔前の韓流ドラマならいざ知らず、近年のものはどんな手を使ってでもハッピーエンドまとめあげるのがザ・韓流だと思ってましたので。

 

でもまぁこのドラマは最終的に二人が結ばれるのかどうかよりも、既に固い絆で結ばれた二人がどう過去と向き合うのか、というところが最終的な結論だったのだと思えば、このエンディングもありなのかなと。

 

個人的には既に絆の固い主役の二人より、お兄さん(オッパァ)とタクさんのミドルエイジドカップルの行く末を見たかったなぁ。

 

しかし何と言っても一番は、ソ・イングクの目の演技。もうすごいのなんのって。演技じゃなく、天然でああいう目をしているのを上手くドラマに馴染ませた感じでしょうね。やろうと思ってできるもんでもないでしょう。

 

日本版からのリメイクらしく、オリジナルはキムタクが演じたとか。別に見たくないや。オッパァが明石家さんま…キム・ムヨンはソ・イングクしか考えられないし、オッパァはパク・ソンウンさんしか考えられん。

 

ソ・イングクって、ショッピング王ルイの時は、(記憶喪失のせいで)ちょっとアタマのネジが緩んでいるようにしか見えない財閥子息役は本当にアタマのネジが緩んでいるようにしか見えなかったし、主君の太陽のボディーガード役の時は、キレッキレの冴えた黒服にしか見えなくて、同一人物かどうか疑いたくなるほどだった。

このドラマでは、最初の頃は世を捨てたキレッキレキャラなのに、ジンガンと出会ってデレデレに目が変わるんですよ。

 

ストーリー的にも面白かったけど、え、そこで刺しちゃう?殺しちゃう?ってどんどんスプラッタ系に傾いてしまって、私としてはもうちょっと精神科医の先生の本と絡めた内面的な展開にして欲しかったかなと。 

 

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☆は5つにします。オッパァとタクさんのラブラインが見れてたとしたら文句なく☆6つなんですが。